阿部大樹V(埼玉・94期) 2009年9月13日~15日

 こんにちは。BBライブスタジオ担当の谷友梨子です。

 

                   

 

 今シリーズは『第4回ベイサイドナイトレース杯 Kドリームスカップ』(FⅡ)が、 9月13日(日)~15日(火)の日程で行われました。

 

 優勝は、阿部大樹選手(埼玉・94期)。

 

             

            (Tシャツのデザインは、阿部選手の自筆です!)

 

 今節、特選の自力3強は鈴木伸之選手(愛知・87期)、脇本雄太選手(福井・ 94期)、阿部大樹選手(埼玉・94期)。

 その特選の自力3車は、準決勝で各レースに分散されましたが、 10レースでは阿部選手が逃げ切り勝ち。これを見た同期の脇本選手は11レースで、阿部選手のタイムをコンマ3秒上回っての、 これまた逃げ切り勝ち!トリの12レースは、鈴木選手が11秒5の捲りを披露しての1着!各自力選手が、 それぞれの持ち味を発揮して、人気に応えて決勝に勝ち上がってきました。

 また12レースでは、木村圭吾選手(東京・90期)が、予選スタートながら、 突っ張り先行からマーク陣を差させず2着に粘り、これまたデキのよさをアピール。

 決勝は埼京が別線となり、コマ切れ4分戦となりました。

 

 レースでは「先行します!」と宣言した脇本選手が、 宣言通りの先行。しかし、先行した位置は、何と赤板前!しかも、 ただ押さえただけではなく、すでに赤板ではかなり早いペースに!明らかに、 同期の阿部選手を意識した組み立てでした(決勝インタビューでも「同期の阿部君は負けず嫌いなので、 僕も負けず嫌いの気持ちを出して頑張ります」とコメントしていました)。

 一方の阿部選手は、 先行はできなかったものの4番手を確保。1番人気の鈴木選手は、6番手外並走の形(内には木村選手)で、 最終周回に。

 しかし、さすがの脇本選手も、赤板前から脚を使っては、いつもの脚色はすでになく…。 1センター4番手から捲った阿部選手が、3コーナーで一気に捲りきっての快勝!マークの黄金井憲選手(埼玉・54期) がきっちり続いての埼玉ワンツー。3着は谷岡博行選手(大阪・58期)でしたが、2着からは5車身離されてのもの。 埼玉コンビが完全に抜け出してのゴールに。

 

 優勝した阿部選手は、これが記念すべき1・2班戦初優勝! 3月大宮チャレンジ戦で9連勝し、2班特別昇班を果たした後は、決勝2・3着はありましたが、なかなかVには届かずで…。しかし、 このナイターで、惜敗に終止符を打ちました!

 

 喜びいっぱいの表情で、場内ステージに登場した阿部選手にインタビューです。

 

             

 

 「1・2班戦、初Vです。最近、調子を落としていましたが、 これを皮切りに、調子が良くなればいいですね」

 「(決勝は)脇本君にリベンジをしたかったけど、スタートも取れず、焦ってしまって…。もう、 2周半前から脇本君はやる気バリバリで、僕と目を合わさないので『イヤだなあ…』と思いながら付いていましたね。 あそこまで闘志バリバリで来られると、ビビっちゃいましたね(笑)。軽々と捲った?いや、軽々じゃなかったです。もう、脚はガクガクです」

 「自分らしいレースではなかったので、師匠には何て報告していいか…。とりあえず『優勝しました』 と報告しておきます。この優勝を機会に、今度は今日みたいなレース(捲り)ではなくて、 阿部大樹らしいレースで勝てるようにしたいと思います。正直、『バカヤロウ』 と言われても仕方がないレースだったんですけど、今日初めて優勝できたので、嬉しい気持ちでいっぱいです。 次に四日市に来るときには、もっと力をつけて、阿部大樹らしい先行ができるように、一生懸命頑張りますので、 これからも応援よろしくお願いします」

 

            

 

 普段の表彰式では、インタビューの後、表彰状やトロフィー、記念品の贈呈が行われ、 記念撮影へと移ります。それが、だいたいは上の写真のようなポーズとなるわけです。

 しかし、阿部選手は「芸人だと思ってください」(前検談)と言うくらいユニークなキャラ! お客さんもその辺りを察知されたのか、いろんなリクエストが飛んで…。

 

             

 

 こんなポーズまで!(笑)

 初Vだけではなく、 パフォーマンスでも大いにアピールした表彰式になりました!

 

 ちなみに、前検日には、こんなサービスショットも(笑)持っていたバッグとともにパシャリ!

 

             

 

 しかし、仕事の話になると、お茶目な一面は封印。しっかりした口調で、こうも語ってくれました。

 「同期で意識する選手ですか?ワッキー(今回出走の脇本選手) とか、坂本貴史、山本奨etc…。学校時代から仲良くさせてもらっています。でも、仲がいいぶん、 競走では負けたくないです!

 「師匠は小沼良さん。将来は、師匠の前で駆けたいです。 期待してもらっていると思うので、早くS級に行かないといけませんね!」

 

 次に四日市に来るときは、どこまで強くなっているのか、楽しみです。

 

 

 その決勝戦でマーク2着。きっちり埼玉ワンツーを決めたのは、 黄金井憲選手

 

             

 

 黄金井選手の息子さんは、競艇選手(力良〔りきら〕・100期) 。そんなこともあってか、阿部選手のことを「阿部君は、エンジンが違うよ」 と表現してくれました。

 今回の阿部選手の初優勝の陰には、黄金井選手ならではのアドバイスがあったことも見逃せません。

 「阿部君は前の日から『先行します!』って、行く気満々だったよ。でも、前の晩宿舎で 『落ちついて行け』と、時間をかけて話しました。今回捲りになったけど、これは決して競走が小さくなるってことじゃない。阿部君は(1・ 2班戦)初優勝らしいね。まだまだ上を目指す選手なんだから、いいキッカケになると思うよ」

 ベテランらしい、落ち着いた口調で語ってくれました。

 

 

 さて、次節はいよいよ記念です。開設58周年記念『泗水杯』(GⅢ)が、 10月25日(日)~28日(水)の日程で行われます。

 昨年(8月)は、柴崎淳選手(三重・91期)が、武田豊樹選手(茨城・88期)を11秒2で捲って、 記念初優出初優勝を、見事にホームバンクで達成!91期、記念優勝一番乗りも果たしました!果たして、 今年はどんなドラマが待っているのでしょうか?ぜひご期待ください!

 

 

                    谷友梨子


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