12/3~5 Kドリームスカップ(FⅡ)より

 こんにちは。実況の立野純です。

 

                 

 

 気がつけば、もう師走です。この前、 サマーナイトだの記念だのと、夏のグレードレースを喋ったかと思ったら、もう街はクリスマス一色です。

 

              

 

 ご覧のように、駅前商店街の大入道も、サンタバージョンです(笑)。

 

 四日市競輪は、 今シリーズから本格的な冬季ナイター。2月までは、選手紹介時に 『ウオームスーツ』着用となります。

 

              

 

 今シリーズは、2日目までは暖かく、「本当に師走かな?」と疑ってしまいたくなる日中でしたが、 最終日は、冬の本領発揮!最終レースは気温8度の発表でしたが、風もあり体感はそれ以下!ウオームスーツ大活躍(?)の日となりました。

 

 さて、今回はチャレンジレースから2選手取り上げましょう。

 

 まずは、佐川翔吾選手(大阪・94期)。

 

               佐川 翔吾

 

 四日市は今回初出走。四日市が初めてなら、ナイター開催も今回が初めて (まだ中近しかあっせんがありませんから、当然と言えば当然なんですが…)。

 「脚質はスプリンター。地脚は全然ないですね…。今、 強化中です」

…ということは、得意なのは捲りですか?…と尋ねると、

 「そうですけど、やっぱり先行で勝ちたいです。(上を考えたら) 今、捲りに回ってたらマズイと思いますし。押さえ先行も、けっこうやっています」

将来の上位戦を考えて、先行を心がけているようです(ちなみに、前検日時点のデータは『逃:14 捲: 1 BK:17』)。

 

 デビューからここに来るまで、すでに11節を消化。前々回の岸和田で、 初めて決勝シートを外してしまいましたが、それ以外は全て決勝進出。ただ、なぜか優勝がありません。決勝戦2着は3回(他に、 2着失格が1回)あるのですが…。

 「決勝戦になると、勝ちを意識して、レースが小さくなっていますね。捲りに構えてしまったり…」

 「師匠(前田新選手)には、特に言われていることはありません。『リラックスしていけ』くらいです。 リラックス?できていますよ。ただ、決勝になると、考えすぎているのかな…」

 取材中「課題は山ほどあります」と、3回口にしていました。 今は力をつけるとき。課題をひとつひとつクリアして、着実に成長していくことを期待しています。

 

 その「優勝がない」と言ってた佐川選手。ですが今節は、 その言葉を打ち消す結果=初優勝となりました!

 予選は競った選手が離れたこともあり、後続を9車身ちぎっての逃げ切り勝ち。準決勝は、 ジャンからの突っ張り先行で、これまた逃げ切り

 迎えた決勝の最大の相手は、松尾玄太選手(佐賀・93期)。 ここまでチャレンジ戦は優勝6回。今節の優勝候補筆頭と評価されていました。しかし、 オッズは佐川選手のアタマが1番人気!2日間の逃げ切りが評価されました。

 レースでは、同期の柴田祐也選手(岐阜) がいったん押さえましたが、佐川選手は鋭い出脚を活かしてのホームガマシ!道中は、 後続をはるかかなたに置き去り。相手の松尾選手が、捲り上げてきましたが、時すでに遅し…。2着の松尾選手に7車身の差をつけて、 デビュー初優勝を飾りました(ただ、ちぎりすぎたため、 場内カメラのゴールシーンは2着争いを捕えており、佐川選手のゴールシーンは映っていませんでした…)。

 

 次に、川島歩人選手(宮崎・93期)をご紹介しましょう。

 

         

 

 四日市は初出走。「遠かったですか?」と聞くと、「遠かったです(笑)」と、 素直に答えてくれました。

 南国らしく(?)、冬でもいい色に焼けてました!練習焼けかと思い、練習について聞いてみると、 「普段は街道中心で、一人でやっています」とのこと。ただ、少し前に、「自分からお願いして、川野(信一郎)さんの所へ行ってました」とも。

 近況は、3節に1回くらいの割合で決勝進出。捲りの決まり手はなく、 先行に徹する攻め。3節前の高松決勝では、2着に逃げ粘っていました。そんな川島選手に、 今の課題を尋ねました。

 「自分は、スピードと出脚がすごい悪いんです。それをつけないと、先行できませんからね。 これから95回生も入ってきますし」

 「なるべくジャン前から先行するようには心掛けているのですが、 それでも出脚がないから、失敗することも多い…」

 持ち味の地脚を活かして粘り込むのが理想のようですが、出脚不足を突かれて、 自分の型に持ち込めないことも多いようです。

 「デビューのころと比べると、さすがにレースには慣れてきましたが、まだまだです」

 

 今シリーズは、予選では押さえ先行も直線やや粘りを欠き4着。準決勝は、佐川翔吾選手を叩けず9着。 最終日は一般戦回りとなってしまいましたが、最後は赤板すぎから先行して、逃げ切りました。

 今は予選でも、まだ勝ったり負けたりの段階ですが、常に先行の気持ちで戦っている川島選手。 今後も先行で、力をつけていくはず。今度ナイターを走るときには、ライトアップされた中での先行に期待です!

 

 

 さて、次節の四日市は「クリスマスナイター」。 クリスマスイヴを中日とする3日間。場内にはすでに、クリスマスツリーが飾られています。クリスマスはぜひ、 ナイター競輪でお楽しみください!

 

             


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