1/25~27 MS管財杯(FⅡ)より

 こんにちは。実況の立野純です。

 

                   

 

 毎年感じることですが、この時期というのは、月日の流れが本当に早く感じます。ついこの前、 新年の挨拶をしたかと思えば、もう街中は節分モード!それは、競輪場内のショーケースもそうでした。

 

               

 

 今年の冬は、特に寒い!今節も3日間に渡って、四日市名物『開運甘酒』 が振る舞われました。

 

               

 

 四日市競輪場は、記念を除き、本場開催はオールナイター。よって、 バンクの指定練習は午後1時半ごろからスタート。

 

             

 

 本場開催のみの日は、午後2時半開門ですが、昼間の他場併売日ですと、 間近にバンク練習を見ることができますよ

 

             

 

 ちなみに次節(2/16~18)は3日間とも昼間から発売がありますので、 練習からしっかりチェックすることができますよ。その次節は、S級1班が20名あっせんされているFⅠ戦です!

 

 

 

 

 さて、今年に入って2節目の四日市ナイターは、1月25日(水)~27日(金) の日程で行われた『MS管財杯』(FⅡ)。MS管財さんは、 四日市競輪場内を警備されている会社。制服にもしっかり社名が入っているので、すぐにお分かりになるかと思います。 そのMS管財さんの提供で、今節優勝選手の表彰式では、 お客様に3万円の旅行券もプレゼントされましたよ!

 

               

 

 

 ではここでは、今節出走した選手から、何人かをピックアップしてお届けしましょう。

 

 

 トップバッターは、松澤敬輔選手(宮城・97期)

 

             

 

 昨年1月に2班昇班を果たし、今期は初の1班。先行基本の攻めで、1・2班戦でも奮闘しています。 ただ、なかなか思うようにはいかないことも…。

 「1・2班戦は、チャレンジ戦のようなごまかしは効かないですね。簡単には勝たせてもらえない。 ただ、上に上がってからは練習にも身が入りましたよ!この世界は、頑張るか、頑張らないかですからね」

 

 三重は今回が初出走。持ち味をアピールしてもらいました。

 「脚質ですか?自分では、元々ダッシュ系だと信じていたんですけど、周りからは『地脚系だぞ』 と言われています。今は自分でも地脚系だと思います」

 「上に上がってからは、先行するようになりました(逃:6 捲: 1 差:2 ク:0 BK:10)。でも、意外と競ったりもするんですよ。でもそれは、 流れの中での最終手段です。『包まれても終わらないぞ』というのが、自分の真骨頂です!(笑)」

 

 今年は既に1節(12/31~1/2の千葉)走り終えていましたが、このときは 「風邪で全然ダメでした」と。なので、「今回は、今年の初戦だと思って頑張ります。三重県にも、いいイメージをつけたいし」と、 気合いも入っていました。

 

 その今シリーズ。予選では乾準一選手(大阪・85期)の番手に飛び付いての追い込みで、 ラインワンツー。レース後は「さっそく真骨頂を見せちゃいました」と言ってましたが、これも前々に踏んでいたからこそ。 準決勝は自力で3着に入り決勝進出。これが1・2班戦2回目の決勝進出となりました(決勝は先行策も捲られ)。

 

 先行基本ですが、叩かれても終わりません!器用さも武器に、さらに上位を目指す一車です。

 

 

 

 

 続いては、手島靖選手(千葉・67期)をご紹介しましょう。

 

             

 

 67期と言えば、機動力タイプの中ではベテランの域。しかし今でも、 若手をねじ伏せるパワーは健在です。

 「いやいや、20代の若い子は強いんでね。なかなか力勝負ではキツイなという面はありますよ」 と言いつつも、『捲り10』の決まり手は、そう簡単に付けられる数字ではありません。

 

 「目標があれば、しっかり付いて援護しますよ。でも、捲りの決まり手が多いので、 番組も前を回る方が多いですね。それに、自分でやる方が、勝っても負けても納得できます

 「先行ですか?さすがにジャンからは行けないけど、緩んだらホームか1コーナーくらいからなら、 駆けてもいいという気持ちはありますよ」

 

 今シリーズは3日間本命の印を背負って走ることに。予選は中団阻まれ、 かなり苦しい流れになってしまい、準決勝進出とはなりませんでしたが。残る2日は2着、1着。2日目は力で捲り追い込んで2着。 最終日は番手を活かしての追い込みで、ライン突き抜けのワンツーでした。

 

 決勝シートからやや遠のいていますが、「勝ち負けは展開もあるから仕方ない。 練習は変わらずしっかりやっています」と、ベテランらしい語り口。これからも豪快な捲りで、ファンを魅了してくれることでしょう。

 

 

 

 

 では次に、内山貴裕選手(京都・95期)をピックアップ。

 

             

 

 京都の選手ですが、四日市出走は、一昨年11月のチャレンジ戦以来。久々の四日市となりましたが、 決まり手を見ると『逃:0 捲:5 差:1 ク:0 BK:4』。逃げの決まり手とバック本数が、以前と比べて減少傾向。

 「最近は、位置を取る競走をしています。 でも先行を捨てた訳ではありません。先行も捲りも、行けるタイミングがあれば行きますよ。自力も含めて、 いろいろやっていきたい

 

 そう思ったのは、「同じことばかりやっていても、点数は上がりませんからね」ということから。

 「番手競りですか?心の準備はまだできていないけど、 これからは何でもできるレースを目指していこうと思っています」

 “ニュー内山”の確立に向けて、意欲的でした!

 

 今回は、「学校のときから仲がいい」という、同期の鹿内翔選手(青森・95期)と2度対戦。 「鹿内さんの方が年上ですけど、レースで鹿内さんを立てることはないですよ!(笑)」と話していましたが、結果は2度とも先着。 予選は捲れず5着止まりでしたが、最終日はうまくコースを突いて、4コーナーで番手を阻んでの追い込み勝ち。 白星でシリーズをしめくくりました。

 

 これからは、“自在型”の内山選手の動きにご注目ください!

 

 

 

 

 では、最後にチャレンジ戦から。木村弘選手(青森・100期) です。

 

             

 

 昨年は5回優勝し、今年初戦となった正月静岡では完全V。その優勝インタビューを、 私は現地で見ていましたが、お客さまの前でこう言ってました。

 「グランプリに出て、賞金王になれるように頑張ります!」

 そのことを木村選手に話すと、

 「やっぱり何でも言わないと。自分にプレッシャーをかけて!」

 いいことですね!

 

 中部地区には今回が初遠征。

 「脚質は地脚です。ダッシュはありません。でも、 地脚もそこまで言うほどないですけど…」

 「ここまで順調?いや、全然です。まだパワーが足りません。それに、 練習での力もレースでうまく出せていません。優勝6回していますが、自分では納得していません」

 

 ここまでの決まり手は『逃:14 捲:8 差:0 ク:0 BK:20』。 逃げの決まり手もバックも多く付けていますが…。

 「いや、捲りはゼロでいいです。捲りはいつでもできますから。 今は、押さえ先行で勝てるようにしたい

 と、とにかく意欲的でした!

 

 今シリーズは、断然の優勝候補として、連日1番人気に。決勝では高橋昇平選手 (埼玉・99期)との2分戦

 

          (高橋昇平選手)

 

 高橋選手は、連日押さえ先行で2連勝。一方の木村選手は押さえ先行、カマシ先行の2着、1着。 どちらが主導権かと思われましたが、先行したのは高橋選手。これを、正攻法から引いて捲ったのが木村選手。バックで捲り切りはしましたが、 番手の鈴木達也選手(福島・97期)が追い込んでの初優勝。木村選手は差されての2着でした。

 

 「今は茨城に冬季移動しています。兄(元信選手・81期) と一緒に練習しています」という木村選手。100期生から設けられた『校長賞』 第一号選手として、今後の成長に期待したいですね。

 

 

 

 

 1月ナイターは、早くも終了。来月はFⅠ戦が2節組まれています。まだ寒い日が続きますが、 どうか暖かくしてお出かけください。また、四日市競輪場では、特別観覧席が200円ですので、 どうぞご利用になってください。

 次節は2月16日(木)~18日(土)のFⅠ戦。 豪華メンバーが揃いますので、どうぞ本場でたっぷりとお楽しみください!

 

                   


佐伯翔V(福島・97期) 2012年1月8日~10日

 こんにちは。 BBライブスタジオ担当の谷友梨子です。

                    

 今シリーズは、四日市萬古焼協賛 Kドリームスカップ(FⅡ)が、 2012年1月8日~10日の日程で行われました。

 

 A級優勝は、佐伯翔選手(福島・97期)。

 

            

                (優勝後、検車場で)

 中部は初出走です。ダッシュ系。捲り、キメ脚のタテに魅力。 メンバー次第でヨコもこなします。

 

 昨年1月から1・2班戦。今期初の1班。今は愛知県の小牧で、 一宮グループの選手たちと一緒に練習しているそうで、中部は準地元。 連日気合いの入った競走で、 捲り追い込み2連勝で決勝進出を決めました。

 

 決勝は、 先輩の古川功二選手 (福島・92期)マークを宣言。

 

 

 

 <決勝進出インタビュー>

 

 「思ったより寒くなく、体も動いています。連日4回転ですけど、軽く踏めています。 でも決勝は番手なので、3.71にします」

 

 「古川さんは、見ていて、すごく強いので、(番手の位置は)責任重大なんですけど、 チャンスはあるので頑張りたいです」

 

 

 

 インタビューに佐伯選手は、似顔絵入りのTシャツを着て登場。

 

            

 

 「このTシャツですか?決勝で頑張ってもらう古川さんのTシャツですので、 アピールしています。鈴木謙太郎さんと新田(祐大)さんが、勝手に作ったやつです(笑)」

 

 

 「決勝の日、 福島の知り合いのお子さんが誕生日なんです。 平澤夢果ちゃんという小学3年生の女の子が、 すごく自分を応援してくれるので、 優勝を誕生日プレゼントにしてあげられたらいいなと思っています」

 

 「今は愛知県の小牧で部屋を借りて、一宮グループの方と練習させてもらっています。 なので、中部は準地元。気合いも入ります!」

 

 インタビューの最後には、「がんばっぺ!四日市!」 と元気一杯に締めくくっていました!

 

 

 

 <決勝>

 

 準決勝で、ライバルの自力型が次々と敗れる中、 安定した強さを見せて勝ち上がってきた唯一の100点レーサー、古川功二選手(福島) の先行一車のメンバー構成に。

 

            古川選手

 

 

 

 ここに同県の後輩佐伯選手マークしてのレース。 準決勝で古川選手とワンツーを決めた白川裕也選手(青森・85期)は3番手で折り合って、 人気本線の東北勢は3車に。

 

 ここに目標のない追い込み選手、太田雅之選手(三重・86期)、 渡邊政幸選手 (埼玉・90期)、山本貴喜選手(大阪・87期)がどう出てくるかというメンバー構成に。

 

           太田選手

 

 また、連日9番手の展開になっている菊池崇訓選手(栃木・85期) も、「北日本からだが、 ごちゃごちゃすれば考える」とのことで、 古川選手の番手がもつれる可能性も十分でした。

 

 

 レースは北日本勢がSを決め、中団に山本選手、7番手に渡邊選手、 9番手に太田選手で周回。この態勢から、渡邊選手がイン斬りに。 それを古川選手が一気にホームでカマシての主導権。渡邊選手は飛び付けず、 3番手が並走の状況に。そこを山本選手が捲ってきましたが、前を捕らえ切るには至らず。

 

 ゴール前は、逃げる古川選手と、番手から追い込む佐伯選手の争いに。 最後は佐伯選手が差し切って福島ワンツー。 昨年5月青森以来、 1・2班戦2回目の優勝となりました。

 

 

 

 <優勝インタビュー>

 

            

 

 

 「有言実行? そうですね。知り合いの子が今日誕生日だったんですけど、 思い出に残る日にしたかったのでよかったです。優勝できたのは、 古川さんと白川さんとのラインのおかげです

 

 「決勝インタビューから福島は盛り上がっていた? そうですね。震災復興の意味もあって、 盛り上げていきたいと思って頑張っています

 

 「古川さんはすごいダッシュだったんですけど、 ぴったり付いて行けたのでよかったです。山本(貴喜)さんが捲ってきたので あっ! と思ったんですけど、 古川さんは踏み返していました。本当、古川さんのおかげです。1・ 2班戦の優勝はまだ2回目なんですけど、早くS級に上がりたいので、 もっと頑張りたいですね

 

            

 

 「今年の目標? そうですね。S級の点数を取りたいんですけど、3連勝しちゃったので………、(少し間を置いて、大きな声で) 特進狙います!!

 

 「今日は本場に足を運んでいただき、 ありがとうございます。これからも競輪を盛り上げていけるように頑張りますので、開催があるときはこれからも足を運んで下さい。 場外発売もよろしくお願いします。がんばっぺ!四日市!」

 

            

 

 162cm62kgの小兵である佐伯選手ですが、とても陽気で連日元気一杯! パワーがありました!

 

 「僕はエンターテイナーです」と自ら語る佐伯選手。 その個性あふれる人柄で、福島、 そしてこれからの競輪界を盛り上げてください!

 

 

          

          (古川選手 渡邉正人選手、佐伯選手

      最終日、帰宅前の福島若手3人衆。元気一杯でしたよ!

 

 

 決勝2着 古川功二選手 (福島・92期)

            

 今期降級2場所目。2連勝で決勝入り。

 「連日恵まれて1着、1着ですけど、 準決勝で100も取れたので、いい節目になったかなと思います。 A級だと、 100点あるということで、どうしても人気を背負うんですけど、 緊張はせずに走れているので、いいかなとは思います」

 「決勝には (佐伯) 翔君も一緒に1着、 1着で上がれたので、決勝も一緒に1着を目指して頑張ります。 連係は初めてです。 自分のためにも、仲間の後輩のためにも頑張りたいという気持ちはあります。 精一杯頑張るので、 応援よろしくお願いします。ディアス!」

 決勝はカマして主導権。 ラインでワンツーが決まりました!

            

 3期務めたS級でしたが、今期はA級戦。ただ、降級前にはS級決勝に2度乗ったように、 力はA級では一枚上の存在です。

 

 前検日には数年前のこんな話も。 「飯野(祐太) さんがヤンググランプリを勝ったときの打ち上げで、浅井(康太)さんと会ったことがあります。そのときに 『押さえ先行でA級を勝っていれば、S級でも通用するよ』と言われました。その頃の僕は、まだA級のペーペー(下位) だったんですけど、そこから良くなりました」

 

 今は柔軟な自力戦で、今シリーズはカマシ、 捲りで強さを見せ付けていました。また、  

 古川選手は、とにかく明るく元気なのもトレードマーク!また、お正月には、毎年、 書き初めをしているそうです!  「今、冬季移動で京王閣の近くで一人暮らしをしていますが、書初めを玄関に飾っています!」 とのことですよ。

 

 

 決勝3着 山本貴喜選手 (大阪・87期)

            

 「準決勝は、ジャンでスポークが飛んでびっくりしたんですけど、何とか1着を取れたので、よかったです。 決勝は先輩の吉川さんが付くので、 番手も含めて何でもやっていきたいですね」

 決勝は対列が短くなったところを7番手から捲くりあげましたが、3着。しかし、 大いに見せ場を作っていました!

             

 昨年11月~約2ヶ月の欠場。今節復帰戦でした。「練習中の怪我で、 手首を痛めてしまって。全然力が入りませんでしたが、もう大丈夫です」とのこと。

 家に帰ると、4歳になる可愛い女の子のパパ、山本選手です!

 

 <決勝メンバー>

 

 吉川悟選手(大阪・79期)

            

 「近況の流れはいいですね。絶好です。予選の7連勝も、7回恵まれています。疲れは正直あると思いますが、 何とか頑張れています」

            

 準決勝は三番手から直線迫り、僅差の2着で決勝へ。 好調ぶりが伺えました。

 「前を抜いたかなと思ったんですけど、山本(貴喜)君が強かったです。調子はいいと思います。決勝は後輩の山本 (貴喜)君に任せます。以前捲ってくれたことがあったけど、 今回はどうかな…?自在に戦ってくれると思います」

  近況、競走が続いていましたが、疲れを見せず、 2場所連続の決勝入りでした。

 

 

 白川裕也選手(青森・85期)

            

 「欠場あけで、ちょっと重いですね。展開がよかったので、決勝に乗らせてもらいました。準決勝の古川君は、 前期S級だけあって、すごい強かった。決勝は北の3番手に。 佐伯君も強いので、いい位置だと思います。離れないように頑張ります」と準決勝後。

 四日市は、昨年1月S級戦以来、1年ぶりの登場でした。

 

 

 菊池崇訓選手(栃木・85期)

           

 準決勝は後方に置かれましたが、自ら踏み込んで3着!さすがの脚を見せつけて決勝入り。

           

 「連日9番手で流れは悪いんですけど、自分でしのげているので悪くない。決勝は先行一車で厳しいメンバーなんですけど、 北日本が駆けそうなので、初手は北から。すんなりの展開ならいいんですけど、 ごちゃごちゃすれば考えます。チャンスはあると思うので、 自分は脚をタメて直線勝負したいです」と準決勝後。

 

 

 渡邊政幸選手(埼玉・90期)

               

 前々回大宮で、 デビューから6年半で初Vを達成!

 「やっと取れた、という感じですね。流れがいい? いや、前の先行選手のおかげです」

 「決勝は、 山本(恵太郎)さんに任されたので、位置を決めず、前々に攻めていきたい。厳しいメンバーですけど、 上位に食い込めるように頑張ります」と準決勝後。

 

 

 山本恵太郎選手(東京・71期)

            

 昨年7月富山以来、半年ぶりの決勝入り。

 準決勝は、バックでは最後方でしたが、直線伸びて3着に入ってきました。

 「準決勝は、脚をタメる競走をしようと思っていました。コースが空いてよかったです。決勝は埼京ラインで、 渡邊君の後ろから一発狙っていきたい。 渡邊君はいつも前で頑張ってくれるので、 信頼して付いて行きたい。近況練習もできているので、あとは展開次第だと思います。」と準決勝後。

           

 

 太田雅之選手(三重・86期)

            

 地元ホームバンク戦、連日楽な展開ではなかったんですが、凌いで、決勝入り!

   「準決勝は、山田(隼司)君の出が、いつもほどではなかったですけど、自分の気合いで何とか3着に届きました。 連日伸びがある? みんなそう言ってくれますけど、自分はゴールしても何着なのか分からないくらい、無我夢中でもがいています。 決勝は、 ここと決めずに、切れ目から様子を見て、優勝を狙います」

             

 決勝は単騎での競走。捲くりあげた近畿ラインに乗って直線詰め寄りましたが、6着。決勝後は、 「単騎では何もできませんでした」 と肩を落としてました。しかし、ホームバンク戦、 連日気合の入った競走を見せていた太田選手です。

 

 

  <ここからは、 検車場での選手の表情をご覧ください>

 

   「サッカーから競輪へ」

            

             藤井昭吾選手(滋賀・99期)

 滋賀にある、びわこ成蹊スポーツ大学出身。 大学までずっとサッカーをやっていましたが、 大学のトレーニング場に三重の松岡彰洋選手、古田義明選手、 小谷文吾選手らがトレーニングに来ており、 競輪の話を聞くうちに選手になりたいと決意したそうです。

 そこで大学の先生にお願いし紹介してもらったのが、師匠の松山裕一朗選手。 練習仲間には水谷好宏選手がおり、「いつか師匠や水谷さんの前で走りたいですね。また、 三重の皆さんとも将来連携するのが楽しみです」 と笑顔を見せていました。

 今期は初の2班。チャレンジレースで見せていた 「押さえ先行のスタイルで戦っていきたい」とのこと。昇班初戦の今シリーズ、 2日目一般戦では、先行一車のメンバー構成で、先行逃げ切り勝ち。1・2班戦初勝利をあげました。

 

 

    「この季節はパワーマックス中心の練習です」

            

             堂村知哉選手(福井・88期)

 「今は福井バンクにはうっすらと雪が積もっています。 冬場はどうしても室内でのパワーマックスの練習が多くなりますね。後は、海岸沿いで乗れるところがあるんです」

 今期降級となってしまいましたが、「A級では勝たなければといった、 変な気負いはない」そうです。

 「前期S級の後半は感じもよく、 自分でもよくできたかなぁと思います。ギアは、 基本3.85です。前の人が4倍なら、 3.92に上げたりもしています」

 ところで、現在29歳、お年頃の堂村選手。「実は今月、 付き合っている彼女の家に挨拶に行くんです…(照)」とのこと!競走より緊張するかも知れませんが、堂村選手、 頑張ってください!

 (↑堂村選手の許可を得て、書かせていただきました)

 

 

   「 最終日は先行逃げ切り勝ち」

            

              山田隼司選手(岐阜・91期)

 昨年後期に降級しましたが、昨年は半年でV4を飾りました!

  「12月のクリスマスイブの大垣優勝は、恵まれました。調子は悪かったんですけど、 悪い中でも結果を出せたのはよかったですね。 中間は腰痛が出て… 。ただ、 いつも以上にしっかりケアしてきたので、仕上がっているつもりで来ました!気持ちはいつもポジティブです! 」

 優勝候補の1人だった今シリーズ。 決勝には乗れませんでしたが、 最終日は先行逃げ切り勝ち!特選組みの意地を見せていました。

 

 

    「チャレンジ決勝2着」

            

             小原伸哉選手(北海道・97期)

 今期3班降班。

 「1・2班では飛び付きもやっていましたが、 チャレンジ戦では押さえ先行基本の戦いです。 ハナから捲りに構えることはありません」

 今シリーズ、連日先行タイプが揃ったメンバーで先行はできませんでしたが、 捲くり追込んで1着・ 2着で決勝入り。決勝は初連係の、石貞有基選手(兵庫)マークの競走。捲くった石貞選手追走2着でした!

 ところで、小原選手の実家はラジコン屋さん。 「帯広にある『おばらホビー』という店です。今僕は函館に住んでいるので実家からは遠いんですけど。僕も小さい頃はラジコンで遊びましたよ」 とのこと。ぜひ、帯広にお出掛けの際には、『おばらホビー』にお立ち寄りくださいませ!

 

 

   「前検日」

            

              平田雅己選手(三重・47期)

 

 

    「初日終了後の岐阜メンバー」

            

    今藤康裕(99期)山田隼司(91期)、 川西貴之選手(99期)

 

 

   「長期欠場明け」

            

              片岡浩也選手(三重・49期)

 三重支部支部長代行の片岡選手。

 昨年8月に松阪で落車。約2か月半欠場し、12月の奈良で復帰を果たしました。

 「練習ではだいぶ乗れていますが、 練習と実戦は違いますからね。でも、 身体は日に日に良くなっています。新年は地元から呼んでいただいたので、 気持ちも新たに頑張ります」

 

 

    「直前にはデビュー初勝利」

            

             遠藤雅也選手(千葉・100期)

 直前の立川ではシリーズ2勝。この立川が「ようやくでした」 というデビュー初勝利でした。

 「デビューしたころは70点取れないと思っていたけど、最近やっとよくなってきました。 これも、 利根川(勇)さんの練習のおかげです」

 逃げの決まり手は、まだ2つにとどまっていますが、戦法は「先行です!」 ときっぱり。 前回立川予選では、本命選手相手に押さえ先行で逃げ切って「してやったりでした!」 という会心のレースを見せていました。

 趣味でやっていたという陸上では「(100m10秒台で走れます」という快速ランナー。 アルペンスキーもやっていたという万能な運動神経の持ち主です。

 今シリーズは最終日、人気を覆す先行逃げ切り勝ち!デビュー3勝目をあげました。

 

 

    今年はS級を狙います」

            

             三田村謙祐選手(京都・96期)

 「前回の防府は、いい感じで走れました。今期は2班ですけど、 ケガ(昨年落車により、2~6月中旬欠場) は仕方ないことなので、思い切って行くだけです。 今年はS級を狙います。

 四日市初出走は、デビュー6場所目の20098月チャレンジ戦。

 このときには、「一日も早くS級に上がることが目標。川村(晃司)さんからは 『28歳でS級になれ』と言われています」と話していましたが、そんな三田村も、 今月11日には29歳の誕生日。

 目標達成に至らなかった原因は、昨年2月高松での落車。 5か月半の欠場を余儀なくされました。とは言え、本人に気落ちはありません。

 「ケガがなければもうS級?いや、それは仕方のないことです」と、 気持ちは前向きに切り変わっています。

 

 初日のレース後は、近畿の後輩とVTRを見ながら反省会。

          

          (三田村選手・黒川茂高選手、 藤井昭吾選手

 「直線では踏み直したけど、もう一杯やった」と、末の粘りに反省中…。

 

 

    「初日特選終了後」

            

              佐藤幸博選手(岩手・63期)

 初日特選は、カマした古川功二選手に食い下がっての2着!

 「古川君は強かったですよ。44歳、頑張りました!(笑)」と、26歳の古川選手に、 しっかり追走した44歳の佐藤選手は、茶目っ気たっぷりの笑顔でした。

 近況4節で、3回決勝進出がある佐藤選手。

 「最近、 ちょっと練習方法を変えました。内容?企業秘密です(笑)。 ガラッとではないけど、 ちょっと競走が楽になるような練習を取り入れています。でも、先行選手が頑張ってくれて、 4コーナー番手というのが一番いいです(笑)」

 四日市はおととし1月ナイターで優勝があるバンクです

 

 

    「伊勢神宮にお参りしてきました」

            

              今出隆選手(石川・75期)

 「四日市に呼ばれるのは、いつも冬です(笑)。でも、 寒いのは大丈夫!雪になってもOKですよ!今回は、 (前検日の)前日に伊勢神宮にお参りしてきました」

 初日予選は、6番手から外伸びて2着に入っていました!

 

 

    「中部初出走」

            

             渡邉正人選手(福島・100期)

 中部初出走。師匠& 兄は、渡邉正光(95期)選手です。

 今シリーズは、最終日にバック6番手から、人気の小川達也選手(静岡) を捲くり追い込んで勝ち星を上げました!

 

 

    「位置取りを意識したレースをしていきたいですね」

            

             竹内淳一選手(兵庫・77期)

 パンチ力ある捲くり、カマシ主体に、押さえ先行も交え奮闘。近況は位置取りにも意欲的です。

 「押さえて中団を取るような、位置取りを意識したレースをしていかないとと思っています。 得意なのは、捲くり、カマシですけど、 7番手から捲くれないのであれば、中団を取るしかないですからね」

 「練習はしてるけど、 脚がなかなか言うことを効かないですね。以前は90点近くまで戻ってたけど…。また点数上げられるように頑張りますよ」

 

 

   「最近は、中穴党に貢献しています(笑)」

            

              引地正人選手(秋田・87期)

  「一時期予選で8・9着も取っていたけど、最近はいくらか戻ってきました。 最近は穴党に貢献していますよ。 予選も中穴党に貢献したいと思います」

 「今は冬季移動で、競輪学校に行ってます。秋田や岩手からたくさん行ってますよ。競輪学校には強い人がたくさん来ているので、 いい練習環境です」

 ところで、競馬やボートレースが好きという引地選手。

 「競馬やボートレースが好きなので、お客様の気持ちはよく分かります。有馬記念は、 やられました(苦笑)。ボートピア (場外舟券売場)が、ちょうど練習の帰り道にあるんですよ。俺を誘うかのように(笑)」

 

 

  「弟が103期に適性で受かりました」

           

            黒川茂高選手(滋賀・97期)

 昨年初夏辺りから、決勝の常連に。が、 昨年後期は時々欠場が…(肉離れ)。 昨年末は1本欠場。 今節は、1か月ぶりのレース。

 「肉離れをしてしまって… 。ちょっと癖になっていますね…。でも、 練習はソコソコできたので、大丈夫やと思います」

 JOC全日本ジュニアレスリング選手権120kg級優勝の実績通り、筋骨隆々。 今シリーズ同参加の三田村謙佑選手とは (京都・96期)はレスリング仲間です。

 三田村選手と共に決勝入りが期待されましたが、 準決勝で敗退となりました。

 ところで、 黒川選手の弟さんが競輪学校に合格したそうです!

 「4つ下の弟が、103期に適性で受かりました。 まだ全然競輪のこと分かってませんけどね。弟もレスリングやってました。 そっくりなので、すぐ分かると思います」

 将来、競輪界での黒川ブラザーズの奮闘が楽しみです!

 

 

 「チャレンジ決勝入り」

           

             鈴木隆広選手(石川・87期)

 直前の小倉で初の7車立てを走った鈴木選手。

  「全体的に、 駆けるのが遅くなったような気がします。ただ、 小倉だったので、先行屋が掛かると前が残っちゃって…。仕掛けるタイミングは満載だったんですけど、 構えていたらこう(7・5・3着)なりました(苦笑)。なので、 積極的に行かないと」

 今シリーズ、初日予選は鐘前からの先行で2着、準決勝は番手から追込んで1着で、 チャレンジ決勝入りを決めました。

 

 

  「僕のばあちゃんは女子競輪で強かったんですよ」

            

             外崎一成選手(北海道・94期)

 「10月青森で、選手になって初めて途中欠場しました。 痔になって 、力が入らなくて…。そこからよくないですね」

 「冬季移動は例年いわき平ですけど、今年は千葉で、利根川(勇)さんにお世話になっています 3月一杯まではお世話になろうと思っています」

 「利根川さんと西武園で競走が一緒だったとき、『3日間、いいレースだったな』と言ってくれて。 『よかったらどうだ』 と、練習に誘っていただきました。吐くほどきついけど、 いい練習をしています。なので、 今は千葉で一人暮らしです」

 昨年秋に結婚したという外崎選手。 「去年9月に式を挙げて、10月に籍を入れました。冬季移動の時は、嫁さんは函館に残してきました (笑)」 と、新婚ホヤホヤですが、 競輪第一に練習の毎日です!

            

               (福島の古川功二選手と談笑中)

 ところで、今年7月に48年ぶりのレース開催が予定されている、今話題の女子競輪。

  「僕のばあちゃんは女子競輪で強かったんですよ。十何連勝とかしたんです」と、外崎選手の祖母は、 初代の女子競輪第一期選手。ちなみに祖父も競輪選手で、選手同士の結婚だったそうです。 あまりに強かったので、お客さんから 『八百長してるんじゃないのか?!』と言われ、 警察が来たこともあったそうですよ(笑)。

 

 「おじいちゃんは僕が(競輪学校の)二次試験を受ける時に亡くなり、 選手になった姿を見せることができず残念でしたが、ばあちゃんは僕が選手になったことを喜んでくれました」

 

 「ばあちゃんも亡くなりましたけど、(学校入学に必要な) 千メートルのタイムの出し方とかをアドバイスしてもらいました(笑)。選手になってからは、フォームがいいと褒められました (笑) 」

 

 「従兄弟(大森慶一選手・88期) と一緒に僕のレースをテレビで見ている時なんて、『そこ行け!カマせ~! !』とか言っていたみたいですよ。 (笑)」と、 懐かしそうに話していました。

 近況少し苦戦が続いている外崎選手ではありますが、いつも天国からは、おじいちゃん、 おばちゃんが可愛い孫の成長をずっと見守っていることでしょう。

   

 

 <昨年12~今シリーズには、3場所連続井上将志選手が登場! >

  実は、競輪界には、 同姓同名、 漢字もまったく同じの井上将志選手が! !

  大阪86期と、 福岡98期と、兵庫100の3人の井上将志選手です。

  それぞれの井上選手からは、 「某競輪新聞に、井上将志違いの顔写真が載せられていた」や「戦法を間違われた」など、被害情報が(?)寄せられています (笑)。

  そこで、 一番先輩の、86期の井上選手に許可をいただきましたので、それぞれの井上選手をここで一挙にご紹介しましょう。

 

   昨年12月18~20日登場

             

             井上将志選手 (兵庫・100期・A3)

 1984年生まれの27歳。100期在校22位。

 師匠は高城信雄選手(高校の先輩)。東北福祉大出身(スポーツ…野球)です。

 パワー、スピード兼備の、先行主体の組み立てを見せています。デビューからここまでV7。.「成績はいい?いや、 内容はまだまだです。 どんな展開でもいいので、自分が作戦を立てた通りにレースを動かしていければ」 と。

 同姓同名の話をすると、一番新入りの、100期の井上選手は…、「周りからは、 3番目と言われます (苦笑)」だそうです。

 趣味は釣り。 「明石に釣りに行きます」

 

    昨年12月28~30日登場

            

             井上将志選手 (福岡・98期・A2)

 1986年生まれの、現在25歳。

 父&師匠が、井上龍雅選手52期)。98期在校11位です。昨年6月に、 2班に特進しました。

 「ダッシュ系です。得意なのはカマシ、捲りですけど、 押さえ先行基本に組み立てています」

  趣味は買い物。 「服とかをよく買いに言ったりします」

 兵庫100期の井上選手は「3番目」と言われると話すとと、 「僕は2番目と言われます(笑)。間違えられることも多く、(先行タイプなのに) 『ヨコの動きもするようになったんだね』と言われたこともあります」と苦笑していました。

  「そうそう。前回岸和田を走ったとき、大阪の井上将志さんが誘導だったので、同じ名前が2人走りました(笑)」 (昨年1221日、岸和田5レース特選)

 

    今シリーズ1月8日~10日登場

            

              井上将志選手(大阪・86期・A2)

 最後にご紹介は、一番先輩の井上選手。  1976年生まれの現在35歳。 唯一の追込みです。

 98期の井上選手のお父さん、井上龍雅選手に以前から、 「俺の息子と同じ名前だ」と言われていたそうです。

  久留米に競走に行った時に、 同姓同名のよしみで息子・将志選手からお土産をもらったそうで、「この前の岸和田の時に、お返しで渡しました(笑)」 とか。

  井上選手の近況は、 12月高松3日目特選で100勝達成!今シリーズ2日目では、 番手を取り切って2着に入る奮闘を見せていました。

 

 以上が競輪界の3名の井上将志選手です!ぜひ、それぞれの井上選手に熱いご声援を!

 

                谷友梨子

         次回も四日市競輪にご期待ください

 

 

 


1/8~10 四日市萬古焼協賛 Kドリームスカップ(FⅡ)より

 こんにちは。実況の立野純です。

 

                   

 

 年が明けました。四日市競輪場では、4日の立川記念場外発売が今年のオープン初日でしたが、 本場開催は8日(日)が初日。その初日には、心も体も温まるこんなファンサービスが。

 

               

 

 ぜんざいの無料ふるまいです。『14時30分より』 と書かれていますが、その数分前に行ってみたら、すでに長蛇の列でした!

 

             

 

             

 

 つきたてのお餅を…、

 

             

 

 ぜんざいに入れて、みなさんに召し上がっていただきました!

 

 こういうファンサービスはいいですね。私も食べたかったくらいですが、そこはグッと我慢して(笑)、 仕事場へ向かいました。

 

 

 

 場内はこんな感じでしたよ。

 

 入場門には、門松

 

               

 

             

 

 表彰式などが行われる、イベントステージ。

 

               

 

 ショーケース内も、謹賀新年(特別観覧席入り口付近。季節ごとに変わるので、 ぜひお立ち寄りください)。

 

             

 

               

 

 

 そんな新年を祝うムードに包まれた中、2012年の四日市ナイター開幕戦が行われたのが、 1月8日(日)~10日(火)。2日目は成人の日でしたが、 街中では華やかな着物を身にまとった新成人の姿も見ることができました。

 

 

 では、今回も、出走選手の中から何選手かをピックアップしてお届けします。

 

 まずは、佐伯翔選手(福島・97期)

 

             

 

 中部地区は、今回が初出走。とは言え、中部は“準地元” のようなもの。と言うのは、こんな理由から。

 「震災で、今は愛知県の小牧市で部屋を借りて住んでいます。 練習は一宮の皆さんにお世話になっています。練習環境はとてもいいですよ。今回は中部なので、 地元のつもりで頑張ります!」

 

 中部のお客さまにはまだまだ馴染みが薄いので、自己PRをしていただきました。

 「脚質ですか?ずっと長い距離をやっていたんですけど…、 ダッシュかな。先頭に出て、風を切って走るのは苦手なんですよ」

 「学校のころは先行していました。でも、 デビューしてからは捲りが多かった。勝つレースですね。でもそれが、 いい感じで来ていると思います。脚を溜めてのタテ攻撃の方がいいけど、メンバーが厳しいときは、ハコを含め前々に、 何でもするようにはしています」

 

 1・2班戦に上がったのが、ちょうど1年前。昨年5月青森では、1・2班戦初優勝も決めていました。 「上に上がったころは良くなかったけど、今はだいぶ慣れてきましたね」。先月は2度決勝に乗って(川崎決勝は、システム障害の影響で中止)、 いいリズムで四日市出走となりました。

 

 その今シリーズ。結果は見事優勝! 勝ち上がりでは前を回っての捲り追い込み。そして決勝は番手戦でのピンピンピン!これ以上ないという、スタートダッシュを決めました!

 「今年はS級勝負の年です!背が低い(162センチ)ので、 坂口(晃輔)君みたいになりたいですね。似てるとよく言われますよ」

 

 表彰式では「特進を狙います!」と言っていました!その意気込みで、上を目指してほしいです!

 

 

 

 

 決勝で、佐伯選手の2着だったのが、古川功二選手(福島・92期)

 

             

 

 S級を3期走りましたが、今期降級。しかし、 降級前の11月地元戦では初のS級決勝進出。年末西武園では2回目のS級決勝入りを果たしていたことを見れば、 今期A級で人気を集めるのは必至です。

 「緊張ですか?11月のいわき平のS級決勝で、(佐藤)慎太郎さんに優勝してもらいましたけど、 あのときは、タイトルホルダー(佐藤選手)とメダリスト(長塚智広選手)が後ろでしたからね。そんなこと、なかなか経験できないことですよ。 あのときは緊張しましたけど、それと比べたら、緊張はないです。A級だからと言って、気負いもないし、変に緊張しても、 ロクなことがないですからね」

 

 以前のA級では、押さえ先行という印象がありましたが、S級を経験して、自力の幅も広くなりました。

 「脚質はダッシュ系ですね。 以前はずっと押さえ先行ばかりやっていたけど、S級の選手には通用しなくなって…。それで、 とりあえず力を出し切ることを考えて走るようになりました。でも、押さえ先行を捨てた訳ではありません」

 

 今節唯一の100点レーサーということで、3日間オッズは被りました。そんな中、 初日特選ではカマシ先行。準決勝では、うまく中団取っての捲りで1着、1着(準決勝で通算100勝)。

 決勝では、先行一車のメンバー構成となりましたが、前を取って引いてのホームガマシ。 さきほどご紹介した佐伯選手と、逃げ差し争いになっての2着。3連勝とはなりませんでしたが、 福島ワンツーで締めくくりました。

 

 今は京王閣に冬季移動中とのこと。ここにも強い選手はたくさんいますから、さらにたくましくなって、 S級に返り咲いた際には、前期以上の成績を積み上げていってくれるような気がします。

 

 

 

 

 では、1・2班戦からもう一人。瀧本匡平選手(愛知・97期) です。

 

             

 

 昨年7月に2班昇班し、今期1・2班戦2期目。そろそろ1・2班戦に慣れてきたころ?

 「いや、1・2班戦は難しいですね…。駆け引きがみんなうまいので、 チャレンジ戦のようにはいかないですね」

 

 そのチャレンジ戦のときとは、ちょっと戦い方を変えているそうです。

 「戦法も今、変えています。チャレンジのときは、前を取って、引いてのカマシ、 捲りが多かったんですけど、今は押さえ先行もカマシも、色々試しています。もちろん、捲りも打ちます。 横は考えていませんが、自力で何でもやれるようにしています」

 「相手から、『こいつ、嫌だな』と思われる選手になりたいですね。でも、難しいですけどね…」

 

 そう語る瀧本選手の決まり手を見ると、バックが20本!ここ2節の成績表には全て『B』(バック) が付いています。

 「いや、徹底先行のつもりはないですよ。早めの捲りで付いたバックもありますし。 流れの中で走った結果、こうなっただけです。内に詰まったりして、悔いの残るレースだけはしたくないですね」

 

 まだ予選クラスでも成績に波はありますが、これからも積極的に攻めて、 力を付けていってほしい選手です。

 

 

 

 

 では、今回の最後にチャレンジ戦から。遠藤雅也選手(千葉・100期) です。

 

             

 

 年齢制限が解除されてから、30台のルーキーは珍しくなくなりましたが、遠藤選手もその一人。 1975年6月生まれの、現在36歳です。

 デビューしたころは、なかなか成績も残せませんでしたが、直前京王閣の予選で待望のデビュー初勝利! 最終日選抜戦も勝って、シリーズ2勝を挙げていました。しかも予選では、人気本線を相手に、押さえ先行での逃げ切り勝ち!「あれは、 してやったりでした!」と、会心の笑顔。

 

 「デビューして最初のころは、マーク流れ込みみたいな感じで、ようやく点数キープという感じでした」

 「でも、『それじゃダメだ!何もできなくなっちゃう』と、生き残っていくために、 自分でレースを作っていかないと思いました」

 

 「ダッシュは言うほどないんですよ(※後述)。どちらかと言うと、ロング(長めにもがく) 方が得意なんで。それに、自分は器用な方じゃないから、前を走った方が絶対いい。戦法? もちろん先行です!」

 決まり手は『逃:2 捲:2 差:0 ク:0 BK:6』ですが、この数字を増やすのは、 キッカケを掴んだこれからです。

 

 今回は予選でレース運び失敗に終わって敗退となりましたが、2日目一般戦、 3日目選抜戦では押さえ先行で2着、1着。どちらもラインで決めていました。

 

 「最初は70点取れないと思っていたけど、やっとよくなってきました。これも、 利根川(勇)さんの練習のおかげです」

 取材中、横にいた外﨑一成選手(北海道・94期、今、 冬季移動で利根川グループで練習中)が「練習は、超強いですよ!」と教えてくれました。今の競走得点には、 プラスアルファして考えた方がよさそうですよ!

 (※)=「ダッシュない」に関して、外﨑選手は「あるある!」 と言っていたことを付け加えておきます!

 

 

 

 

 さて、2012年のナイターもスタートしました。今年は8月17日(金)~18日 (土)に、四日市では2回目となるサマーナイトフェスティバル(GⅡ) も開催されます。今年もオールナイターの四日市競輪で、どうぞお楽しみください。

 

 

                   


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