南大輔V(京都・76期) 2009年8月31日~9月2日

 こんにちは。BBライブスタジオ担当の谷友梨子です。

 

                   

 

 今シリーズは、『第3回ベイサイドナイトレース杯 Kドリームスカップ』(FⅡ) が、8月31日(月)~9月2日(水)の日程で行われました。

 

 優勝は、南大輔選手(京都・76期)。

 

             

                  (優勝後、検車場にて)

 

 今シリーズは、関東、南関東からの遠征選手を迎えての開催でしたが、 東日本から決勝に勝ち上がったのは、追い込み型の青木貴之選手(神奈川・80期)ただ一人。 中近の選手で8人を占めました

 近畿は4人の勝ち上がりでしたが、 中でも目を引いたのが京都の3選手。今期昇班を果たした奥平充男選手(京都・93期) を前に、南選手-武田哲二選手(京都・65期)という固い結束。和歌山の大川栄二選手(70期)は、「京都“から”」 のコメントで、4番手追走に。

 一方の中部勢も4車でしたが、こちらは藤川浩平選手(石川・87期)と西浦仙哉選手(三重・73期) が、割り切って別線になりました。

 

 レースは、後ろ攻めの奥平選手が、赤板1センターからの押さえ先行。中団5番手に藤川選手、 8番手に西浦選手の形でジャン。8番手の西浦選手が、ホーム手前から果敢に仕掛けましたが、武田選手にブロックされて万事休す。藤川選手は、 5番手の内に包まれ動けずじまい。

 結局、絶好の番手無風で回った南大輔選手が、一気に追い込んでの優勝。 おととし10月奈良以来、約2年ぶりの優勝となりました!2着武田選手、3着大川選手で、 近畿ライン2~4番手の選手で上位独占。3連単750円、1番人気の決着でした。

 

 見事に人気に応え、ファンの皆さまの前に登場した南選手に、お話を伺いました。

 

             

 

 「2年ぶりの優勝、長かったです。奥平さんが頑張ってくれたので、 絶対に1着取って、武田さんとワンツースリー決めようと思って踏みました。(奥平さんは)主導権を取るのも、 仕掛けも落ち着いていて、僕はすごく楽をさせてもらいました。道中、西浦さんは見えましたが、藤川君の動きが分からなかった。でも、 奥平さんが掛かっていたので『いけるかな』と、バックすぎで思いましたね

 南選手と奥平選手。期は南選手の方が断然先輩ですが、年齢は奥平選手が4つ上。そんなこともあって、 南選手が奥平選手を呼ぶときは「さん」づけです。その奥平選手の先行に応えた優勝でした。

 

             

 

 「前回地元戦では、悔しい思いもしました(準決勝5着敗退)。でも、四日市はすごく相性がいいので、 『チャンスあるかな』と思って、今回来ました。ここ(四日市)の優勝は、3回目くらいです。四日市のナイターはきれいで、 お客さんの声援も熱く、走りやすいバンクです」

 「これからはもっと優勝を重ねて、またS級で走れるように頑張ります。 四日市は相性がいいので、次来るときはまた頑張ります。応援、よろしくお願いします!」

 S級復帰に向けて、ファンの皆さんに力強い言葉で、締めくくってくれました!

 

             

 

 

 さて、今回の決勝戦は、中近勢の争いとなりましたが、そんな中、 東日本からただ一人勝ち上がってきたのが、青木貴之選手(神奈川・80期)。

 

             

 

 「誰か勝ち上がってきてくれると思ったんですけど…」と、準決後は少々困惑ぎみでした。決勝は、 単騎の競走を強いられ6着。見せ場を作ることができませんでした。

 ただ、青木選手にとっては、 降級後6場所目でようやく果たした決勝進出。ここまでの5場所は、準決勝中間着で敗れていました。

 「これじゃあいけないので、いろいろ考えています。練習も変えたりしていますし、 次節からはフレームも変えようかと思っています。今のフレームは、自力の打てるフレームじゃない。追い込み仕様です。 新しいフレームは、今節に間に合わなかったので、この次あたりからは、そういうこと(自力)も考えて、練習はしてきています。 今のフレームで目標がないときは、『位置を取って、いいところを突っ込めればいいな』という感じですね」

 「もっと脚をつけて、フレームも捲りの打てるものにして、 リベンジしたいですね。もう1回くらい、S級に行かないとね!」

 

 青木選手は、デビュー13年目に入りましたが、四日市参戦は意外にも今回が初めて! そんな今シリーズで、ようやく掴んだ決勝シート。S級復帰へ向けて、これからまだまだ挑戦が続きます。

 

 今回の検車場で、ひときわ“練習焼け”が目立った新人選手!三田村謙祐選手(京都・96期)です。

 

             

 

 Tシャツ姿でも、筋肉隆々さが伝わってきます!学生時代にはレスリングをやっていたそうですが、趣味は「ウエートです」と。なるほど、 納得です!

 「持ち味ですか?どうですかね…。自分の中では、地脚もダッシュも、 どちらも長所ではないんですけど、逆にどちらも短所ではない。バランス型だと思います」

 師匠は、八倉多加人選手(52期)。練習仲間は、久米康徳選手(70期)、 川村晃司選手(85期)、伊藤信選手(92期)、小谷実選手(93期)ら。そんな師匠や練習仲間からは、こんな声が。

 「川村さんからは『28歳でS級になれ』と言われています。 デビューして2年ですよね。かなりハードル高いんですけど(笑)。でも、 今は一日も早くS級に上がりたいです!」

 「また、八倉さんの許可が下りるまでは、先行一本です!自分も 『先行で勝つのが、競輪を楽しめるかな』って思ってますし。逃げ切ったら気持ちいいです!」

 

 今回四日市終了時点で、デビューから18走して、バックは15本!1着10回のうち、 逃げの決まり手は『9』!今シリーズは、決勝こそ単騎で思うようなレースとはいきませんでしたが、勝ち上がり戦ではいずれも先行して1着、 2着。

 今後も、師匠の教えを守って先行一本で戦ってくれることは間違いありません。先輩の言う 「28歳でS級」を目指して、これからも練習の日々が続きます。

 

 

 さて、次回の四日市ナイターは、9月13日(日)からのFⅡ戦。今回同様、関東、 南関東からの遠征を迎えての3日間です。秋のナイターをお楽しみください。

 

                    谷友梨子


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