こんにちは。実況の立野純です。
ゴールデンウィーク開催!最近は、全国的に平日開催が多くなっていますが、 3日間に渡って休日という開催は、非常に珍しい!場内は家族連れやカップル、友達同士などのお客さまも随分多く、 普段とは違ったにぎわいを見せていました。
開催中の昼間は、3日間に渡って他場の場外発売が実施されていましたが、 その時間帯にはこんなファンサービスも。
『未確定車券抽選会』!ガラポンによる抽選です。
2千円以上の未確定車券があれば、抽選に参加できるとのことで、 多くのお客さまが参加されていました。
ちなみに、この抽選会が実施されていたのは、静岡で行われていた『SSシリーズ風光る』の発売中。 ということで、こんな景品が用意されていました。
私個人的には、静岡おでんセットがいいですね!黒はんぺんが自宅で手軽に食べられるのは魅力です。 でも、やっぱり『現金1万円』が一番いいのですが(笑)。
この抽選会は、6月記念開催のうち、 いずれかの一日でも実施される予定だそうです(現時点では、いつ実施するかは未定。景品も当然変わります)。記念では、 他にも様々なイベントを企画しているそうなので、発表まで楽しみにお待ちください。
さて、三寒四温の季節もすぎて、初夏を迎えた伊勢湾バンクには、 今年度初のFⅠ開催に参加するメンバーが、GWの混雑をかいくぐって5/1に集結しました。今節は『第4回四日市伊勢茶杯』 。お茶と言えば、SSシリーズが行われていた静岡も有名ですが、三重も有数の産地なんです。街中では、 伊勢茶のペットボトルも販売されていますよ。
そんな今シリーズを制したのは、新田祐大選手(福島・90期)。 今シリーズの前には、アジア選手権あり、西武園記念ありのハードスケジュールでしたが、そんな疲れをまるで感じさせない3日間!特選こそ、 ジャンから強引に先手を取って8着に沈んだものの、準決勝はカマシ先行での逃げ切り。決勝は、展開を冷静に見据えての捲り追い込みで、 別線をねじ伏せての優勝!表彰式では、多くのお客さまの喝采を浴びていました。
競技と本業。2足のわらじで頑張っていますが、本業の方ではそろそろ記念を取っても… という気はしますね。また、今後のGⅠ戦線でも、上位進出を大いに期待したいところです。
さてここでは、今シリーズ出走した選手の中から、3選手をピックアップして、 お届けしていきましょう。
まずはS級戦から、伊藤大志選手(青森・86期)を。
FⅠ戦では、優勝4回。地元記念では決勝進出の実績もある伊藤選手ですが、 最近の成績は決して満足できるものではありません。決勝進出も、昨年11月富山を最後に遠ざかっているとは、少し意外な感じ。本人も、 やや首をかしげている様子でした。
「3月はあっせん停止で、1か月半くらいレースが空きました。そこでかなり練習しましたけど、 練習しすぎてかえって疲れてしまって…(苦笑)。だから、ここに来る前の前橋(4・5・5)や弥彦(7・7・3)は、 疲れもあったのかもしれません」
「でも、今回はマッサージもしっかりしてもらって、半分練習で…という感じで、 疲れも取れてきたかと思います。あとは結果ですね!」
明るい表情で、前検日にこう語ってくれた伊藤選手。ただ、今節は番組面でも展開面でも恵まれず、 結果を出すことができませんでした。しかし、本来なら優勝争いに加わってもおかしくない選手。 それだけに、近況の成績に「あれっ」といった感じを抱く方もいらっしゃるかと思いますが、キッカケを掴めば、 また上位戦で活躍してくれることは必至でしょう。
ところで、最近はブログを書いている選手も多いのですが、伊藤選手もその一人。 ブログのタイトルは
『FATHER'S BE AMBITIOUS IN AOMORI ~ニッポンのお父さんよ 大志を抱け~』
「ブログは、坂本貴史(青森・94期)に『やってみます?』と言われて、『じゃあ、やってみっか!』 という感じで始めました。始めて2か月くらいなんですけど、結構見てくれている方が多いので、嬉しいですね!」
いろんな話題を提供してくれていますが、 中でも多いのが日本酒の話!「利き酒師の資格を取ろうなかとも思っています」とも! 遠征先のお酒も楽しまれているそうで、「三重も結構ありますよ」とも。
ちなみに青森のお勧め銘柄を尋ねたところ、
「『田酒(でんしゅ)』は有名ですね。弘前の方へ行けば 『豊盃(ほうはい)』というのがありますよ」
とのこと。ぜひ、青森へ旅打ちの際は、味わってみてはいかがでしょうか!
続いてA級戦から。田中晴基選手(千葉・90期)です。
昨年前期はS級に在籍していましたが、昨年後期にA級降級。その昨年降級後は、 優勝8回飾りましたが、ことしに入ってからはトーンダウン。前々回の松戸で、ようやく今年初優勝を飾っていました(番手戦)。
「昨年末にインフルエンザにかかってしまい、今年前半は調子がよくありませんでした。 2月の前橋では落車もして…。そこから少し崩れていましたが、近況はだんだん戻ってきました。 セッティングなど、いろいろ試行錯誤していましたが、それがかみ合ってきました!」
そう語る通り、3月末川崎からは、3節連続決勝進出を果たしています。
近況の決まり手は『逃:2 捲:1 差:4 ク:0 B/K:8』。かつてとは違って、 近況は自在に立ち回っている印象です。
「最近の戦法は『何でも』っていう感じですね。自力主体ですが、 ヨコも流れの中でやっています。元々は先行でやっていましたけど。ヨコをやり始めたのは、A級に落ちてきて、 あまり調子がよくなかったので…。ヨコをやったら、思ったよりできたので、そこからちょっとやり出した、という感じですね。 『内に詰まって終わってしまうよりは、何でもやってくれる方が安心だ』と、付いてくれる方に言ってもらえることもあります」
「何でも」という言葉どおり、今節の田中選手は、3日間違う戦法に。
初日特選は、石坂永伍選手(岡山・93期)の番手を一発で捌いての追い込み。準決勝は、 押さえ先行から3着に粘りこみ(ラインで独占)。決勝は中団捲りで3着。全て車券に貢献する走りで、シリーズを盛り上げました。ただ、 本来は“盛り上げ”ではなく、優勝候補筆頭格の選手なので、今後のさらなる復調に期待です。
ところで、田中選手の写真に写っている自転車。結構インパクト強いと思いませんか?
「この柄ですか?これは、『十文字(貴信) さんがアトランタオリンピックで銅メダルを取ったときと、同じ色にしてください』って、注文して作ってもらったんですよ」
かなりわかりやすいので、金網越しに観戦される方は、今後ぜひ注目してみてください!
さて、前節のブログで、良山会で練習している飯田憲司選手を取り上げましたが、 今節にも良山会の選手が参戦。藤巻和大選手(静岡・91期)です。
四日市は初出走。決まり手はバラエティーに富んでいますので、戦い方などを聞いてみました。
「ダッシュタイプですね。先行、捲りから飛び付きまで、 何でもひっくるめてやっています。レース前は、ある程度(展開を)考えて、 いろんな選択肢を持って臨んでいます」
自在に何でも…という感じですが、ヒラメキに頼るより、 いろいろ考えて組み立てるタイプのようですね。ただ、近況の成績は、一進一退という状況にも見えます。
「戦法も変えつつあるんですけど、なるべく迷わないように戦いたいですね。粘るんだったら、 しっかり粘りたいし、先行したいと思えば、迷わずに行きたい。ある程度、決断してレースを組み立てられれば、着はそんなに悪くないんですよ」
“過渡期”という時期かもしれませんが、その“迷い”がなく組み立てられたときは、 人気に関わらず好走を見せてくれそう。今回初日は、『選抜6番車』に組まれていましたが、本来はそんな器ではないはず! レースを面白くしてくれる選手として、車券的にも追いかけてみてはいかがでしょうか?
GW開催は終わりましたが、今月にはもう一節FⅠ戦が組まれています。次節は10日(月)~12日 (水)の3日間。次回も好メンバーが揃います。ぜひ、本場にお越しください!