こんにちは。谷友梨子です。
今シリーズは、FⅡ戦「第3回ベイサイドナイトレース杯」が、 2008年2月1日(金)~3日(日)の日程で行われました。
今大会の覇者は、岐阜の山口泰生選手(89期)。
昨年の7月に初昇級。今期から降級となりましたが、来期のS級の点は取れているそうです。 昨年後期S級では5勝、11月の一宮記念では、準決勝Aまで駒を進めていました。前検日には、 「S級とA級とでは、トップスピードと、バックからのスピードが違いましたね。S級は、バックからスピードが上がっていくんですよ」と、 山口選手。
直前の地元岐阜戦では完全V。そして、 この四日市と2場所連続Vを飾りました!!
優勝インタビューでは、「四日市に来る直前に少し体調を崩し、体重が2キロ落ちてしまいました。 調子は良くは無かったけど、今回は気持ちで走りました。A級では勝ちにこだわるレースをしています。S級では、 飛びつき8割・捲り2割くらいでしたが、A級では展開に応じて何でも、 前なら捲りも考えてやっていきます」
優勝後、検車場で
「練習グループの闘心會では、 今まで優勝してなかった人も優勝して(前検前日に、宝満大作選手がA級初Vも達成して、 祝勝会もあったそうですよ)、雰囲気も良く、みんなまとまって頑張っています。6月まではA級ですが、一戦一戦大事に走ります。 S級に復帰したら、記念の決勝に乗れるよう頑張りたい」と、 最後には頼もしいコメントも残してくれました。
四日市は、初めて完全Vを達成したバンク(2005年11月・FⅡ)でもあり、 印象もいいようです。
さて、その決勝ですが、ラインは、 大江美行選手(愛知)・長尾博幸選手(滋賀)・村田雅一選手(兵庫)小宮剛選手(東京)と、 4つに分かれての戦い。人気は、大江選手マークの山口泰生選手に集まっていました。
まず、意外にもスタートを取ったのが長尾選手。 赤板過ぎに村田選手が前を押さえ、 ジャン過ぎに大江選手がゆっくりと上昇しましたが、最終ホームで、長尾選手がカマシ先行。 大江選手は叩かれ、マークの山口選手がすかさず捲り気味に追い上げ。直線で、番手から一気に追い込んだ山口選手が優勝!
2着には8番手から捲り追い込んだ小宮剛選手。 3着にはそのマーク小峰一貴選手が続いていました。
逃げた長尾博幸選手(87期) は4着。
レース終了後は、「スタートを取ったのは、他のラインはみんな捲りたいだろうと思ったから、 僕が前を取ってそこからと思った。それにしても、僕は病気ですね~苦笑(先行病!)。スキがあれば、 (勝ち負け度外視で)行ってしまう。特に、今回は調子が良かったので、(余計に)身体が反応してしまった…」と、がっかりした表情でした。
この長尾選手とは別れて、近畿別戦勝負を選択したのが、 村田雅一選手(90期)。
、
12月の高知では、 決勝2着(8分の1輪差)。 初V目前でした。
「先行しそうな雰囲気のあった大江選手の番手で粘ろうと思ったが、長尾選手がカマしていったので慌ててしまいました…」とのこと。 出脚を生かしたカマシ・捲り・飛びつきと、何でも総力戦で臨んでいる村田選手。今シリーズも初日は捲り、 準決勝ちは飛びつきと、俊敏に立ち回っていました。
そして、地元ホームの森哲也選手(59期) は5着と終わりました。
中部ラインの3番手のレースでしたが、山口泰生選手から離れてしまい…。 前回のこの四日市戦では優勝も飾っていましたが、連覇ならず。レース終了後は、アンダーシャツのまま長い間、 他県の選手と決勝戦につぃて回顧する姿がみられ…とても残念そうな表情でした。
カマされた大江美行選手(88期)は、 「ジャンで押さえて先行しようと思ったが、長尾選手を見過ぎてタイミングを逸した。長尾選手が一気に行ったので慌ててしまった。 落ちついていれば3番手があったのに…」と、重い口を開いてくれました。レース後の足取りも重く、 検車場内にある売店のイスにどっかりと腰を落とし、気持ちも身体も疲れているようでした。
ただ、前検日には、以前からずっと悩んでいたセッティングがようやく合ってきたと話してくれ…。
前検日の大江選手
大江選手が右手に持っているのが、 選手たちがハンドルやサドルのセッティングに使う「六角レンチ」。大江選手は 「いじり棒」と呼んでいて、後輩の富安保充選手によると、 「大江さんはいつもいじり棒を片手に持ってるんですよね」との話。
同県の後輩、 富安保充選手(91期)。「次回の三重戦では頑張ります… 」と、 帰りに宣言
それだけセッテイングに悩んでいた大江選手の様子がお分かり頂けるかと思いますが、 ようやくそれが合ってきたようで、「今年に入ってから感触がいい」と話していました。 今年初戦の岸和田では、2連勝で決勝へ、直前の久留米では優勝も飾っています。
次走は、地元名古屋戦。気持ちを立て直し、今年2回目のVを、ホーム戦で狙っていきたいところです!
さて、チャレンジレース決勝では、 93期の新人、西谷岳文選手(京都)が優勝!
優勝後、検車場で
ご存知、長野五輪のスケートショートトラックの金メダリスト。デビュー前から注目を集め、 デビュー戦の地元向日町戦では、地上波のカメラも入り取材陣に多数囲まれていたとか。その注目の決勝は、内に包まれ5着。 デビュー2戦目は決勝5着と、まだ優勝がなかった西谷選手。
3戦目になるこの四日市では、 今まで優勝が無かったのが不思議なくらい連日圧倒的な強さを見せて完全V!決勝では、 後ろを大きく突き放し、デビュー初Vを達成しました!
レース後に話を伺うと、「注目されてプレッシャーはありますが、 でもそれは有り難いことです。ナイターは初めてで普段とは違い戸惑いもありましたが、 四日市は初Vも達成できたし良い印象を持つことができました、もっと練習して、これからも一戦一戦、先行で頑張っていきます!」と、 精悍な顔つきで話してくれました。
今シリーズは完全V。次回からは、特別昇班の期待も掛かっていきます。期待の新人西谷選手が、 本格的に動き始めました!
そして、今回このチャレンジレースには、デビューしてから負け知らず、2場所連続完全Vを達成し、 今節特別昇班なるかと注目が集まっていたのが、滋賀の新人、 水谷好宏選手。
小さい頃には空手で8回の全国制覇も。でも…、競輪学校の腕相撲大会は弱かったとか… 。
前検日には、「特進は、自分ではプレッシャーは無いけど、みんなに訊かれるので…。ダッシュ型で、 今後の課題はスピード地脚。トップスピードをいかに持続できるかですね」と話していました。
予選は一瞬ヒヤッとするシーンもありましたが、落ちついて立てなおし1着クリアー。しかし、 準決では捲り追い込まれ4着と敗退。特別昇班はなりませんでした。しかし、最終日にはきっちりと勝ち星を挙げ、 次回に繋がるレースを見せていました。次走にも注目が集まります!
それでは、 今シリーズもBBライブスタジオに登場してくれた地元選手をご紹介しましょう!
初日登場 籔本賢一選手(51期)
昨年の12月に、次女・真優(まひろ)ちゃんが誕生。「長女ももちろん可愛いけど、 年の離れた次女なので、もう可愛いくって」と、メロメロだった籔本選手。「そのぶん、やはり、練習にもレースにも気合が入りますね」 とのこと。
2日目登場 上田国広選手(89期)
念願の来期S級の点も取れました!来期「練習仲間のS級の先輩を引っ張ることになったら?」 という私の問いには、「先輩に言われたとおりに走ります!!」との答えがっ! ←練習仲間の先輩に、 この部分をコピーして、渡しておくことにします…(笑)
最終日登場 野呂尚選手(48期)
総勢18人「高岸ファミリ-」の,練習グループのリーダーです。昨年4月に、400勝を達成! その時に、練習仲間がお金を出しあってくれて、「400勝」と刺繍の入ったレーサーパンツやシャツなどをプレゼントしてくれたそうですが… 「あまりに派手で履いたのは1回くらい…」とか。←今度、カメラに納め、披露しますね!
次回の四日市競輪は、2月13日からのFⅠ戦です。次回もご期待ください!