松坂英司V(神奈川・82期) 2009年12月21日~23日

 こんにちは。 BBライブスタジオ担当の谷友梨子です。

                

 今シリーズは、四日市競輪の今年最後の開催、四日市萬古焼杯 (FⅠ)2009年12月21日~23日の日程で行われました。

 優勝は、松坂英司選手 (神奈川・82期)。

              

 昨年3月花月園以来、 約1年9か月ぶりの優勝です!

 決勝戦は、友定祐己選手、野田源一選手、 稲村成浩選手に分かれての3分戦。先行型不在のメンバーで、 先行するのは友定選手か、 野田選手か。 稲村選手は、中団から自力含みの競走か…。こんなところが、大方の見解でした。

 

 レースは、後ろ攻めになった友定選手が、ジャン前に押さえて先行態勢に。 ペースを緩めて後ろを牽制していましたが、この隙に野田選手が2センターで内を掬って先行。ところが、 ここで立石拓也選手らとの九州連係が外れてしまい、友定選手がスッポリ番手にハマる展開に。

 

 これを見ていた稲村選手が、2コーナー手前8番手からの捲り。いい勢いで迫って、ゴール前は追い込み選手も殺到。  野田選手の番手から友定選手が。 そのマークから松坂選手も。 逃げた野田選手の粘り。さらには後方から突っ込んだ會田正一選手。

  横一線のゴール態勢でしたが、 友定選手マークから微差捕えた松坂選手が、写真判定の末優勝!

 82期の同期ラインワンツーという最高の形で、 昨年3月花月園以来、 約1年9か月ぶりの優勝を飾りました。

 

              

 優勝インタビューでは、「友定君が、 本当によく頑張ってくれました。それに尽きます。同期でよかったです! 作戦は全て友定君に任せていました。友定君の気持ちが先行基本だったので、 その気持ちが嬉しかったです。 (友定選手が野田選手にハマった瞬間は)「友定、頑張れー!」って感じでした!

 

          

           決勝後、検車場で。松坂選手と友定選手。

 「(友定選手とは、今回の準決勝が初連係でしたが、昨日、今日と連係して)、 後手を踏まないし、先行もあるしね。本当に、味方だと心強いです。また (機会があれば)味方でやりたいです(笑)」

 

            

 松坂選手のサドル。フレームに対して、 サドルだけが使い込まれた感じが。「サドルはあまり変えないですね。右奥の方は、 落車でちょっと破損してますけど」

 

「来年は大きいステージでも活躍できるよう、一生懸命頑張ります。 これからも競輪をよろしくお願いします」

2場所前の競輪祭では3日目に失格となってしまった松坂選手でしたが、今年最後の競走を、 見事優勝で締めくくりました!

 

 決勝2着。友定祐己選手(岡山)

             

 四日市は、今年2回目。前回8月は準決勝4着敗退。「このときは、ギアも悩んでいて、 いろいろ変えたりもしていたけど、もうギアも決まってクリアになったので、多分前回よりはいいと思います。 今回練習でいい感触を掴んでいるので、それがいい方に出れば」

 また、昨年11月の四日市決勝で、鈴木謙太郎選手の先行一車の番組ながら、 HSで友定が内を掬って先行した話を振ると…、「先行?もうキツイですね。先行したら、なかなか残れないですよ。戦い方は、 そのときのメンバー次第ですね」と、前検日話していました。

準決後は、「調子は上がってきていると思います。 もう4年優勝ないので、 誰か優勝させてくれたらいいけど…」 と話していましたが、写真判定の結果、 惜しくも2着と終わりました。

 

決勝3着。稲村成浩選手(群馬)

            

 初日特選は自力で捲って1着スタート。レースが終わってから、 そのレースのVTRをを熱心に見る姿が。自分の動きを見ているかと聞いてみると、「いえ。他の選手の動きを見ていました。 自分の勝ったレースは(自分の動きは)見ませんよ。僕、そんな、ナルシストじゃないですから(笑)。でも、 負けたレースとか他のレースはよく見ます。当たり前のことですから。」


 そして、先行して4着。野田源一選手(福岡・81期)。

            

 四日市バンクは、10月の記念以来の登場。

 その四日市記念では、4日間ともギアを変えて競走に臨んでいましたが、「四日市記念の時は、ギアを試行錯誤していました。 2場所くらい前からようやく自分に合うギアが見つかって、今は3.85にしています」

  「ラインの後ろの時にはちょっと重たいので変えると思いますが、前の時は、3.85で。ツボにはまれば、 破壊力あるギアですね」とのこと。

 今シリーズ、選抜戦は、福田和也選手を、一気に捲りきり1着!この日は本当に寒く、12月の晩7時半、気温は4度…。 そんな悪条件の中、11秒9の一番時計を出していました。

 準決準でも鋭い捲りを放ち、 人気の岩本俊介選手を破って、2連勝で決勝入り。決勝は、後ろに友定選手が嵌る展開にもかかわらず、逃げて粘って、接戦の末4着でした。

 今の自分に合う3.85のギアを見つけた野田選手。今シリーズ、 まさにツボにはまった走りを見せてくれていました。

 

會田正一選手(千葉・68期)         

           

 「フレームを変えて、 だいぶいい感じですね。 ここ3か月よくなかったけど、 ようやく自転車が前に出るようになってきました」

 

 そして、初のS級決勝入り!礒田義則選手(熊本・63期)

             

  「ホン― ――――――っとうに嬉しいです!四日市は、 9年前、記念のA級戦で優勝もしてるし、いい思い出しかありません!」と、 超ニコニコ顔!礒田選手のあまりの喜びようが私たちスタッフにも伝染して、インタビュー室は和やかな笑いに包まれました。

 

 それでは、その他、今シリーズ登場選手をご紹介していきましょう。

       

朝日勇選手(愛知・74期)

              

 

 直前の熊本では、20038月一宮以来の、 2回目のSV!3連単では13万円台の高配当を叩き出し、 ゴールした瞬間、「 (優勝は)俺でいいんかいな?!」と思ったそうです。本人も 「何年ぶりか忘れた」というくらい、 実に6年ぶりのV普段の努力が報われます。

 

 

 ちなみに、 愛知の選手談によると、朝日選手はカラオケが大好き!十八番は「尾崎豊」 。

 

 マイクを持って寝そべりながら「尾崎」を熱く熱唱! 先輩選手の 「朝日は、 尾崎の曲を入れておけば全部歌うから」という指示のもと、せっせと若手選手が曲を入れ(カラオケ予約)、 曲がかかると、 すべて朝日選手が歌いきるという、素晴らしい連携ぶりだそうな!

 

 ぜひ一度、 「I LOVE YOU~♪」と熱く歌う朝日選手の姿を見てみたいものです(笑)。

 

宮崎康司選手(香川・94期)

            

 三重初出走。先行に徹し、上位通用の力をつけています。

 「地脚タイプで、押さえ先行主体に戦っています。カマシ?あまりないかな。むしろ、 できないイメージかな(苦笑)」

 歌手のアイコさんの大ファンで、「3日前にライブに行ってきたんです。 パワーをもらいましたよ」とのこと。

 

 小堺浩二選手(石川・91期)

            

 今期初S級。大ギアで、スピードある捲り、カマシを中心に、S級でも奮闘しています。

 実に四日市は今年4回目!10月の四日市記念以来の登場です。

 四日市記念では、自身初の準決勝Bまで駒を進めていました。走り慣れたバンクですが、 「四日市は、(バンクが) 軽い時と重い時があるんですよね…」とのこと。

 

 大井浩平選手(北海道・84期)

            

 四日市初出走。

 「10月の宇都宮で落車をして、 腰を打ちました。そこからは、だましだましやっている感じで、まだ本調子ではないですね」

 趣味は読書。「推理小説が好きです。西村京太郎シリーズはよく読んでいますよ」 とのこと。

 

 橋本紀彰選手(茨城・90期)

            

 四日市は、昨年4月A級戦以来、2回目の登場です。

 「目標がないときですか?前々ですね。飛び付きですか?飛び付けないんですよ~。 A級のときは飛び付きもやっていましたけど、S級では周りが強くて、飛び付けないですね(苦笑)」

 初日予選は、増成富夫選手を捲って2着。2場所連続で初日クリアーを果たしていました。

 

 平沼由充選手(福島・83期)

            

 「今回は弟子の鈴木謙太郎と一緒だから、連携して決勝に乗って頑張りたいね」

 準決勝で連携しましたが、決勝進出ならず。次回登場時は、ぜひ師弟コンビで決勝へ。

 

福田知也選手(神奈川・88期)

           

 「ここ2場所くらい、だいぶ感触が掴めてきました。自信も戻ってきた感じです! ダービー出場の賞金も懸かっているので、今回は勝負です!」

 福田選手は車好き。「運転が好きなんですよね。落ち着くんですよ。 車の運転は法定速度ですけど、 自転車は法定速度以上で走りたいですね」と、冴えたコメントを出してくれました(笑)。  
         


 
森川剛選手(神奈川・89期)

              

「今年から、本格的なウエイトトレーニングをしています。体重は、 103キロくらいありますが、以前とは違って、筋肉の103キロ。引き締まっていますよ」

 

 「私は誰でしょう?」

           

 正解は…地元の萩原操選手!

 正解率は、50パーセントの中級クイズです。分からなかったあなたは、初級クイズから… トライ!?

 頼んだわけではないのに、カメラを向けると、こんなポーズを。 51期のベテランとは思えないお茶目さん?

 

 この四日市戦の前に、 愛知の高橋和也選手 (91期)が、

             

 「師匠(高橋美行さん)に紹介してもらって、 萩原操さんのところで1週間合宿してお世話になりました。 中身の濃い練習ができました」とのこと。

 萩原選手は、「俺が、若い時は、逆に、高橋さんたちにお世話になって、 練習をさせてもらったりしてたからね。1週間練習して、和也は来た時より強くなったよ」と、目を細めていました。

 準決勝では、連携が実現した二人でしたが、決まらず敗退。しかし、萩原選手のもと、 いつもとは違う環境で練習を積み、高橋選手はいい刺激を受けたのでは?次回の連携も楽しみです。
       

 

舟元権造選手(大阪・92期)

              

12月の差すような寒さの中、前検日、1人だけ半袖だったのが舟元選手。 「寒いのは大丈夫です」と、 頼もしいコメント!

 「11月の高知は、風邪(急性気管支炎)で休んで、しばらく休みました。 それから練習5日間して、 直前の武雄に行ったんですけど、最終日はいい感じで逃げ切れました。僕は、出切られたらモロいので、 その辺りを気をつけて、今節は、来年につながるレースをしたいですね」


 

 安田光法選手(大阪・54期)

             

 「今年の秋ぐらいから、手応えが良くなってきています。今、引火状態かな(笑)」

 安田選手の引火→爆発はそろそろかも。「ファイアー!」

 

 福島栄一選手(香川・93期)

              

 地脚型。「押さえ先行基本です」と、パワフルな先行基本に予選クラスで力走を見せています。

 初日は、同期・小林彰夫選手(福島)との初対戦。同期を意識しての、赤板すぎから誘導を切っての先行策でした。

 「好きなテレビは、しゃべくり007」 (月曜夜10時~・バラエティー番組)とのことで、実は私もこのテレビが大好き!一気に親近感が(笑)。

 

  加藤寛治選手(愛知・83期)・西村豊選手(三重・84期)

           

 加藤選手のサインは、「かんじ」 と、たったの3文字が平仮名で、ちょっと一筆書きのような感じで書かれていてとってもシンプル。先日、 豊橋競輪場のガイダンスコーナーに貼られていたサインを見て、あまりの分かりやすさに思わず笑ってしまいました(加藤選手、 ごめんなさいっ!)

 「僕のサインは、 小学生にも分かるように平仮名3文字なんだけど、そうすると、色紙に余白が出来すぎて、 困っちゃいます」と笑う加藤選手。

 加藤選手はテーマパークが大好きで、お子さんを連れて家族でもよく出かけるそうでよ。 ちなみに、今回の四日市には、「ジブリ」のDVDを持ち込んでいました。こう見えて(?!)、「ドリーマー寛治」です!

 

そして、地元の西村選手。 追い込みが多くなっていますが、前ならスピードある捲り、飛び付きの総力戦で戦っています。今回は、 初日7着と終わりましたが、 あとは2連対を果たしていました。

 

 垣外中勝哉選手(愛知・68期)

          

 実は、垣外中選手は馬主さん。「大井競馬所属のハイビスカスライン。年末、 12月28日にも出るんだよね」と、 とても楽しそうな表情でした。垣外中選手ともども、 「ハイビスカスライン」の応援もぜひ!

 

 大井啓世選手(奈良・58期)

            

 「四日市は、風がキツイとか言われるけど、僕はあんまり気にならない。 暑いのはダメなんですけど、寒さも、 奈良の底冷えに比べたら気になりません。僕、 中部は全体的に好きなんですよ。もっと中部走りたいくらいですね」とニッコリ。

 年が明けて2月には、地元奈良記念があります。昨年は準決Aで敗退。「頑張りますよ」 と話す大井選手からは、 自分の全てを記念に懸ける熱い気持ちがすでに伝わってきました。

 

 高橋宏和選手(愛知・80期)

              

 直前の熊本では、失格…。「まだ、ショックは癒えてませんね(苦笑)」  四日市では、 昨年9月に続いて決勝入り。

 

 小沼良選手(埼玉・68期)

              

 9月の四日市で、弟子の阿部大樹選手がA級初V。 「あいつはユニークだし、(表彰式でも)言えばいろいろやってくれたでしょ?(笑)弟子も頑張ったし、僕も頑張らないとね」

 「(落車などもあり)ちょっと不調が続いていた。今回は長かったね(苦笑)。でも、 ようやく良くなってきたよ」

 

坂元洋行選手(三重・88期)

             

 「今のレーススタイルは、自力自在。人の後ろに付かせてもらうことも多くなりました」


 10月武雄で落車し鎖骨骨折。1ヵ月程入院していました」と、 今シリーズは復帰3場所目。しかし、その不安を吹き飛ばす動きで決勝入り。 岡崎景介選手(石川)マークの2着と優勝は逃しましたが、
来期、 初のS級に向けて、 体調も問題なさそうです。

 S級初戦は、前橋FⅠ戦。東の競輪場にも、どんどん登場していきますので、 ファンの皆さまぜひ応援を。さわやか笑顔がトレードマークの 「スマイリー坂元」 をよろしくお願いします!

 

    今年最後の開催が終了しました。誰もいなくなった検車場です。

             

       今年もお世話になりました。来年もよろしくお願いします。

                  谷友梨子

 


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