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4/24~26 中京スポーツ杯(FⅡ)より

 こんにちは。実況の立野純です。

 

                   

 

 今節が始まる前の週、 仕事でグリーンドーム前橋へ行ってきました。

 前橋の実況は、実に12年ぶり。そのときは実況デビューの年で、代打として行きました。その後、 旅打ちで2回行きました。前回行ったのは、3年ほど前のFⅡ戦だったと思います(私の旅打ちは、FⅡがメインで、FⅡがなければFⅠ)。

 

 ドームの横にある前橋公園の桜。

 

             

 

 四日市と比べたら、まだまだ色づいていましたよ。

 

             

 

 来月には全プロ記念が行われます。もちろん、四日市競輪場でも場外発売を実施!

 

             

 

 場内のお気に入りは『鳥めし』

 

               

 

 ご飯が見えないくらい、鳥肉がぎっしり!

 

               

 

 今回は、ミッドナイト競輪の仕事へ。時間はこんな感じ。 最終レースの発走は23:17。「普段ですか?寝てますね」という選手も結構いました(笑)。

 

               

 

 今開催には、四日市をホームバンクとする、 若松孝之選手(96期・A2)が出走。

 

               

 

 前検日には、こんな話をしてくれました。

 「最近、初日がどうもよくないですね…。中間の練習は、普段通りにできました。練習仲間には、 浅井先輩や柴崎兄弟がいますが、先輩からは『何で勝てへんねや?』と言われています(苦笑)」

 「自分の持ち味は、ダッシュを活かしたカマシですが、 練習では地脚だと思っています(笑)。前橋は初めてですが、ドームは風もないので、走りやすいイメージがあります。夜は、 遅い方なので大丈夫。決勝に勝ち上がれるよう、頑張ります!」

 

 2日間の成績は、4・1着。

 予選は4着でしたが、6番手から捲ったときは「あっ!捲り切ったかな!?」 と思わせるスピード。解説の記者さんからも「行ったかなと思いましたけどね」という話も出ていました。

 2日目は、初日のうっ憤晴らしと言わんばかりのカマシ先行。そのまま逃げ切って、 夜10時前に1着!全国のファンにアピールしました!今後、ますますの活躍にご期待ください。

 

 

 

 

 さて、四日市競輪は、新年度2節目。4月24日(火)~26日(木) の日程で、『中京スポーツ杯』(FⅡ)が行われました。四日市でのFⅡ戦は、 1か月半ぶり。今開催は、若手はもちろん、ベテラン勢の活躍も目立った3日間でしたよ。

 

 今回は、都合により前検日に検車場へ行けなかったため、 ここでは目に止まった選手をリポートさせていただきます。

 

 

 まずは、善利裕生選手(滋賀・82期)です。

 

             

 

 決まり手は『逃:3 捲:5 差:0 ク:0 BK:7』。 型にハマったときのカマシ、捲りは正に痛烈。近況は80点台半ばにとどまっていますが、 S級で勝ち負けしてもおかしくない力を秘めています。

 今期予選の成績を見ると、3月松阪で1着(バック7番手からの捲り)を取っていますが、その後は8・ 3・5・4着。「調子は悪くないけど、成績がよくない」というコメントも出ていましたが、本来の実力からすると、今一歩の印象。

 今シリーズ予選は、10レース。いわゆる、“予選のメイン”に組まれました。相手は、 優勝候補の猪俣康一選手(愛知・99期)。

 

             

                   (猪俣康一選手)

 

 その10レース予選。善利選手は前を取り、ジャン過ぎからそのまま先行!一方の猪俣選手は、 中団で別線にフタをされながらも、ホームから巻き返しに。両選手の援軍は離れ、1コーナー過ぎからは善利選手と猪俣選手の長いモガキ合いに! 最終的には猪俣選手が捲り切って1着とはなりましたが、善利選手の気配の良さも目を引きました。

 このレースについて、最終日終了後、善利選手に話を伺うことができました。

 「仕上がりが良かっただけに、悔しいですね。 あんなに後ろが離れているとは、全然分かりませんでした。後ろに入れば…(2着はあった)。バックミラーを付けておけばよかったですね(笑) 」

 

 2日目以降は敗者戦回りとなりましたが、2日目選抜戦では、人気を分け合った房州輝也選手(福島・ 91期)を11秒5で、正にひと捲りの1着!3日目特選は、またしても猪俣選手との対戦。 捲られはしましたが、2コーナーで新村真選手(岡山・87期)を捲り切って、そのまま2着に粘り込む好内容。

 

 「久々に3日間、いい感じで走れました」

 競輪場を後にするとき、こう話していました。

 年齢的には中堅とも言える善利選手ですが、若手を跳ね返すパンチ力は健在!特選スタート、 さらにS級復帰へ向けて、奮起を期待したい一車です。

 

 

 

 

 そして、熊本からこの2選手を。

 

             

 

 写真は、初日終了後に、記者さんからの取材を受けている佐方良行選手(熊本・ 97期)。写真右は、中山敬太郎選手(熊本・100期) 両選手ともに、四日市は今回が初出走です。

 

 写真左の佐方選手は、 97期最速で2班特進を決めたパワーレーサー。

 

             

 

 おととし4月に2班特進後、1・2班戦3場所目の大垣で早くも優勝。が、 一方で落車によるケガで出世が遅れた面もありました。1・2班戦に上がった直後の地元戦では落車して骨折。9月豊橋でも落車して、 その年を棒に振ることに。順調ならば、今頃S級を走っていたことでしょう。

 昨年は優勝3回決めて、今期にようやく1班昇班。今期3節目の和歌山から、 初日特選スタートに定着しています。

 

 決まり手は『逃:5 捲:4 差:0 ク:0 BK:11』。 脚質については、「地脚:ダッシュ=8:2くらいですかね」という地脚系。先行主体ですが、 捲りに回っても強さを発揮している印象。「今は、上(S級)を意識して走っています」と、力を出し切る競走を続けています。

 

 今シリーズは、初日特選、準決勝ともに押さえ先行で1着、2着。3分戦となった決勝では、 ライン2車でも果敢に攻めて、辻中国宏選手(東京・98期)を早めに叩き切りました。

 

 身長は168センチと、競輪選手の中では小柄な部類かもしれませんが、レースっぷりからか、 数字以上に大きく見えます。元警察官という経歴も持っている佐方選手。が、 そうとは思えないユニークさも備えています。早くS級戦で、全国区の活躍を見せてほしいですね。

 

 

 

 一方、写真右の中山選手は、183センチ、 96キロの大柄レーサー。検車場でも、よく目立ちます!

 決まり手は『逃:9 捲:11 差:0 ク:0 BK:11』。 先行と捲りが半々ずつ付いていますが、まさにそんな感じの走り。

 「地脚です。レースでは、 行けるタイミングのときに仕掛けるようにしています。基本は先行ですが、無理にこだわってはいません」

 

 成績を見ると、1着ラッシュ。この四日市に入るまでは、すでに9回優勝しています。 「なぜ特進してないの?」と思われる成績ですが、本人曰く、「決勝になると2着が多い。脚がないです…」と。 全然脚がないようには見えないですけどね。

 今シリーズは、そんな言葉を打ち消すような完全V!予選はカマシ先行。 準決勝は11秒3の豪快な捲り!決勝も、5番手からの力強い捲りを決めて、別戦をねじ伏せました!

 

 これで、2場所続けて完全V。6月西武園の、 レインボーカップファイナルへの出走も決まっていますが、その前に2班特進を!そんな期待が高まります。

 

 

 

 

 さて、次節のナイターは1か月先。5月24日 (木)が初日のFⅡ戦。ナイター観戦にはもってこいの季節に入っていることでしょう。ぜひ本場で、 生のレースをお楽しみください!

 

                   


4/3~6 桜霞杯(FⅠ)、およびサイクルフェスタの様子

 こんにちは。実況の立野純です。

 

                   

 

 今開催が始まる約2週間前の3月20日(火・祝)、 四日市競輪場では『よっかいちサイクルフェスタ』というイベントが行われました。今開催リポートの前に、 ここではそのイベントの様子をご紹介します。

 

 当日はまさに快晴!これが何よりでした!

 開門は10時でしたが、その開門前から『マイ自転車』を手にしてきたお客様が多数。それもそのはず。 バンクを、自分の自転車で走行できるのですから。

 

             

 

 自転車持ち込みでない方には、自転車とヘルメットをレンタル。午前と午後合わせて3時間、 バンクを解放しましたが、時間が足らないと思わせるほど、多くの方が試乗されました。

 

 バンクの内側では、各メーカーのニューモデルの展示も。

 

             

 

             

 

 一番盛り上がったのが、オール三重の選手による、『競輪エキシビジョンレース』。

 メンバーはご覧の通り。

 

           

 

 さて、並びは…。

 

             

 

 控室にて、作戦会議?

 

             

 

 坂元(左)「僕が、ひと捲り決めますから、杉野さん付いて下さいよ」

 杉野(右)「先輩を立てて、最後はタレろよ」

 

             

 

 柴崎淳(左)「じゃあ、そこを僕が捲り追い込んで、杉野さんの夢を砕きますよ」

 

             

 

 太田「ルンルン♪」

 

 ※注:セリフは全て、イメージです(笑)

 

 レースの前には、単勝(1着)当てクイズを実施。

 

             

 

 その結果、1番人気は柴崎淳選手に。 四日市記念V2の脚が買われたのでしょうか。

 

 レース前には、1番車で出走する片岡浩也選手による、競輪解説が。「今日初めて競輪を見ます」 というお客様も、大勢いらっしゃいましたからね。

 

             

 

 正午と同時に、選手入場!各選手に、意気込みを訊きました。

 

             

 

             

 

 なお、先頭誘導員は、藪本誠選手です。

 

               

 

 金網の外はもちろん、バンク内からも多くのお客様が見守る中、号砲が鳴ってスタート。

 周回は前から、

 ⑦柴崎淳-⑥柴崎俊光-③田島浩二、⑧坂口晃輔-④太田雅之-①片岡浩也、⑨伊藤裕貴-⑤坂元洋行- ②杉野哲也

 と並んでの3分戦。

 

 後ろ攻めの⑨伊藤選手がジャン前からの押さえ先行。 2コーナー中団から⑧坂口選手が捲っていきましたが、勢いは後ろ。バック7番手から捲り追い込んだ⑦柴崎淳選手が、 見事期待に応えてのVゴール!2着は接戦でしたが、マークの⑥柴崎俊光選手。 ⑨伊藤選手の番手から抜けた⑤坂元選手が3着でした。

 

 柴崎淳選手の優勝インタビュー。

 

             

 

 「7番手でも届く自信はありました。人気に応えられてよかったです!」

 

 

 バンクではこの後すぐに、『競輪選手とのハンデキャップレース』 が。

 残念ながら、私は実況で写真が撮れなかったのですが、プロ顔負けの早いお客様の姿も! お客様が1コーナーに差し掛かったらプロがスタート…だいたいこんな感じのハンデでしたが、プロにとっては、結構厳しいハンデでしたよ。

 

 その他、バンク内では、午前の午後の2回に分けて、『サイクルタイムトライアル』 も実施されました。

 

             

 

 ピスト型専用マシンで、200メートルを全速でひたすらもがく、もがく、もがく!

 

             

 

 バンクの外でも、ご家族で楽しんでいただけるスポットが一杯。

 

 『わんわん動物園』

 

             

 

『ふわふわバルーンハウス』

 

             

 

『四日市市楠町焼きはまぐりのチャリティーサービス』

 

             

 

『ご当地B級グルメ』

 

             

 

 また、四日市市道路管理課交通安全係の協力による、 自転車交通安全教室も実施されました。

 

 イベントの最後には、『プレミアム抽選会』が。目玉景品には、 クロスバイクが用意されました。

 

             

 

 当日は、場外発売も行われていましたので、普段から競輪を楽しまれている方にも、 初めて競輪場に足を運ばれた方にも楽しんでいただいた一日となりました。

 四日市競輪場は、記念を除けばオールナイター開催。このイベントで少しでも競輪に、 また自転車に興味を持っていただければ、今度は仲間を誘ってナイター競輪観戦に、ぜひお越しください!

 

 

 

 

 さて、年度も改まり最初のナイター開催を迎えた四日市競輪場。今年度の初戦は 『桜霞杯 中日スポーツ賞』(FⅠ)。当初は3日(火)~5日(木)の予定でしたが、3日が全国的に、台風並みの強風に。 1レースの選手紹介が1周のみで実施されましたが、公正安全なレースができないと判断され、 1日順延となり、改めて4日(水)を初日として行われました。

 

 ここでは、今節出走した選手の中から、3選手をピックアップしてお届けします。

 

 

 まずは、菊地圭尚選手(北海道・89期)です。

 

             

 

 四日市は、サマーナイトフェスティバル以来、2回目の出走。ですので、FⅠは意外にも初出走です。

 いっとき、点数を下げていたこともありましたが、近況は成績も安定。先般の熊本ダービーでは、 鋭い追い込み、好位からの捲りで、シリーズ2勝を挙げて、存在感をアピールした印象です。

 「もう2年くらい前になるんですけど、自力で走ったり、人の後ろを走ったりしているときに、 なかなか自力が出せなくなってきたと言うか…。自分の中でも、すごい迷いが出てきたんです」

 「だったら、『もう変えちゃえ!』って思って。 自在性を含めた走りに変えて、良くなってきましたね。走りに幅が出てきました。先行ありきの自在? そうですね。1周くらいなら。とにかく、位置取りは重視しています。最低でも中団」

 

 直前の名古屋記念では、決勝進出も果たしていました。

 「前回は、勝手に体が動いた感じでした。あまり考えることはやめよう、と思って。考えても、 いいことないですからね(苦笑)。そのレースの流れに応じて、自分の体が動くままに走っています」

 

 今シリーズは捲り連発の2連勝で決勝進出。決勝はジャンからの突っ張り先行! ホーム過ぎに上野真吾選手(神奈川・93期)にカマされましたが、番手の新田康仁選手(静岡・74期)を最後には捌き切って、追い込み2着。 1年ぶりの優勝には至りませんでしたが、大いに魅せてくれました。

 

 今年は6月に、地元函館で高松宮記念杯(GⅠ)が開催されます。

 「今年は地元で高松宮記念杯があるので、 それに向けて気持ちを上げていっている段階です。とにかく一戦一戦を大事にしていきたい」

 GⅠ優勝へ向けて、今年は目の離せない一人になりそうです。

 

 

 

 

 続いては、上野真吾選手(神奈川・93期)をピックアップ。

 

             

 

 おととし後期にはA級降級も経験。昨年1月にS級復帰を果たしましたが、決勝進出は散発的。しかし、 昨年12月末の千葉以降、FⅠ戦ではオール決勝進出!競走得点も上がってきました。

 直前和歌山の準決勝では、叩かれながらも番手に飛びつき、競り勝って差し切るという芸当も!

 「叩かれても凌いだ?いや、本当は叩かれないようにしなきゃいけないんですけど(苦笑)。 引けないと思って、たまたまうまくいっただけ。恵まれただけです」

 

 三重県には、今回が初参戦。改めて、持ち味を教えてもらいました。

 「僕は先行選手なので、先行してナンボです! ダッシュはないので、カマシは合ってない。押さえて、早めに出切った方が、 いい結果につながっていると思います」

 あくまで、主戦法は押さえ先行です。

 

 その言葉通り、予選、準決勝ともに押さえ先行。予選は「思ったほどの掛かりじゃなかった」 という4着で、辛くもクリアしましたが、準決勝は、大本命の永井清史選手(岐阜・88期)-志智俊夫選手(岐阜・70期)を破っての2着! これでFⅠ戦は、6場所連続決勝進出となりました。

 

 「力が付いてきた?いや、まだまだ脚はありません。なので、一歩ずつ力を付けていきたい」

 2月岸和田決勝は、実に惜しい2着でした。S級初Vは、時間の問題でしょう。

 

 

 

 

 では最後にA級から。上垣光永選手(京都・93期)です。

 

             

 

 昨年前期には、一度3班降班も経験しましたが、後期には1班に昇班。 今期は2班のため予選回りにはなっていますが、その予選では安定した成績。前々回松阪では、嬉しい1・ 2班戦初優勝も決めていました。このときは、雄たけびを挙げるほど、嬉しさを体全体で表していました。

 さっそく「松阪の優勝、おめでとう」と声をかけると…

 「ありがとうございます。あのときは西谷(岳文)さんがS級優勝で、 京都でダブル優勝できたので、帰ってから優勝祝いに焼き肉に行きました」と!

 

 しかし、「でも、前回豊橋ではやっちゃいましたよ…」と、優勝気分はどこへやらのトーンダウン(1・ 5・1着)。

 「豊橋では、めっちゃ重たかったです。『決勝に乗りたい!』って思ったら、 レースがちっちゃくなりましたね…。欲が出たのはいいんですけど、 もっとデカいレースをしないといけません!」

 

 とにかく、反省の弁が多かった前検日。今シリーズは、予選のメインと呼ばれる5レースからの始動。 その予選では、中団捲りで2車単260円の人気に応えましたが、正念場の準決勝では6着敗退。捲って一旦はアタマに立ちましたが、 その上をさらに捲られました。

 レース後には「どうも準決勝がダメですねぇ…」と、肩を落とす姿も。

 

 「まだまだ練習が足らんと思います。帰ったら、もっともっと練習します!」

 S級については、「かなり意識しています」という上垣選手。 赤のパンツは、もう手の届くところまで来ています。

 

 

 

 新年度の開幕戦も終了しました。今月は下旬に、もう一節開催があります。24日(火)~26(木) の3日間に渡るFⅡ戦。ナイター観戦には心地いい季節になってきます。ぜひ本場でお楽しみください!

 

                   


3/5~7 中京スポーツ杯(FⅡ)より

 こんにちは。実況の立野純です。

 

                   

 

 今シーズンの冬季ナイターは、前回の開催で終了。熊本ダービーを挟んで今開催となったのですが、 月をまたいだだけで、随分暖かくなりました。選手紹介で使用されていたウオームスーツもなくなり、私の上着も真冬用ではなくなりました。 ただ代わって、花粉症が辛い季節にも…(選手からも「花粉症なんですよ…」という声がチラホラ。私も昨年、花粉症デビューしてしまいました… )。

 

 今回の前検日は、ダービー最終日の場外発売

 

 普段の検車場は…

 

             

 

 検車を終えた選手は、バンク練習に出たり、ローラーに乗ったりという感じですが、 熊本のレースになると…

 

             

 

 真剣な眼差しでレース観戦。

 

 自分の競走はもちろん大切ですが、人のレースを見るのも大事。こういうシーンを見ると、 そう感じますね。ちなみに選手からはこんな声もよく聞きます。

 「ナイターは、見ている選手も多いから、恥ずかしい競走はできないよ」

 選手宿舎でナイターを見ている選手は、結構多いそうです。見るのも勉強なんですね。

 

 

 

 

 さて、春シーズンを迎えて最初のナイター、中京スポーツ杯(FⅡ) が、3月5日(月)~7日(水)の日程で行われました。

 

 ここでは、今節出場選手の中から、3選手をピックアップしてお届けしましょう。

 

 

 まずは、1・2班戦から。安藤優企選手(岩手・81期)です。

 

             

 

 昨年末から今年にかけて、優勝2回。ただ、本来の実力からすれば当然と言える数字かもしれません。

 決まり手を見ると、直近12場所で捲り10回!データからも、 強烈な捲りというイメージが強い選手ですが…、

 「そうですね。でも、それ(捲り)は、 最後の切り札にしたいですね、もう今は」

 …と。

 「何でもやっていきたいですね。位置を取ったり、 番手に行ったり、もちろん先行も含めて何でも。相手に『何をしてくるんだろう?』と思わせることができれば、 自分が有利にレースを運ぶことができるから」

 

 2月の伊東で優勝したときは、先手ラインの番手を取ってのものでした。

 「でもあれは、競った訳じゃなくて、ツキだけでした。ただ、『番手』と宣言した以上は、 やらなくちゃいけないので、結果が出てホッとしました。そういう最低限の脚は作って走っています」

 

             

 

 今節も、もちろん優勝候補の一人に挙げられていた安藤選手。ただ今シリーズはブレーキに…。 初日特選、準決勝ともに、正攻法から後ろまで引いての勝負でしたが、捲り不発で勝ち上がりとはなりませんでした。

 

 「理想とする域?いや、まだ全然!2センチも及んでいません(笑)。やらなきゃいけないことは、 山ほどあります」

 

 冬季移動はここ4、5年はせず、冬季と春季以降とでは、練習メニューを変えているとか。 S級定着を目指して、これからも戦いが続きます。

 

 

 

 

 

 続いては、羽石国臣選手(栃木・93期)をピックアップ。

 

             

 

 スピードスケートから競輪に転向する選手は結構いますが、羽石選手もそのうちの一人。 チャレンジは1年で卒業し、昨年には1班に昇班したものの、今期は2班降班。その今期はまだ2節走ったのみ。1~2月にかけて、 3本の欠場がありました。

 「腰痛がひどくて…。ヘルニアが再発しました。でもしっかりケアしてきました」

 

 決まり手を見ると、バックは付いているものの、逃げの決まり手は消えてしまってゼロに。

 「いや、レースは先行基本です。(腰痛から)復帰戦の前橋では、 3日間とも先行しました。先行していた方が、いろんな展開に対応できますからね」

 一方で、差し、マークにも決まり手が付いています。

 「そうですね。どうしても引けないときや、抜けた強い自力選手がいるときは、 番手に行った方が固いときもあるので、狙って飛び付くこともあります。でも、番手は流れで行く方が多いですね。 4コーナーで内に包まれて仕方がないときは、ヨコへも動きます。でも、基本は先行です!」

 

 前回前橋では連に絡めなかったものの、「日に日に感じはよくなった」という羽石選手。復帰2戦目で、 さらなる上積みが期待されました。しかし、結果は予選6着敗退。押さえ先行策に出ましたが、人気本線のラインに捲られ、 勝ち上がりはなりませんでした。

 「今の成績には納得していません。頑張ります!」

 年齢は37歳ですが、若手に混じっての自力勝負で、上位浮上を狙っていきます。

 

 

 

 

 

 最後にチャレンジ戦から。丹波孝佑選手(大阪・98期)です。

 

             

 

 デビューはおととし7月。デビュー後しばらくは、予選でも苦戦が多く見られましたが、 昨年春ごろからは成績も徐々に上昇。優勝こそ、昨年11月佐世保の1回のみにとどまっていますが、 今節は予選、準決勝ではメイン格の5レースに組まれました。バックや逃げの決まり手を多く付けていますが、本人の中では考え方にやや変化も。

 「前の期までは先行にこだわっていましたが、今はそれほどこだわっていません」

 

 それには、こんなことが…。

 「今期初戦の武雄が、乾(準一)さんと一緒の開催だったんですけど、そこで競輪談義をしました」

 「『押さえ先行で勝てるんだったら、捲りもしろ。最初のうちに、 捲りでも何でもできるようになっておけ』と言われました」

 「でも、基本は先行です。競輪の決まり手って、 先行、捲り、差しの順番じゃないですか。先行の距離って長いですよね。1周半だったり、1周だったり。 捲りなら1周だったり、半周だったり。差しは4コーナーからとか。最初から長い距離をもがかないでおこうと思ったら、 踏むのが捲りや差しの短い距離になって、踏むポイントもなくなる。だから、先行をまず考えて走ります」

 

 まずは先行基本でも、先行一本でなくても柔軟に対応できる…ということを表現してくれました。 引き出しは多く持っておく…ということですね。

 

 今シリーズは、勝ち上がり段階ではバックが付かなかったものの、前々に運んでいた結果、 優位に運んでのこと。予選は3番手、準決勝は番手にハマっての仕掛けで勝ち上がり。決勝は自力型乱立の中での押さえ先行策。 別線と長い距離をもがき合ったため、直線では末脚を欠きましたが、力を出し切る競走を見せました。

 チャレンジはもちろん通過点。上を見据えての競走が、これからも続きます。

 

 

 

 

 さて、平成23年度の四日市競輪も無事終了。来月からは新年度。 新しい生活がスタートするという方も、大勢いらしゃるのではないでしょうか。そんな新年度最初の開催は、4月3日(火) から3日間のFⅠ戦。新年度を飾るにふさわしい、好メンバーによるS級戦です。ぜひ、 来年度もオールナイターの四日市競輪でお楽しみください。

 

                   


2/25~27 日本トーター杯(FⅠ)より

 こんにちは。実況の立野純です。

 

                   

 

 競輪場の特徴は、場所によって様々ですが、四日市で選手からよく聞く言葉は「風」 。伊勢湾に面していることもあって、風がよく吹く競輪場です。冬場はおおむね、 4コーナーから2コーナー方向(夏場は逆)になることが多く、今節出走の先行選手からも、「2コーナーに入ったら、 急に風で脚が重くなって…」という話を耳にしました。

 風は公式発表もありますが、できれば現場で確認したいもの。CS中継でも外が映し出されたときに、 この辺りをご確認いただければと思います。

 

 まず、バンク内の吹き流し

 

             

 

 その隣にある風向計

 

               

 

 バックストレッチの

 

             

 

 そして、明るい時間帯なら、こんなものでも分かります。

 

             

 

 正面スタンドから撮影したのですが、このときは結構強いバック向かい風でした。これが微風だと、 煙もほぼ真上に上がります。

 

 ぜひ注意してご覧になってみてください。

 

 

 

 

 さて、例年12月から2月を『冬季ナイター』 として実施していますが、今季の冬季ナイターも今シリーズがラスト。2月25日(土)~27日(月) の日程で、『日本トーター杯』(FⅠ)が行われました。

 

 ここでは、今節出走した選手の中から3選手をピックアップしてお届けします。

 

 

 

 

 まずは、上原龍選手(長野・95期)です。

 

             

 

 四日市出走は、昨年4月以来2回目。前回の四日市では、 決勝3着の成績を残していました。が、データを調べると、意外や意外、その四日市以降、 決勝進出が全くありませんでした。

 「そうですね…。その四日市の次に走った別府で落車して、骨折してしまいました。 そこからしばらく良くなくて…」

 約2か月半の欠場を余儀なくされ、復帰したのが7月下旬の豊橋。復帰後は、 初日に大きな着を付けてしまう競走が目につきました。が、近況はそれもなくなってきた感じ。

 「最近は、体も動いていい感じで踏めていますね」

 と、手応えも感じつつあるようでした。

 

 ダッシュを効かせたカマシ、捲りに魅力がありますが、

 「今は、意識して長い距離を踏むようにしています。 無理なまでの先行はありませんが、行けるかなと思うところからは仕掛けるようにはしています」。

 と、あくまで先行主体の組み立て。「それが、 近況の成績にも出ています」とのこと。

 「まだ1着が少なくて、2~3着が多いけど、これで1着が段々多くなればいいと思います」

 

             

 

 徐々に感触を掴んできた中参戦した今シリーズ。準決勝では、人気こそ別線の松岡篤哉選手(岐阜・ 97期)に譲りましたが、それを5番手から捲り切っての2着。関東ワンツーを決め、昨年4月四日市以来、 実に10か月ぶりの決勝進出を果たしました!

 

 でも、本来の実力からすれば、これは意外すぎる数字。もっと優勝争いに加わってもいい選手。 今回がいいキッカケになって、上位戦で大暴れしてくれそうな予感がします。

 

 

 

 

 

 もう一人S級から。長島大介選手(栃木・96期)です。

 

             

 

 今期はS級2期目。まだまだ目立った成績はありませんが、その中でもキラリと光るのが、 1月いわき平記念。二次予選では、友定祐己選手を破って3着に逃げ粘り、 初の記念準決勝進出を果たしていました(これについては、「名前が売れた?いえいえ、ちょっ… とだけです(笑)」と謙遜気味でしたが)。

 

 四日市は、今回が初出走。持ち味を尋ねてみると…、

 「持ち味ですか?そんなにないですけど…」と、これまた謙虚(笑)。「地脚?はい、そうですね、 地脚タイプです」。

 

 「S級に上がった前の期は、先行にこだわって走っていました。 バックが欲しくて無理矢理駆けていましたね。でも、それで点数が下がってしまって…。やっぱりS級は違いますね」

 「今期も、基本は先行で走っています。でも、前期のように無理矢理の先行はない。 先行基本に、流れに応じた自力で走っています。 落ち着いて走ろうと思ってやっていたら、成績も少しずつ良くなってきました」

 

             

 

 まだFⅠの準決勝進出が少ない状況ですので、「安定して予選を突破したい」 と語って挑んだ今シリーズ。

 その予選では、谷田泰平選手(岐阜・93期)が先行態勢に入ったところに、 長島選手もホームから果敢に仕掛けてもがき合いに。長い距離を踏み合いましたが、バックで出切って3着に踏ん張り、準決勝進出! 準決勝では9着大敗を喫しましたが、最終日特選では好位から捲って関東ワンツーの2着。2度車券に貢献する走りを披露しました。

 

 これからも力を出し切る競走で、まだまだ伸びてくる素材。引き続き注目してみてください。

 

 

 

 

 

 最後にA級から。和田真久留選手(神奈川・99期)です。

 

             

 

 名前が「まくる」なので、 デビューのころから話題にはなっていましたが、中部地区を走るのは今回が初めて。改めて、自己分析してもらいました。

 「得意なのは、カマシ、捲りです。チャレンジのときは、 そのカマシ、捲りばかりやっていました。勝てる競走、負けない競走をやっていました」

 

 「でも、その流れで走っていたら、この先多分行き詰まると思ったので、上(1・ 2班戦)では押さえ先行で、力を出し切る競走を心がけています」

 「直前の静岡は、予選では逃げ切ることができました。でも、準決勝ではホームで流しているところを (大矢将大選手に)カマされた。その辺りがまだまだ甘い…。反省点ですね。なので、ちゃんと力を出し切れるように走りたい」

 

 今節は3日間とも後ろ攻めからの先行策。 最終日は樋口有樹郎選手(兵庫・98期)と先頭交替のようにもなりましたが、最終的にはホームから主導権。差されはしましたが、 2着にとどまって連絡みを果たしました。

 

 ナショナルチームの男子強化指定選手でもある和田選手。 素質は一級品です。

 「この後3月には、ナショナルチームの合宿があります。まだまだ(本業と競技)、 両立と言える程ではありませんが、どちらも怠らないようにしていきたい」

 先々のオリンピックも含め、将来楽しみな選手です。

 

 

 

 

 さて、冬季ナイターも終了し、次節からはもう春。とは言え、まだ寒い日もあるかと思いますので、 どうぞ暖かくしてお出かけください。次節はダービー明けの3月5日(月)が初日となるFⅡ戦です。引き続き、 四日市ナイターをお楽しみください。

 

                   


2/16~18 ウィンターナイトレースカップ(FⅠ)より

 こんにちは。実況の立野純です。

 

                   

 

 冬は寒いのが当たり前ですが、今年は特に寒いですね。今回のシリーズでは、 初日に少し雪が舞ったときがありましたが、幸いそれは1レースの前。レースには全く影響はありませんでした。

 

 その初日。いつも最終レースの実況を終えた後は、バンクを横切って検車場へ行くのですが、 「間近でバンクを撮影したことなかったような…」とふと思ったので、撮影してみました。

 

 

 ファイティングゲート。ここにマイクを付けたら、 選手の気合いが入った掛け声が聞こえるかもしれませんね。

 

             

 

 捲りが飛んできそうな、2コーナーからバック

 

             

 

 3コーナーへ。ナイター照明、こうやって見ると、 かなり明るいですね。

 

             

 

 確定板。 今シリーズは高配当が結構出ましたが、初日特選は10万オーバー。佐々木龍也選手(神奈川・57期) の番手捲りを鈴木誠選手(千葉・55期)が差しての南関ワンツー。3着は、直線追い込んだ山口富生選手(岐阜・68期)。

 

             

 

 

 寒いですが、好メンバーが揃ったこともあって、多くのお客様が足を運んでくださいました。 特に最終日は土曜日だったこともあり、お子様連れの方も多かったようです。ご来場ありがとうございます!

 

 

 

 さて今シリーズは、四日市にとっては久々のS級戦。11月の記念以来、FⅠとしては、 9月以来のこと。しかも、記念戦線で活躍する選手が多くあっせんされていました。 『ウィンターナイトレースカップ ニッカンスポーツ杯』が、2月16日(木)~18(土) の日程で行われました。

 

 

 ここでは、今節出走した選手の中から3選手を取り上げてご紹介します。

 

 

 

 まずは、西田雅志選手(広島・82期)です。

 

             

 

 『競輪選手に落車はつきもの』とはよく耳にしますが、 昨年10月松阪での共同通信社杯秋本番(GⅡ)。ここで落車した西田選手。落車だけならよくある話なのですが、落車後は動けず、 血がバンクに流れたので、ご心配された方も多かったのではないでしょうか。それもゴール前の金網でしたから。しかし、流血も大事には至らず、 同月末豊橋で早々と復帰。以降も多く車券に絡んでいます。

 「落車したとき、意識はもうろうとしてました。(意識は)途切れ途切れでしたね。 水たまりのようなものが見えたので、『何だこれは?』と思ったら…、 でした。もうダメかと思いましたね」

 「あの後、医療用のホチキスで6針止めました。でも、 幸い骨折はなかったので、歩くことはできましたよ。僕は入院が嫌いなんです(笑)。だから、 地元に帰ってからは、家で寝ていました」

 こうして笑って話してくださったのには、正直私もホッとしました。

 

 近況は決勝進出から遠ざかっていましたが、直前の小倉ナイターでは久々に決勝進出(3・2・④)。

 「脚は、落車する前よりもいいくらいです!ずっと練習もできていますし、 恐怖心もありません。今年に入って、周りもすごく見えていますし、体も考える前に反応しています。 なので、不安は全くないです!

 

             

 

 今シリーズの準決勝は、ゴール接戦の5着で惜しくも決勝進出ならず。しかし初日は、 同期である友定祐己選手(岡山・82期)の捲りを差し切って1着。「寒いのは苦手」 と話してはいましたが、友定選手とともに勝ち上がりを決めました。

 

 今節前検時点では103点台でしたが、もちろんこの点数にとどまる選手ではありません。 気迫溢れるプレーで、また優勝争いに加わってくるはずです。

 

 

 

 

 続いては、根田空史選手(千葉・94期)を取り上げましょう。

 

             

 

 昨年は、GⅠ初出走や、記念決勝にも2度乗るなど、全国発売のレースで大いに名前を売った根田選手。 しかし、好不調の波というのは必ずあるもので、逆に思うような成績を残せなかった時期もありました。

 「一時期、よくないときがありました。高熱を出してしまって、そのときは力が入らなかったですね。 半年くらい決勝にも乗れませんでした」

 

 今年に入ってからは、勝ち星こそ2つにとどまっていますが、FⅠ戦を4節走って、 うち3節で決勝進出。

 「最近はだいぶ戻ってきました。今は、練習でもレースでも、 力を出せるようになってきました

 

 その要因は、こんなところにありました。

 「体重を落としたんですよ。周りからや師匠、 トレーナーからも言われて。ピーク時は96キロあったんですが、 今は92キロです。前はお腹がヤバかったんですけど(笑)、だいぶへこんできましたよ」

 「減量効果はありますね。動きが全然違います。踏み出しがすごく軽くなりました!

 「でも、トレーナーからは『あと2キロ。90キロを切れ!』 って言われています(苦笑)」

 

 でも減量は、食事面で辛いこともあるのでは…?

 「いや、食事の量は減らすなと言われています。それに食事の中身も変わっていません。その代わり、 “食べる順序”には気をつけています。その順序で、吸収の効率がよくなるんですよ。なので、 宿舎の食事でも気をつけています」

 なんだかそれ、聞いたことがあります。私のように、真っ先に米を掻きこんだり、 大好きなフライをかじるのは、ダメなんでしょうね(笑)。考え直します…。

 

 今シリーズは、別線の思わぬ抵抗もあって、まさかの予選9着敗退。 2日目は一般戦に回ることになってしまいましたが、さすがに一般戦では力の違いを披露しました。

 

 この後は、初のダービー出走。 「トレーナーに練習メニューを組んでもらっています。ダービーは最終日まで残りたいですね」。 初の6日間開催、そんなパフォーマンスを見せてくれるか、楽しみです。

 

 

 

 

 最後にA級戦から。新山将史選手(青森・98期)です。

 

             

 

 四日市出走は、昨年2月チャレンジ戦以来、1年ぶり2回目。このときは1・3・①で優勝。 その後7月に2班昇班。今は決勝進出の常連になっています。

 「強くなった?いえいえ、まだまだ全然ですよ。予選では思ったようなレースはできています。でも、準決勝ではもうちょっと内容のあるレースをしたいですね」

 内容のあるレース、とは?

 「先行で力を出し切って、ラインで決めるレースですね。 “自分だけ”じゃなくて。相手にマークされる中でも、先行して決められるように」

 

 そう言えば、1年前チャレンジ戦で来たとき、「捲りは苦手」という話をしていました。

 「そうですよ。ダッシュはあまりよくないので、僕の捲りは『のぺのぺ捲り』 なんです(笑)。今の捲りは、A級だから決まっているようなもので、S級じゃ絶対通用しないです」

 

 今シリーズは、兄弟子の坂本貴史選手(青森・94期)と初めて同じあっせんに。 決勝は自力型が揃った中でしたが、ホームからのカマシ先行。別線の捲りを許さず、2着に逃げ粘りました

 しかし、兄弟子の坂本選手は、S級戦で逃げ切って優勝。それを見て「僕も優勝したかったなぁ」と、 本音もポロリ。

 

 「今年は競輪学校に冬季移動しています。 僕にはまだまだ足りない部分だらけなので、得るものはかなり多い。強い人と練習するだけで、自分のためになっています。 練習環境は申し分ないですね」

 

 1・2班戦初優勝は、時間の問題でしょう。でもそれも通過点。 将来はS級での活躍が期待される一車です。

 

 

 

 

 さて、昨年12月からスタートした今季の冬季ナイターもあと1節。次回もFⅠ戦です。 ダービー組は不在ですが、その分優勝争いは大混戦。誰にでも優勝のチャンスはあるシリーズとも言えるでしょう。次節は25日(土) からの3日間。お休みの方も多いかと思いますので、ぜひ本場へお越しください。

 

                   


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