こんにちは。BBライブスタジオ担当の谷友梨子です。
今シリーズは、第4回 四日市伊勢茶杯 (FⅠ)が、 2010年5月2日~4日の日程で行われました。
S級優勝は、新田祐大選手 (福島・90期)。
1月の前橋以来、 今年2回目の優勝となりました。
決勝は、自力型が5車揃った、 超コマ切れ戦に。 人気は割れ加減でしたが、新田選手→岩見潤選手の、初連係即席コンビが1番人気。
岩見潤選手(三重・71期)
四日市は、おととし6月以来の登場。準決は、楽な展開ではありませんでしたが、 自ら凌いで、さすがにしっかりと決勝入り。
また、単騎の山賀雅仁選手 (千葉・87期)からも、上位人気が形成されていました。
レースは、後ろ攻めの窪田陽介選手 (滋賀・90期)が、ジャンで押さえて先行態勢に入ろう…としましたが、
正攻法の吉本卓仁選手(福岡・89期) が突っ張り先行。
これを見た松岡孔明選手(熊本・91期)が、 5番手から踏み込んで行きましたが、 3番手で窪田選手と絡んで不発になると、 7番手から見ていた新田選手が、 バックからの捲り! 岩見選手も懸命に追って行きましたが、やや離れぎみに。
突っ張った吉本選手も、よく踏ん張っていましたが、 直線半ばで新田選手の捲り追い込みが届いてのV! 2着には、 岩見選手マークから直線外伸びた、山賀選手。逃げた吉本選手が3着に粘って、 人気の新田選手の1着でも、 3連単は1万7千円台をつけました。
優勝インタビューでは、「今日も捲りの展開になってしまいました…。ゴール前、 ギリギリ届いた感じです。 連日先行を考えていて、 今日も先行しようと思っていましたが、『自分の踏むタイミングがないな…』と思って、ちょっと焦りました」
「連日いい競走ができたかどうかは、分からないんですけど、自分の力を出せるよう、努力し頑張りました。 今日は地元の岩見さんと、 ワンツーを決められなかったことが悔しい。 また連係することがあったら、 もっといいレースをして、ワンツーを決められるように頑張りたいと思います」
表彰式で、可愛い男の子に花束が当たりました!
「今年に入ってからは、あまり成績もよくなく、GⅠでも途中欠場してしまったりして…。 来月のGⅠ、 高松宮記念杯ではいい結果を残せるように、また練習していきたい。 次は、 全プロがありますが、そこでもいい成績を残せるように頑張りますので、 また温かい応援をよろしくお願いします」
競技と競輪の両立で頑張っている新田選手。 第30回アジア自転車競技選手権大会 (4月9日~17日)の後が、 4月24日からの西武園記念。そして中3日で四日市と、 とてもハードなスケジュールをこなしていました。
新田選手が海外遠征中、 日本食が恋しくなると食べるのが、 「チキンラーメン」 !(日本からの持込) チキンラーメンが日本食と呼べるのかは微妙なところではありますが、「もちろん日本食です (笑)!今回は、 10食持っていきましたよ」と新田選手。
ちなみに、 髪の毛がラーメンのようですが…。
↓
「
「ラーメンヘアではありません (笑)」と、ラーメンとは無関係のようでした。
精神・肉体とも疲れる中で、 慣れない海外での食事と大変なことも多いかと思いますが、 ファンの方の応援を背に、競技・競輪共に頑張ってください!
決勝2着 山賀雅仁選手 (千葉・87期)
昨年11/22、競輪祭3日目に落車骨折。まだ完調ではない中、 今年2月の松阪で復帰し決勝5着、4月の小松島共同通信社杯春一番 (GⅡ)では、 ビッグ初の決勝進出を果たしました。
「まだ体が治ってないのに、先に成績だけが良くなってしまいましたね。ただこれで、 休んでいた時の(復帰に向けての) トレーニングが間違っていなかったというのも分かったし。後は、これで体が元通りになればもっと (成績も)良くなるのかな(笑)。 こんな体の状態の中で、うまく走れていると思います」
初日のレース直後。 8番手からの高回転の捲り追込みが届いて2着!
全快が待ち望まれる、いつもどんな時も前向きにひたすら頑張る山賀選手です。
決勝3着。吉本卓仁選手 (福岡・89期)。
初日特選は6番手から捲れず終わった吉本選手。レース後は、「脚の感じは悪くないのに、 (そこから)踏み出す勇気が無かった」 とがっかり。しかし、準決は鐘先行で3着。決勝は、正攻法からの突っ張り先行で3着に残りました。
前検日には、決まり手、逃:0 捲: 4 B/K:3 については、「無理駆けはしていないですね。 でも、実際には先行もしたいんですけどね…」と話していましたが、 今回は2日間先行と積極的な動きを見せていました。
「四日市は、A級でもS級でも優勝しているので、大好きなんですよ!」
この後は、地元・久留米FⅠ→別府記念 (地元地区の記念)と続きます。思い切った競走で、ぜひ結果を残してください!
湊崎裕次選手(福岡・67期)
2月のびわこ以来の決勝入り。 準決・決勝ともに、後輩の吉本選手との連携でした。「準決勝は、吉本君が力強い先行で、 助かりました」
松岡孔明選手(熊本・91期)
今シリーズは、 逃げて捲って2連勝で決勝入り。準決後は、「今回は出来すぎです!初日は、 自分のペースで逃げられました。準決勝はきつかったけど、 何とか捲れて、合志さんが残してくれました」
合志正臣選手(熊本・81期)
「直前の武雄の落車で、肋(ろく) 軟骨を痛めたけど、今はもう大丈夫です。 武雄特選の (坂本)リョーマは強かったけど、そのリョーマの捲りを楽に差せたから、 自分の脚もよかったですね。 ただ、 準決勝で落車したのは、もったいなかった。せっかく練習しても、 落車していたのではダメなので、その辺りは気をつけていかないと…」
武雄で使ったギア(3.86)の感触がよかったということで、 今回は3日間3.86のギアでしたが、準決後 「連日、 自転車が出ていないので、状態がいいとは言えないかな」
準決、決勝は、 後輩の松岡孔明選手に付けての競走、「松岡君が強いのは練習でも知っていたので、 準決勝は安心して付いていました」
そして、A級優勝は、坂口晃輔選手(三重・ 95期)
昨年11月の四日市戦では決勝7着と終わり、 「優勝できず悔しかった。今回は頑張りたい。 最近は、 捲りも決まっているし、感じはいい。僕は (戦法を相手に)読まれにくくするために、何でもアリでやっています。 緩めば、 1周くらいなら駆けますし、そのくらいの練習はできています」と、前検日話していた坂口選手。
今シリーズ決勝では、 バック7番手から11秒2の捲り追込みを決めて、見事優勝。 完全Vを達成していました。
いつも俊敏に立ち回るのが坂口選手。「僕、背が小さいからそう見えるだけですよ」と謙遜気味に話しますが、 1・ 2班戦ではV5、来期は初のS級入りも決めていて、 S級での活躍もとても楽しみです。
「祝・優勝」 ということで… おまけ♪
競輪学校時代、夏休みに一時帰省した時の一枚。昔から、爽やかです。
田谷勇選手 (大阪・54期)
4月の一宮で落車。「肩を打って、シャツも脱げないくらいに、痛くて痛くて。 その割には動きは良かったんだけど(笑)。今回はもう大丈夫」
ボディービル大阪大会3位(ミスター大阪) の経歴を持つ田谷選手ですが、「今回は、痛くてウェイトも行けなかった(泣)」そうです。
白井一機選手(愛知・65期)
今年はすでにV3(2月大垣、3月別府、4月名古屋)。 「とにかく流れがいいです」 と白井選手。このまま行けば、今期はS級復帰の点数も確保できそうです。
以前は、ふわふわのパーマヘアーだった白井選手。「髪型?もう伸ばしません(笑)。以前は、 ヘルメットがLサイズだったんですけど、髪の毛を切ったらヘルメットがゴソゴソになって、今はMサイズ。 気持ち的なものだけど、なんか風の抵抗が少しでもマシになったらとか思って(笑)」
伊藤大志選手(青森・86期)
いつも、奥様に車誘導をしてもらっているという伊藤選手。車誘導って難しくないんですか?と訊いてみると、 「昔からやってもらってるから。普通に当たり前にやってくれてます」とのこと。
聞けば、奥様とは伊藤選手が競輪学校に入学する前からのお付き合いで、「もう12年くらいになるかな」。 伊藤選手曰く、「嫁の鬼の誘導(笑)」とのことですが、長年、 心身共にいつもバックアップしてくださっているんでしょうね。
伊藤選手のサービスショット!「My枕で、 宿舎でもこんなふうに寝てます!」
小林信晴選手(愛知・83期)
「三重は抜群の相性なんです!」とニコニコ顔の小林選手。初日は、会心の捲りを放ち1着! ラインでワンツー。 3着とは5車身差の圧勝でした。
室井健一選手(徳島・69期)
最近なかなか流れが向かない競走が続いていますが、「脚的には、まったく問題ないですよ」とのこと。
趣味は、「飲むこと」。競走が終わった後とか、練習仲間とかと、ワイワイ騒ぐのが楽しいんだそうですよ。
根本雄紀選手(茨城・80期)
「三重は相性いいんですよ」と根本選手。「ただ、2場所前の松阪では、駄目だったんだけどね。 相性良かったのにな…おかしいな。今回は松阪の分も頑張るから」と、前検日話していた根本選手。
初日は、位置が悪くラインの4番手からの競走だったんですが、勝負所で番手に追い上げ、 番手を取りきり2着に。 俊敏な立ち回りを見せていました!
趣味はゴルフ。「スコア?90台です!」
「メカニック田中」
田中晴基選手(千葉・90期)
「2月の落車から少し崩れていましたが、最近はだんだん戻ってきました」と、4場所連続決勝入り。 決勝では、バック7番手から捲り追い込んで、3着に入っていました。
初日終了後、同期の新田祐大選手と。
新田選手は、「メカニック田中」と田中選手のことを呼んでいて、田中選手がアドバイスをしていたのか、 新田選手の自転車を見ながら話し込む2人。 新田選手が、「うん。これで明日(準決)は、1着が取れそうな気がする!」と言っていましたが、本当に準決勝では1着を取っていましたよ! !
最近の息抜きは?と訊いてみると、「東京ディズニーランドと、 ディズニーシーに行ってきました♪」と、とても楽しそうな田中選手でした。
「ハーレーで蕎麦を」
前田新選手(大阪・68期)
メジャーを使いながら、何やら一生懸命な前田選手。「いいセッティングを探してるところです~」
練習仲間の、郡山久二選手、(今回参加の) 木本賢二選手とは「ハーレー(バイク)仲間」だそうで、 「この前は、3人でバイクで信楽に行って、蕎麦を食べてきましたよ」と、 何か楽しそうなツアーですね♪
萩原孝之選手(静岡・80期)
直前の伊東の準決勝では、8番手から伊原克彦選手を一気に捲って1着! 「あのレースは捲ってて気持ち良かったですよ。前回は手応えが良かった」とニッコリしていました。
今シリーズは、初日敗退と悔しい結果になりましたが、後はきっちり2勝。最終日は、 倉野隆太郎選手相手に突っ張り先行、逃げ切り勝ちを見せていました。
趣味は、「最近は、たま~に釣りをしてます。焼津と用宗(もちむね)とかで、海釣りですね。 何が釣れるかって??実は、まだ一匹も釣ってないんですよ(笑)」とのことで…。萩原選手!何か釣れたら、ぜひ教えて下さい (笑)。
「パパになりました」
秋山貴宏選手(佐賀・89期)
今期降級後、なかなか思うような結果が出なかった秋山選手でしたが、 直前の別府(4月22日~) でようやく嬉しい優勝を飾ることができました。
昨年9月に結婚した秋山選手。実は、この別府の開催直前、 4月18日に、初めてのお子さん「ひなた」ちゃん(女の子) 誕生したんそうです!
「子供が産まれてすぐの開催で優勝できたのは本当に嬉しいですね」と、 ニコニコ顔を見せてくれました。秋山選手おめでとうございます!
また、秋山選手の初弟子、好永晃(よしながあきら) 選手も98回生としてまもなくデビュー。パパとして、また師匠として、精神的にも一回り大きく成長し、 ますます頑張っていきたいですね!
片岡迪之選手(岡山・93期)
前検日、自転車を見るとかなりサドルが高めだったんですが、「自転車が小さいので、サドルを上げました。 直前の川崎から、フレームを変えたんですよ。だいぶ感じが良くなりましたね」と、片岡選手。
近況は、バック11本、逃げ3・捲り2の決まり手。「ちょっと焦ってかけてしまっていますね。 捲りも含めて、幅広く戦っていきたいですね」
「岐阜のせんとくん」
田中秀治選手(岐阜・81期)
カメラを向けると、サービス精神旺盛な田中選手は、「せんとくん、やりましょうか?」と、 角まで作ってくれました。
岐阜の田中選手ですが、アンダーシャツには「NARA」 と書かれていて…??
「奈良のせんとくんに??…なりません!シャツは、たまたまです。ガハハハハハ!」
検車場に響きわたる「ガハハハハ!」という笑い声がトレードマークの、 いつも元気印のせんとくん…いえ、田中選手です。
村本大輔選手(静岡・77期)
初日特選終了後、クールダウン中の村本選手。
特選は、捲り追込んだ山賀雅仁選手を更に追込んで1着。快勝でした!
「初日はいつも良いんですよ。腰のケアをしっかりして来るから。近況は、 準決勝で失敗してることも多いから、腰の調ケアをしっかりして明日に臨みえたいですね」
西郷剛選手 (兵庫・69期)
直前の松戸に続き、2場所連続決勝入り。今年3回目の決勝進出でした。
「今年の初めは悪かったけど、最近はよくなってきましたね」
趣味は、「飲むこと」だそうで…確かに、飲めそうですね(笑)。
河野克也選手(兵庫・71期)
今期降級後、決勝シートを外していて歯痒い思いをしていた河野選手ですが、 3月あたりからようやく決勝入りが増えてきました。
趣味は、スノーボード。スノボデビューは30歳と遅かったんですが、岐阜方面に、 毎年冬場は20回くらい滑りに行くという熱中ぶりだそうですよ。
「89期です♪」
上田国広選手(三重)・山口泰生選手(岐阜)
↑
山口選手!素敵な顔を作ってくれてありがとうございます(笑)
本当はこんな爽やか顔ですから、皆様誤解のないように。
前検日、お互い憎まれ口を叩きながらニヤニヤ。とても仲が良さそうな2人でした。
上田選手は、すっかりS級に定着し、 競走得点もぐんぐん上がってきました。決勝入りも増えてきて、そろそろ初Vも達成したいところです。
山口選手は、怪我で思うような走りができていませんでしたが、
「ようやく状態もよくなってきました」と、これからに期待が集まります。趣味は、「ゴルフ!ベストスコアは94です!」
とのこと。
竹内淳一選手(兵庫・77期)
「感じは悪くないんですけどね…。安定しないですね…」と前検日話していましたが、 今シリーズ初日は、鐘先行、逃げ切り勝ちを見せていました。
「初日終了後の三重勢です」
常川佳介選手(三重・88期)
近況は2月の和歌山で決勝入り。今回のホーム戦では準決敗退となりましたが、 持ち味の鋭い差し足を発揮して、そろそろ地元戦でも決勝入りを決めていきたい所です。
田中充選手(三重・87期)
前検日、さっぱりと短髪になっていた田中選手。
「前に四日市のブログに載った自分の写真を見たら、髪の毛がボサボサになっていたので、 今回は切ってきました!」と、気合充分!
ビフォー↓
その気合いが功を奏したのか(?)、今回は連日持ち味発揮の競走で決勝入り。近況の好調ぶりが伺えました!
「お気をつけて」
帰り支度を終えて、検車場から出る寸前の
中曽直彦選手(千葉)・西島貢司選手(熊本)・松岡孔明選手(熊本)
「今シリーズ、最後の一枚」
今シリーズ、一番最後に検車場を後にしたのが、滋賀の窪田陽介選手(90期)。
2月の防府で落車。以降4本欠場し、 直前の広島で復帰。「小指の腱 (ケン)を断裂したけど、もう痛みはありません。今回は大丈夫です」と前検日。準決では、村本大輔選手を捌いて決勝入り。 普段は「おっとりムード」全開の窪田選手ですが、やはりレースでは厳しい動きを見せます。
決勝後は、「見せ場を作れませんでした」とがっかりしていましたが、 おととし9月に、 A級戦で初優勝を飾ったのがこの四日市。「四日市には女神がいるのか、相性がいいです!」と話していて、 またこの四日市バンクで今度はS級初Vも達成してもらいたいものです。
A級の時には、一時70点を切っていた時期もあり、周りの先輩に「クビになるのでは…」 と心配されたこともありましたが、本人はどこ吹く風(笑)。先行に徹する攻めで徐々に力をつけ、 来期は初のS級1班入りです。
おっとりタイプのマイペースな窪田選手ですが、とにかく 「あきらめないこと」がモットー。「あきらめが悪い」という、その粘り強い根性で、ゆっくりと更に上を目指してください!
谷友梨子
次回も四日市競輪にご期待ください!