柴崎淳V「開設58周年記念2009年10月25日~28日

 こんにちは。BBライブスタジオ担当の谷友梨子です。

                  

 2009年10月25日から28日にかけて行われた、四日市競輪 「開設58周年記念・泗水杯争奪戦」を制したのは、地元の柴崎淳選手。 昨年に続く連覇です!

          

 今シリーズ、上位陣の選手は、共同通信社杯から中3日、また、その間に地区プロを挟んでの参戦で、 疲れはどうかといった心配もありました。 柴崎選手もその1人。前検2日前に行われた地区プロではスプリントに出場。 前検日には少し疲れたような表情も…。連覇がかかる大会ではありましたが、そのあたりについては、「プレッシャーはありません」 とは話してくれていました。

 柴崎選手によると、今シリーズは日に日に体が軽くなっていったようで。また、 ダッシュタイプの柴崎選手ではありますが、今シリーズ、初日と準決勝には鐘前の押さえ先行を見せて決勝へ。

 

 決勝には、SS4人を含む豪華な顔ぶれが揃いました。 中でも中部からは6人(うち、地元三重勢からは3人) 。さすがに一本にはまとまれず、地元勢と、 岐阜+愛知ラインが別線となりました。

 人気は平原康多選手(埼玉・87期)。フォーリンカップこそ失敗に終わりましたが、 初日特選と準決勝では、格の違いを見せつけるような捲りで完勝。特選でワンツーを決めた諸橋愛選手(新潟・ 79期)との組み合わせが4.8倍。唯一10倍を切っていました。

 

         

      前検日、レースのことを笑顔で話している、平原康多選手

 

 平原選手が赤板から上昇しましたが、それに併せて永井選手がジャン前から突っ張り先行。両者がやや踏み合う形に。 このとき6番手に下げていた柴崎選手が、4コーナー手前で内に差し込む場面があり、一瞬バックを踏んでしまいました(この辺りのことを、 柴崎選手もインタビューで触れています)。

 

 しかし2コーナーからバックで態勢を立て直し、そこから捲っていった踏み出しは、さすがのもの!山口選手に少し振られたものの、 それを乗り越え、直線では粘る永井選手を捕えてのV! 昨年に続き、地元ホームバンクの記念連覇達成となりました。

 

 優勝インタビューの第1声!インタビュアーの長谷川満さんの 「連覇!」の一言でマイクを向けられると、 「あっ、びっくり!」

 天真爛漫な柴崎選手らしいコメントで、思わず私も笑ってしまいました。

「決勝のメンバーを見ると、自分が一番格下なので、去年と同じ(挑戦者の)気持ちで走りました。 (永井選手と平原選手の踏み合いには)冷静に反応できたと思います。ジャンの2センターあたりで詰まって、 そのときにバックを踏んでしまったんですけど、タイミングを自分で取って、2コーナーから仕掛けられました。最後は、横に(山口) 幸二さんがいたので、幸二さんとの勝負かなぁ、と思ってたんですけど」

  GⅠで活躍できていないので、 それに向けて、これからも精一杯頑張ります。(GⅠでは) まだ二次予選も突破したことがないので、とりあえず二次予選を突破できるようにはしたいです」

 

「今回、調子悪い中で参加したんですけど、日に日に身体もよくなってきて、レース内容もよかったので、自分でも『いけるかな』と思いました。 これからも精一杯頑張ります。応援よろしくお願いします!」

 

笑顔の中にも、何か風格、貫禄を昨年よりも増したような、柴崎選手でした。

 

            

 昨年の記念時の柴崎淳選手↑。あれから一年経って、表情も大人っぽくなりましたよね。(多分!?)

 

    永井清史選手(岐阜)

               

 四日市は、実に04年の正月ナイターA級戦で優勝して以来、実に5年半ぶりの登場!! S級では初出走です。

 「四日市はなかなか呼んでもらえなくて…」と永井選手(笑)。これからは、バンバン走ってください。 四日市の「キヨフミ二スト」は、首を長くしてお待ちしています。『ヨロシク(^。^) キー坊』 ←ぜひ、永井選手のブログをご覧ください。

 

     渡邉晴智選手(静岡)

               

無心にローラーに乗る渡邉選手。この前検日の時点で、賞金ランキング11位。 競輪祭での活躍に注目が集まります。

 

    新田康仁選手(静岡)

               

 四日市は昨年のサマーナイトで優勝して以来の登場。「もちろん、いいイメージしかありませんよ」 とニッコリ。そして決勝戦にしっかりと駒を進めてきました!決勝は単騎で、ギアを上げて。サマーナイトの時には、 先手ラインの三番手に乗ってのVだっただけに、その再現にも期待が集まりましたが、四日市連続Vとはなりませんでした。

 余談ですが、優出インタビューに現れた新田選手は、洗濯物が入った洗濯袋を持っての登場(笑)。 これから洗濯ではなく、「さっき終わったぶんです」と…、なかなかお目にかかれないひとコマでした。

 

   伊藤正樹選手(愛知)

              

 8月の函館記念で、左鎖骨骨折。約1ヵ月で復帰した、周りも驚く根性の持ち主。 「あの時は再乗してゴールしたので、骨折したと言っても誰も信じてくれなかった(苦笑)。ただ、今もまだ痛みがあるので、 かばいながら走っています」 

              

 伊藤選手の自転車は、99年モデルの10年もの。「10年乗っている選手は、 なかなか居ないんじゃないかな。でも、ちょっと故障したくらいなら、検車で直してもらえるから。負けても、自転車のせいにしたくないからね」

 

   柴崎俊光選手(三重・91期)

                

 昨年に続く参戦。昨年は二次予選で敗退でしたが、今年は力をつけて準決勝Cへ。 4コーナーで藤田竜矢選手を捲りきりましたが、ゴール前、諸橋愛選手に差され2着と破れ、決勝進出を逃しました。 「4コーナーで夢を見ました(苦笑)」と、俊光選手。来年は、ぜひ決勝で、弟・淳選手との兄弟連携を!

 

  内藤秀久選手(神奈川)

            

 今年3月高松でS級初V。そして今期からは初の1班へ。「僕の持ち味、厳しい競走で頑張りますよ」  いつも前向きな強い闘志を感じる内藤選手です。

 いつも前検日には、音楽を聴きながら行動している内藤選手。その度に曲を聞いてきると、「純恋歌」、 次が「加藤ミリヤ(の曲)」でした。今回は何だったんでしょう?!

 

   古田義明選手(三重)

                

 「最近、落車がないので、成績も安定してきた」という古田選手。斡旋が入った時に訊くと、「初日 (選抜)はクリアーしたいなあ…」と、古田選手らしい(?!)謙虚なコメント。しかし、初日の特選スタートから、決勝に駒を進めてきました。 地元記念の優出は初!

 

    藤野孝彦選手(佐賀)

               

 四日市初出走。

「理想のレース?位置どりにはこだわっています。中団をとってからの捲りで1着をとることが理想ですね。 僕は7番手から届く脚はないですから、7番手になると焦っちゃいます(笑)周りはみんな強いから、先捲りを打たれたら、 それを更に捲る脚はないですよ。だから、理想は中団。番手競りですか?それは、最終手段ですね」

「持ち味は強気の攻め?そうですね、僕にはそれしかないです」

「でも、普段は大人しいんですよ。レースになると人間が変わるんです(笑)」と、 人懐っこい笑顔が印象的でした。

 

   北幸博選手(三重)

                

 四日市の四日制記念、初日からの参戦は2回目。「いつも記念開催時のイベントのお手伝いばかりで (苦笑)」 初日選抜は先行した田中雅史選手の番手から追込んで1着クリアーでした。

 

    「同県同期です♪」

             

 と、仲良くカメラに納まってくれたのが、静岡の77期コンビ、佐藤明選手、望月永悟選手。

 静岡の選手たちは、ビッグレースなどでは、同県の選手が発走前には、後ろで見守って「念」 を送るのだとか。今回も、第1レースに登場した佐藤選手を見守っている望月選手の姿が、発走前の選手を映す、検車場カメラの片隅に、 小さく映っていました。

 

  田中雅史選手(愛知)

                

 初日選抜は、地元の北幸博選手、松岡彰洋選手を連れて果敢な先行策をみせていました。 9月の花月園記念では、四日制記念では初の決勝進出も。

 

 

     藤田竜矢選手(埼玉)

                  

 喋りだすと爆笑トーク全開で突っ走る藤田選手。そのトークぶりは、 競走で見せる果敢な先行策そのもの!?

 2歳の男の子と1歳の女の子のパパ。「夏にはクワガタ獲りも行きましたよ」

 

 

    小松剛之選手(宮城)

                 

 昨年2月の四日市ナイターでは決勝2着。四日市は相性悪くないバンクです。趣味を聞くと、 「気分転換に、近所の山に山歩きに行ってます」とのこと。

 

 

 

 小埜正義選手(千葉)

                 

 ここ7節1着がないといった話をしていましたが、 今シリーズも2着が2回。初日は11秒4の捲りも見せたんですが…。ぜひ次走には!

 

     山内大作選手(静岡)

             

 昨年の11月末。取手で落車。右鎖骨骨折による四ヶ月半の欠場がありましたが、直前の武雄では、 今年初の決勝入りも決めてきました。

 競走中に宿舎でいつも履いている靴下は、子供さんからのプレゼントされたもの。「今は、 トイストーリーの靴下です」

 

   秋山智幸選手(大阪)

                

  四日市記念は、今回で3大会連続出場!「地元記念でもそんなに斡旋ないですから(笑)。 前走から踏んだ感じも良くなっているので、今回は頑張りたいですね」と、満面の笑顔でした。

 

      山口幸二選手(岐阜)

                 

 勝ち上がりの勝利者インタビューは、中継スタジオと繋いで行いましたが、 昨年に続いて登場の山口選手と、解説の井上茂徳さんとの掛け合いは、いつも爆笑です。井上さんが山口選手のことを褒める度に、 「井上さんの現役時代のビデオを何回も見ましたから」と言って、ニンマリする山口選手。

 最後に井上さんから、「ところで、顔がそっくりのお母さんはお元気?」と突っ込まれましたが、 「井上さんのファンで、会いたい会いたいと言ってますわ」と、これまた最高の返しをしていた、山口選手でした。

 

    四元隆裕選手(和歌山)

                  

 四日市は、相性のいいバンク。昨年の記念でも、初日1着クリアーで、 勝利者インタビューに登場してくれていました。「今回も出たいな~。四日市・松阪と、三重は大好きなバンクです」

 

      藤原浩選手(高知)

               

 「いつも自分の競走は、中継を録画して見ています。行く前に、 自分で録画をセットしてくるんですけど、2日目からは敗者戦まわりのことも考えて、早めの時間からセットしたりとか(笑)」。

 競走中では熱いガッツポーズも見かけるし、 勝利者インタビューでも素直に嬉しい気持ちを出しているのが藤原選手。 「勝って嬉しいのは当たり前なんだから、僕は、正直にそれを出した方がいいと思うんですよ。だから、ガッツポーズもするし、 インタビューでも地を出して方言で話したりします」

 

 

    萩原操選手(三重)

              

 9月から10月にかけて、2回続けて失格があり、「さすがに、へこんだわ」と萩原選手。

 しかし、今シリーズ準決Aを1着でクリアー。勝利者インタビューでは、「いや~。 もう恥ずかしいですわ」と、照れて苦笑い。昨年は、ホームの松阪記念で、準決Cを、バック9番手からの捲り追い込みで突破。 場内の大歓声に応えていましたが、今年は、四日市記念で決勝入り。お見事です!

  競走から離れた、素の萩原選手は天真爛漫!「操さ~ん」と後輩からも慕われる萩原選手の周りには、 いつも笑いが絶えません。

 

    本田博選手(宮崎)

                 

 左手の白い袋には「枕」が。「競走には、必ずこの枕を持っていきます」 

 初日・2日目と単騎。うまく脚を溜め、直線でするどく伸びて、準決Aまで進出していました。

 

      五十嵐力選手(神奈川)

               

 初日の特選では、永井清史選手を11秒3で捲って、マークの渡邉晴智選手を差させず1着! 自信のついたレースになったのでは。

 

    飯野祐太選手(福島)

               

 二次予選Aは、永井清史選手の捲り追込み(11秒4)には敗れましたが、前受けからそのまま先行。 2着に粘っていました。

 

   西本直大選手(大阪・92期)

               

  今期、初S級。そして、今回が初の記念参戦でした。「斡旋が来たときは、 めちゃくちゃ嬉しかったですよ!」

  ダッシュタイプで、カマシ・捲りに威力がある選手ですが、押さえ先行基本に攻めています。 これからどんどん記念にも出て、名前を売って行きたいですね。

 

      水谷好宏選手(滋賀・93期)

                

 水谷選手も、今期初S級。記念参戦はは2回目です。ダッシュを活かした快速先行が持ち味。今大会、 初日の第1レースの一番車ということで、前検日には、かなり気合も入っていました。

 A級時代には、四日市では準決後に優出インタビューがあるのを知らず、 競走が終わってからそのままお風呂に入ってしまい…。途中で放送で呼び出され、お風呂を中断して、インタビューに答えてくれた水谷選手。 ご本人は恐縮しきりでしたが、こちらこそすみませんでした…。

 

                    谷友梨子

  次回からは、ナイター開催となります。皆さま、本場にもぜひお越しください。


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