こんにちは。 BBライブスタジオ担当の谷友梨子です。
今シリーズは、FⅡ「第1回Kドリームスカップ」 が2008年7月23日~25日の日程で行われました。今開催を制したのは、 疋田敏選手(愛知)。
前期S級1班から、今期無念の降級。降級初戦の、直前の豊橋では貫禄のV。降級後、 2場所連続Vを飾りました。
連日、目標が無く、良い位置での競走では無かったんですが、人気は疋田選手の集中。 「走る前にオッズを見たら、連日人気が集まっていて…。プレッシャーでしたね。これは何とかしないとファンに申し訳ないと思いましたよ」 とのこと。
決勝は、地元の太田雅之選手に前を任せての競走。「太田君が頑張るって言ってくれたので。 僕も若い頃に先輩に前を任せてもらって成長したので、ここは若い太田君に頑張ってもらいたい」と、準決勝終了後、ニッコリ。
4コーナーでは4番手でしたが、直線コースで、太田選手の後ろから、 空いたコースをシャープに追込んで優勝!
疋田選手の自転車です
優勝インタビューでは、「優勝できて、正直ホッとしています。初日、2日目と(1着取れず) ご迷惑をお掛けしましたが、今日1着取れて良かったです。直線は、外へ行く脚が無いので、コースを見ていました。ここに来る直前に、金子 (貴志)君や倉野(隆太郎)君らと合宿に行ってて、その疲れが取れていない部分もあったけど、最終日に疲れも取れて良かったです。 これからも中部をよろしくお願いします」と、話していました。
優勝後、検車場で
前期S級1班のお見事な脚を、今シリーズも四日市のファンに披露してくれた疋田選手。 次走にも期待が集まります!
決勝3着 太田雅之選手(三重)
近況はフレームを代えたり、陸上のトレーニングを取り入れた自分に合った練習メニューを組んだり。 その結果、少しづつ成績も上がってきました。
しかし前回の地元戦、今年の4月、絶好調で迎えた準決勝は落車失格。デビューしてから初の失格、 また初のS級の点も駄目になり…、相当のショックを受けたそうです。
今回は、前回の悔しさをバネに、「まずは決勝には乗りたいですね。 初日選抜は、愛娘の2歳の誕生日なので、1着取ったらガッツポーズしますよ」と、 前検日の太田選手からは笑顔が。
初日選抜はよい伸びを見せ2着、また2日目は自ら捲って1着。 一日遅れのお嬢さんへの誕生日プレゼントのガッツポーズも飛び出しました!レース後、「あのメンバーでのあの1着は、過去の四日市優勝 (03年8月A級初V)より嬉しかったですよ!それにしても、まさか決勝に乗れると思いませんでしたよ!」と、満面の笑顔でした。
決勝は、疋田敏選手を連れてのレース。「これしかない!と体が勝手に動いた」と、 ジャンの4コーナーで押さえ、その上を叩いた近畿勢の3番手追走。直線、抜け出した疋田選手が優勝、太田選手が3着となりました。
前検日、「以前先輩に、『コースってのはな、空いている所に突っ込もうとするとふさがるけど、 狭いところは空くんだ』と、食事をしながら言われたことがあるんですよ。でも、その狭い所に、なかなか突っ込めないんですよ。そこが、 まだ追込み選手として甘いところなんでしょうね…」と話していた太田選手。
また気持ちを立て直し、来々期のS級入りを目指して頑張りたいところです!
チャレンジレース優勝は、古川貴之選手(佐賀・93期)
チャレンジレースの決勝は、93期が4名、94期が1名という若手機動力タイプが多く揃った一戦。
古川選手は単騎での闘い。最後は捲り合戦となりましたが、 最後方から捲った古川選手の11秒3の捲りが届いて、見事優勝!6月の別府以来、デビュー2回目のVを飾りました!
前検日、近況について訊いてみると、「まだまだですね。もっと先行で頑張りたいです。師匠 (原司選手)からは『先行で頑張るようと言われています』」とのこと。「持ち味は粘り。 今後は、トップスピードを強化していきたい」と話していました。
チャレンジレースでは、決勝常連クラスの力を持つ古川選手。これからも、優勝を重ね、 ますます上を目指し頑張ってください!
それでは、今シリーズの参加選手の表情を写真とともにご覧いただきましょう!
伊藤浩選手(大阪)
45期のベテラン選手。今期から約27ぶりの降級(来期はS級復帰)となりました。
「練習はしっかりやってますよ。何もやらなくても勝てたらいいけど、残念ながら、 僕の場合はそうじゃないからね」と話す伊藤選手は、それを物語るように、全身日焼けで真っ黒。他の選手からも、 「伊藤さんは練習はすごくやってるよ。あの日焼けの仕方(日焼けの場所)は、遊んでの日焼けじゃないって分かるよ」と、 いった話も聞きました。
ちなみに趣味は「バス釣り」だそうですよ。
平川公一選手(徳島)
この開催時は、大阪の平川選手でしたが、 8月13日付けで徳島に移籍。 親戚が徳島にいることもあり、以前から徳島でも練習していた平川選手ですが、「移籍をきっかけに、気持ちも新たに頑張りたい」 と話していました。
徳島支部の選手の皆さんをはじめ、室井健一・竜二選手、小倉竜二選手らとも練習しているそうです。
今シーリーズは3日間、HBを取る競走をしていましたが、「先行基本に出来るだけ頑張っています」 とのこと。
ちなみに、趣味は車の洗車だそうですよ(笑)。
武井克敏選手(愛知)
スピード鋭いカマシ、捲りの威力がある武井選手。今年は優勝が2回。 4月からはコンスタントに決勝に乗っています。「前回の武雄が悪かったからね~。今回は頑張りたいよ」 今シリーズは、 初日8着と敗退してしまいましたが、最終日に人気に応えて勝ち星を上げていました。
鈴木龍之介選手(栃木)
今期から3年半ぶりの降級(来期はS級復帰)。降級初戦の前場所の千葉では準決4着で敗退でしたが、 、「来る前に猛練習した結果が出ました」と、今シリーズは決勝入り。
村田雅一選手(兵庫)
飛びつき・捲りと俊敏に立ち回る村田選手。基本のギアは3.71。ここ一発という時には、 4倍のギアも使用しているとか。番手戦もあるが、基本は自力で。自分で動いた方が成績もいいとのことです。
4月の大垣でデビュー初V。近況、少しづつ成績も上がってきました。理由を訊いてみると、 「最終バックで8番手、9番手に置かれることがなくなってきたかな。最近は中団にこだわったレースをしてますからね」とのこと。
今年の5月からは初日の特選スタートにも定着し、「常に決勝に乗れるようになりたいですね」 と話していました。
ちなみに、趣味は、車やスノボーなど。「競走中は宿舎でゲームですかね。他にやることもないしね (苦笑)」 また、高校時代は野球部(滝川第二高校)だった村田選手。 今でも夏は高校野球が気になり見ているそうですよ。
北野裕宣選手(和歌山)
夏場は、朝5時から練習を行っているそうです。しかし、お酒好きの北野選手…、「たま~に、 前の日のお酒が残っていることもあるかな(笑)」
「ファンの方に、僕を(車券で)3日間追い続けてもらったら、 2勝1敗で終わってもらえるようにを目標に頑張ってますよ」
千原洋晋選手(和歌山)
とにかく逃げ1本に徹する攻めを見せる千原選手。プライベートでは、相撲と高校野球が大好きだとか。 「TV中継は欠かさず観てます!」
蓮井祐輝選手(香川・93期)
「脚質は地脚系です。5月の高知から、3.77にギアを上げて、その辺りからよくなってきました。 その次の高知では初優勝もできましたし。師匠は、堀田耕一さん(61期)、練習仲間は池田憲昭さん、原誠宏さん、宮崎康司(94期) くんです」
そんな蓮井選手の背中には…。
その名も、「四国は家族」Tシャツ!!! 四国の93期同期メンバーの名前がズラリ!
続いて…、「お色直し」をしてもらいました!?
(この写真は、実は、その後の 松阪に参戦 の時に撮らせてもらいました)
その名も、「58年生まれ」Tシャツ!!! 93期の昭和58年生まれのメンバーの名前がっ!
最近は、若手の選手達は、競輪学校卒業前に、色んなTシャツを作っていて、見ていて面白いですよ。
脇本雄太選手(福井・94期)
94期の新人レーサー。まだ19歳の脇本選手です。在校成績11位。卒記レースは3着。
今シリーズがデビュー2場所目で、デビューの地元福井戦は2連勝で勝ち上がり決勝2着の成績でした。
「デビュー戦は舞い上がってしまいましたよ(苦笑)。 僕の応援にたくさんの人が来てくれていましたね」と話す脇本選手は、お喋り上手なとても明るい性格。笑いの絶えない選手です。
「親が競輪をよく知っていて。デビュー戦を終えて家に帰ると、 『決勝は詰めが甘い!』と叱られました(笑)。下手なレースはできないですね~」
「僕、5人兄弟の3番目で。 親を早く楽にさせたいという思いもあって、選手を目指しました。自転車は高校生から。中学校までは科学部だったんですよ」
ちなみに、初めての賞金は、「何も使ってないです。親に全部渡しました。 これからもそうするつもりです。そこから、僕が必要な分をもらうようにしてます」とのこと。
「性格は負けず嫌いですかね。同期には負けたくないっていう気持ちはありますね~。 意識する同期は、坂本君(坂本貴史選手・青森)。坂本君とは、高3の時、 国体で一緒に走りました。もっとも、向こうは僕のことをそんなふうに思っていないでしょうけどね(笑)」
デビュー2場所目の今シリーズも2連勝で決勝進出!決勝は3着と終わりましたが、 この勢いなら近い内に初Vも達成できるはず! 「ロンドンオリンピックには出たいですね。競輪ももちろん頑張りたいです!」と話す脇本選手。 これからに大いに期待が集まります。
柴田祐也選手(岐阜・94期)
地脚タイプで、インカレの団体追い抜きを連覇したアマチュア実績を持つ柴田選手。
今シリーズはデビュー2場所目。デビューの名古屋戦は、「冷静に走れていませんでしたね。初日、 2日目は先行もできず、最終日は先行しましたけど、『先行できた』だけでしたね」と、前検日は反省しきり。 「師匠の本村 (隆文)さんからは、『人は気にせず、自分のレースをしろ』と言われています」
「自分のレースとは?」と訊いてみると、「バックを取るようなレースですね。1着を取ることより、 自分のレースをして、力を出し切りたい」と話していました。
今シリーズは、初日・2日目と見せ場なく終わってしまいましたが、 最終日にジャン前から押さえて先行!そのまま押し切って、嬉しいデビュー初勝利を上げていましたよ!!
それではここからは、 今シリーズもBBライブスタジオに登場してくれた地元選手をご紹介いたしましょう!
初日登場 竹田恵一選手(28期)
今年の7月10日、豊橋競輪場で区切りの400勝達成! おめでとうございます!「とりあえずは、目標としていた400勝を達成しホッとしました。 これからも1戦1戦頑張るだけですよ」とニッコリ。
9月1日には還暦を迎える竹田選手。豊橋の後の地元松阪戦では、 19歳の不破将登選手(94期)と3日間連携!前検日には、 「歳が40も違うんだよ。そんな若い選手と一緒にレースをするなんてすごいね!」 と言って笑っていました。
竹田選手のそんな若々しいレースぶりには、いつもパワーをもらっています。竹田選手、 これからもますますのご活躍を!応援しています!
2日目登場 小谷文吾選手(79期)
最近は、BMXにも乗り始めたということで、「競技にも出ていきたいなあ」と話していました。
高校の時には、重量上げの選手だった小谷選手、いつも練習も競走もパワー全開!ときおり飛び出す、 競走中のもガッツポーズにも注目してください!
次回の四日市競輪にもご期待ください!