11/25~27 三交パルック杯(FⅡ)より

 こんにちは。実況の立野純です。

 

                   

 

 いよいよ寒さも増してきました。24日(火)の前検日は、マフラーを巻いて競輪場へ。 まだ真冬並みの寒さではありませんが、身体が寒さに慣れていないので、マフラーがとてもありがたく感じられました。

 前検取材後は、寒さと空腹のWパンチ!ですが、ちょうどこの日は、 名古屋FⅠの場外発売も実施されていました。ということは、場内の売店も営業中。ということで、取材後は売店に直行しました。

 

 いろんなメニューがありますが、今回目を引いたのは、『あげたこ』 1本100円)

 

                  

 

 3個を串に刺して1本、として売られています。ほどよい塩味がついていて、 何もつけずにそのまま召し上がれ!…というもの。小腹がすいたときにはピッタリです。

 が、私はさらにバージョンアップ(?)した『ねぎ塩たこ焼き』 を注文!(1皿300円)

 

             

 

 これは、あげたこ3本をお皿にバラして、ふんだんにネギやおかかを盛ったもの。 あげたこ1本では私のお腹は満たしきれそうもなかったので、ちょっとボリュームあるメニューにしました。

 これはイケますよ♪特に、焼き鳥や天ぷらが『塩党』の私にはぴったりですね。 ビールがあればなおよしですが、その日は仕事中でしたのでそれは我慢。

 南門(1コーナー側)近くにある売店『勝一』さんで売ってます。 競輪場にお越しの際はぜひ!

 

 

 さて、今月2節目の四日市ナイターは、前節同様、関東、南関東からの遠征を迎えてのFⅡ戦。 『三交パルック杯』が、師走目前の日程で行われました。

 

 

 ここでは、今節出走した東の遠征選手から、3選手取り上げましょう。

 

 まず、1・2班戦から、矢野昌彦選手(栃木・91期)

 

             

 

 四日市は、今年3月S級戦以来、2回目の登場。今期降級となりましたが、 今回はA級主力メンバーとしての登場です。直前の弥彦を優勝して、ここ四日市に乗り込んできました。

 …と、ここまでならよくある話なのですが、矢野選手の弥彦戦優勝は、 意外にもデビュー初V! S級経験のある矢野選手にとっては、本当に意外なことです。

 「(初優勝は)嬉しかったです。力を出し切っての優勝だったので、よかったです。これまで決勝では、 2着ばかりでした。祝勝会?それはやっていません(笑)」

 

 バック本数は多いのですが、決まり手だけを見ると、捲り屋のような数字がついていた前検日。

 「先行は結構しているんです。でも、みんな3着止まりなので、 決まり手が付いていないんですよ…。捲ったときだけ、決まっていますね(苦笑)。僕は地脚タイプ。 逃げて2着には残りたい…いや、逃げ切りたいですね

 

 そう語っていた前検日。

 そんな想いも秘めてか、レースでは初日から積極策。特選では、 近畿の選手がマークするレースでしたが、ジャンから押さえ先行(7着)。準決勝も押さえ先行で3着に踏ん張り(4位入線も繰り上がり)、 連日押さえ先行策で決勝に勝ち上がってきました。

 

 「来期もまだA級なんですよ。(点数を考えると)S級に向けて失敗はできない。でも、 そればかり考えちゃうと、レースが小さくなりますからね。力を出し切ることを心がけて走りたい」

 口調はおだやかですが、実にパワフルなレースを魅せる矢野選手。S級復帰に向けて、 小細工なしの挑戦は続きます。

 

 

 さて今度はチャレンジレースから。四日市初出走、久保将史選手(神奈川・95期) ダッシュタイプですが、押さえ先行基本に戦い、 ここまで優勝2回を数えていました。

 

             

 

 しかし、在校4位ということを考えれば、近歴はやや物足りない印象。そのあたりを聞いてみると、

 「5月の静岡で落車して、左鎖骨を骨折してしまいました。痛みはもうほとんどないんですけど、 まだ肩には針金が入っています

 

 デビューしてから、骨折で休む前には優勝2回。レインボーカップファイナルで、 2班特進も狙えるところでしたが、それを目前にして落車、骨折のアクシデント。入院、手術という期間を、やむなく過ごすことになりました。

 

 復帰は約3か月半後の小松島。そこでいきなり決勝進出。しかし、以降2節は勝ち上がりに失敗。 先月末の京王閣戦は、予選で8着敗退。11月頭のホーム戦(川崎)はインフルエンザによる欠場。第三者の目からは、「まだまだ復調途上か」 とも見られました。

 

 しかし今シリーズ、結果は優勝!同期が3人勝ち上がってきた決勝で、 同期の中では最も人気はありませんでした。しかし、最終2コーナーで星野辰也選手(栃木・95期)を捲り切ってからは、ライン2車での逃走! 乾庄平選手(滋賀・95期)を捲らせず、さらに星野選手の猛追を振り切ってのV!優勝は5月西武園以来、 長欠後では初めての優勝となりました!

 

 そう言えば、前検日にはこんな話をしてくれました。

 

             

 

 「ここに入る前、4泊5日のスター選手育成セミナー(宮崎) に行ってきました。訓練の他に、講義もありました。ボクシングの輪島さんも来られましたよ!」

 このセミナーが、とてもいい刺激になったようで、 「今回は楽しみです!」と、何度も口にしていました。

 

 「小中高と、空手をしていました。今でも、たまになんですが、子供たちに空手指導をしています。 空手は2段です(黒帯ですね!)」

 

 話していると、空手2段という印象は受けず、控え目ささえも感じられるのですが、 いざ勝負になると話は別!空手で(もちろん普段の練習でも)鍛えられた身体と精神力で、まだまだ伸びていきそうです。

 

 

 最後にチャレンジ戦からもう一人、堀内昇選手(茨城・95期)

 

             

 

 さきほどの久保選手は空手でしたが、堀内選手は…

 「小中高と陸上をしていました。幅跳びや八種競技やら、 いろいろやりました(八種競技=100m、走幅飛、砲丸投、400m、110mH、やり投、走高跳、1500m)。競輪選手を目指したのは、 あるとき陸上部の顧問の先生から『競輪学校の試験があるから、受けてみないか』と言われたのがキッカケ。言われなければ、 競輪は分かりませんでした。プロスポーツには憧れていたので、言われて『やってみよう』と思いました」

 

 デビューして間もなく1年。自力で奮闘していますが、まだまだ優勝クラスには手は届いていません。

 「ずっと陸上をやっていたので、身体能力は並よりはあると思います。でも、 それが自転車に全然活かされていませんね…。それと、デビューしてから、もう3回も落車しているんですよ。治していこうと思ったら、 また落車して…、という感じで。もちろん、今の成績には全然満足していません

 「基本は押さえ先行。脚質ですか?どう…ですかねぇ…。地脚…、 ダッシュ…、どっちもないですねぇ(苦笑)。先輩からは、『レースで、まだ力を出し切っていない』と言われているので、 ちゃんと力を出し切れるように走りたい。練習では力を出し切れているんですけど、競走になると『全然…』 って言われますね」

 

 『裏つくばサイクリスト』が練習グループ。メンバーには、 長谷部純也選手(57期)や橋本紀彰選手(90期)らがいます。

 「練習は、もっぱら街道です。アップダウンもかなりあるんですよ」

 元々身体能力はあるのですから、練習の強さが、競走で活かされるようになるのは、 まさにキッカケひとつかもしれません。大化けの可能性を秘めた若手かもしれません!ぜひ、追いかけてみてください。

 

 

 今開催は、前検日は寒かったのですが、開催中は比較的暖かい3日間でした。しかし、 次節はもうクリスマス前!一段と冷え込んでくることでしょう。

 しかし、次節は記念なみの好メンバーが集うFⅠ戦。熱い戦いが繰り広げられることは必至! 12月21日からの四日市ナイターにも、ぜひご期待ください!


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