秋山貴宏V(佐賀・89期) 2010年9月20日~22日

 こんにちは。BBライブスタジオ担当の谷友梨子です。

                 

 今シリーズは、Kドリームスカップ 第2回ベイサイドナイトレース杯 (FⅡ)」が、 2010年9月20日~22日の日程で行われました。

 

 A級優勝は、秋山貴宏選手(佐賀・89期)

            

                 (優勝後、検車場で)

 今年から降級。この四日市戦では、今年4回目のVを飾りました!

 

 今シリーズは、2日目の準決勝、10レースでは森川大輔選手 (岐阜・92期)、続く11レースでは町田勝志選手 (静岡・76期)と、1番人気選手が相次いで敗れる波乱もありましたが、 最終12レースでは主力が勝ち上がり、 好調メンバーが決勝に出そろいました。

 ラインは、秋山貴宏選手、三木翔太選手 (群馬・95期)、臼井昌巨選手(愛知・89期)による3分戦。

 

            臼井昌巨選手

「先行は三木選手か臼井選手。 これを秋山選手が捲るか…」というのが、大方の見解。人気は、関東の差し目 (芝田和之選手→三木翔太選手) が6.5倍で1番人気。

 

    三木翔太選手 

 準決勝は、秋山選手を捲らせず2着で決勝入り。 「調子はいい。準決勝は、先行して2着なので、いいと思います。決勝は、 挑戦者のつもりで主導権を取りたいと思います。逃げ切りVですか?してみたいですね」

 

             

             芝田和之選手(埼玉・77期)

  「近況落車が続いて、まだ完調じゃないけど、今回は流れがいい。準決勝は三木君のおかげ。三木君は、 前回の川崎でも同じ配分(連係はなし)でしたが、いい選手だなと思って見ていました。決勝は、 自分の仕事がキーポイントなので、緊張しますね。優勝とかは考えず、まずはしっかり番手の仕事をしたい」

 その裏目が7.1倍の2番人気。西ラインの押し切り (秋山貴宏選手光畑政志選手) が9.0倍の3番人気で続いていました。

 

 レースは、 ジャン前に一旦臼井選手が押さえましたが、 これを三木選手がホームでカマシ切る展開。しかし、 7番手になった秋山選手も、 同時に捲り上げて巻き返しに。 4コーナーで捲り切った秋山選手が、 ラインの光畑政志選手(岡山・84期) を連れ込んでのVゴール!8月大垣以来、 今年4回目の優勝となりました。

 

            

 

 A級とはいえ、 9月の時点で4回目の優勝というのは、なかなかお目にかかれない数字です。

 

 秋山選手は、185センチの長身から繰り出す先行・捲りが持ち味。デビュー5年目で初のS級入りを果たしましたが、今年から降級。 降級した今年の前半はなかなか結果が出ず。 意外にも、降級後初Vは4月の別府でした。

 

 実は、 昨年9月に結婚した秋山選手。 この別府の直前に初めてのお子さん (女の子)が誕生したそうで、 それも奮起の材料となったようでした。 また、秋山選手の初弟子、好永晃 (よしながあきら)選手も98回生として7月にデビューし、パパとして、師匠として、 精神的にも一回り大きく成長し、そこからは快進撃!順調な戦いを見せています。

今シリーズも、初日特選は11秒0の快速捲りを披露!レース後は、そのタイムを見た他の選手から、 感嘆の声が出ていました。

 

              

 

  優勝インタビューでは、 「嬉しいです。決勝は、初日(特選…110の捲り追い込み)ほどはタイムは出ていないと思いますけど、 展開が向きました。(後方になりましたが)踏んだ感じは、結構進んだので、もしかしたらイケるかなと思いました。 快進撃の理由ですか?ん~。子供も生まれたし、弟子も頑張っているので、 自分も気合いを入れて頑張っています。前期はもう少しのところでS級の点が取れなかったので、 今期はS級の点が取れるように頑張ります」 と話していました。

 

 四日市競輪では、お客様をすぐ目の前にして優勝インタビューや抽選会を行うのですが、秋山選手は 「テレビカメラの前だけのインタビューはあるけど、お客さんの前では初めてで緊張した」と、 表彰式が終わってから話してくれました。どうりで、言葉数が少ないと思いました(笑)。

 

 

              

 

 

 秋山選手の最近の快進撃は、もちろん本人の頑張りが一番ですが、心身ともに支えてくれている家族の存在、 またお弟子さんや共に練習しているアマチュアの若手レーサーの存在が、いい励みになっているようです。 精神的にも一回り大きく成長し充実している秋山選手のこれからの更なる邁進が楽しみです!

 

 

 

 

 

 決勝2着 光畑政志選手(岡山・84期)

 

              

 

 決勝は、捲った秋山選手追走の2着。

 

 準決勝後、「連日、前の選手のおかげです。四日市は、 S級でも決勝に乗っているので、相性はいい。決勝は秋山君。 連係は初めてです。初日はすごかったので、決勝も期待しています」と連携を楽しみにしていました。

 

 今期から降級。決勝にはコンスタントに駒を進めていますが、まだVは無く、そろそろ優勝の期待がおおいに集まるところです。

 

 

 

 

 決勝3着 竹内一暢選手 (滋賀・84期)

              

 バックでは最後方でしたが、自ら捲りぎみに追い込んで、 (前方でアクシデントありましたが)3着に入りました。

 四日市は、今年の3月以来、2回目の登場。前回登場時は抜群の動きで決勝入り(決勝3着) 。今回は、 落車明け2場所目。「右手を打ってちょっと腫れてましたがもう大丈夫。四日市はイメージがいいです」と、 今回もいい動きで2連勝で決勝進出しました。

 

 

 なお、決勝では最終4コーナーで残念なアクシデントも(芝田和之選手、 小坂勇選手、郷坪和博選手、南大輔選手の順に、4選手が落車)。 郷坪選手と小坂選手が再乗。 芝田選手は携入で8着ゴール。 最後に残った南大輔選手は、 なかなか起き上がれませんでしたが、気力で起き上がって、痛めた身体を庇いながら携入で9着ゴール。スタンドからは、 惜しみない拍手が送られていました。

 南大輔選手(京都・76期)

               

 目標あればマーク策、 ラインの前なら捲り、先行の自力主体に「何でもアリ」の自在戦で立ち回っています。

 近況については、 「ちょっと成績がよくないですね。レースが甘いです。レースの組み立て、位置取りが悪いですね」と話していましたが、今回は、 連日捲って、3場所ぶりに決勝入りを決めました しかし、 決勝戦ではゴール前で落車。痛みをこらえてゴールした姿に、ファンの皆様は大きな声援がかかっていましたが、体調が心配です。

 

  南選手には2人のお子さん (女の子と男の子)がいらっしゃるそうで、「夏休みには家族で旅行に行きました。リラックスできて、本当にいい休養になりました」と、 前検日には優しいパパの顔も見せてくれました。

 

 

 郷坪和博選手 (神奈川・70期)

             

 今シリーズは、 3年ぶりのA級決勝入り。準決勝は、3.67→3. 71にギアを上げ、「久々に決勝に乗れて嬉しいです。準決勝は、 軽くて脚を溜められたので、直線でコースを見きわめることができました」とニッコリ。

 

 

 橋本良選手(千葉・88期)

              

 近況の戦い方については、「自力中心に、自在に動いていますね。先行もありますし」と、今シリーズは、 初日・ 2日目は、新人98期を相手に先行策を見せていました。

              

 橋本選手の自転車に張られた名前ステッカーには、人気の癒し系キャラクター 「リラックマ」のイラストが!

 「僕、リラックマ好きなんですよ」と、実は車にもリラックマのぬいぐるみが積まれているそうですよ!

 

 

 松永将選手(茨城・89期)

              

 今シリーズは、初日予選が8分の1輪差の4着と、準決勝進出を逃しましたが、残り2日は俊敏な立ち回りから捲って2勝! 初日が悔やまれる結果となりました。

 練習仲間には、 先輩の武田豊樹選手もいて、「力がついてきているという実感はありますね。でも、まだまだ頑張らないと」 と、近況は流れも状態もいいそうです。

 松永選手のリラックス法は、 喫茶店で本を読むこと。「小説を読んだりします。最近は、村上春樹さんの『ねじまき鳥』を読みました」とのことですよ。

  

 

 今出隆選手(石川・75期)

             

 今出選手は、 今年V(2月広島、8月岸和田)。共に、 番手戦での優勝です。

 2月の広島が2年半ぶりの優勝で、 「恵まれました。もう、優勝はないなあ~」と笑いながら話していた今出選手でしたが、8月にも優勝を飾り…。「あれは岡崎 (景介)サマサマです!岡崎君はすごい踏み出しで、付いて行ければいいと思っていました。ゴール前は、 岡崎君が手を抜いてくれたんじゃないのかな?(冗談)」と、言いながらニコニコ顔でした。

 

 その取材中、「じゃまだよ~」 と通りかかったのが、同期の野田英吾 (群馬・75期)。

            

 「さっきまで、(同期の) おっくんがいたのにな~」と2人がキョロキョロしていましたが、見当たらなかった為、 ツーショットで写真に。

  「ところで、おっくんて、誰ですか??」と訊いてみると、

             

 おっくん=奥野正人(大阪・75期)選手でした(笑)。

 同期同士の会話を聞いていると、何年経っても当時の学校時代のままで本当に楽しそうに喋っているので、 見ているこっちまでとても楽しくなります!

 

 

 

 

 加藤学選手(岐阜・69期)

              

 6月15日に高知で落車。8月一杯まで欠場し、9月の奈良で復帰。今節は復帰3節目です。

 「尾骨骨折で入院もしていましたが、もう大丈夫です! ゼロからのスタートだと思って頑張りますよ!」と、力強く話してくれました。

 先月8月に、「シマノ鈴鹿ロードレース・2時間エンデューロ 4人」準優勝。メンバーは、志智俊夫選手、 松尾淳選手、 一丸政貴選手の義理のお兄さん(一丸選手の奥さんのお兄さん)との4名だったそうです。 加藤選手は毎年この大会に出場していて、昨年の大会でも2位でした!

 ちなみに、話すとめちゃくちゃ面白い加藤選手!「飲み会とか好きですね~」と、 加藤選手が居ると盛り上がるでしょうね!

 

 

 角令央奈選手(兵庫・98期)

              

 皆様もご存知のとおり、数限りないアマチュア実績を引っ提げ、競輪界に現れた角選手。

 「名前が先に売れていますが、 期待に応えられていない。なかなかうまくいかないですね…。プレッシャーはないんですが… 。直前の富山も、 押し切らないといけないんですけどね(予選、準決勝=先行3着)。今は、 後手を踏んだらそのまま終わってしまうことがあるので、行くところではしっかり行きたい。 中途半端なレースをしないようにしたいです」

 「師匠 (松岡健介選手) には、『早め早めに(踏め)。それで持たなかったら、それはお前の力だ。とりあえずドーンと行け』 と言われています師匠は優しいです。 お兄さんみたいな感じですよ」

 

 

 星野利昌選手(三重・ 54期)

              

 ホームバンク戦は、今年3月以来、2回目の登場です。仕上げて臨んだ地元戦、 初日は3着とクリアーしましたが、準決勝戦は展開向かずで敗退となりました。

 前検日、にこやかな表情の星野選手。 「趣味?パソコンで映画を見たりすることかな」

 

 

 「愛知の新鋭レーサー」

         

  中村賢二選手(愛知・97期)・近藤良太選手(愛知・93期)

 

             

 バック19本と、先行主体の積極戦で戦っている近藤良太選手 今期3班降班後は全て決勝進出、優勝が2回あります。

 今シリーズも優勝が期待され、決勝でも人気を集めましたが、3着と終わりました。

 デビューした頃は、まだまだ高校生のようなあどけない顔立ちでしたが、最近は表情も引き締まってきました。来期は、 3班から1班に昇班が決まっています!

       

            

 中村賢二選手は、三重初出走。陸上出身の適性組です。

 「点数は少し上がったけど、96期の強い人がいなくなっただけなので、力が付いたとは思っていません。 脚質は… 、地脚、ダッシュとも中途半端ですね。レースは先行主体に組み立てています。 そこまで先行にこだわる! という訳ではありませんが、自分のペースで走れないと、着も悪いですね」

 社会人経験のある中村選手。三重県津市の日本料理店で、 料理人をしていたそうです!ちなみに、お父さんは、愛知県豊田市の寿司屋『浜東鮓』(はまあずまずし) を経営、お寿司を握っていらっしゃるそうですよ。    

 「競輪はテレビで知りました。元々陸上をやっていましたが、HPで適性試験があることを知って応募しました。 受かったのは4回目です」

 

 

 「卒業後、2回目の再会!」

           

        新保堅進選手(群馬)・小谷文吾選手(三重)

 79期同期の2人ですが、「会ったのは卒業して2回目!」だそうで、 本当に久しぶりの再会だったようです!

 

 ちなみに、新保選手は、四日市は、0110月以来、実に約9年ぶりの登場です!

 小谷選手は、ホームバンク戦。「富士山に合宿に行ってきましたよ!結果を出したいですね」と、 意気込みも十分でした!

 

 

 「元気ハツラツ?!」    

           

 の、ポーズを取ってくれましたが、「競走が続いていてちょっと疲れてるかも?!」と、前検日、 若干お疲れ気味の森川選手(笑)。

 「近況は、良かったり悪かったりで…。決まり手も、 逃げと捲りは半々に、バックも10本はつけたいですね。来期は多分Sに行けると思うけど、 こんな成績じゃダメですから頑張ります」

 「S級に向け、今は体作りをしています。 ウェイトとか食事に気をつけたりとか。 まだまだ体が細いから、これではS級では通用しないですからね」

 

 

 北村篤選手(岐阜・94期)

            

 今期初の2班。

 「(今期の1・2班戦について) ん~、結果が出ないですね…。 先行でも捲りでも、レースの流れに乗って行きたいですけど、 タイミングを掴みきれていないですね。徐々に良くなっていけばいいのですが」と前検日話していましたが、最終日には、 格上の隅貴史選手を捲らせず、先行逃げ切り!自信がついた1勝となったのではないでしょうか。

 

 

 町田勝志選手(静岡・76期)

              

 決勝入りを期待された町田選手でしたが、準決勝で敗退。しかし、最終日はきっちりと勝ち星を上げ、シリーズを締めくくっていました。

 今期から降級となり、降級後は8月の弥彦で優勝を飾っています。近況については、「練習もできているし、流れもいいですよ」とのことで、 S級復帰も期待されます!

    

 

 和田治恭選手(愛知・64期)

              

 小柄な体で、いつも元気いっぱい!競輪以外の自転車のレースにも積極的に参加している選手です。

 

 

 西崎浩選手(岡山・49期)・宮崎琢也選手(大阪・62期)

           

 前検日、真剣な表情で話し込んでいた2人。カメラを向けると、「(写真は)どこに載るの?」と、陽気な表情の西崎選手!

 

 

 「山口から車で来ました!」

            

          山下一輝選手(96期)・隅貴史選手(91期)

 「土田博光さんと3人で来ました。渋滞にあって、 ちょっとヘロヘロです(苦笑)」と、着いた早々で、 少々お疲れ気味ではあったんですが、写真を撮らせていただきました。

 

               

           山口の副支部長・土田博光選手(68期)

 「この四日市が終わってすぐに地区プロなんです。ナイターだし、 終わってすぐに帰らなくちゃいけないから、車で来ました」

 「防府は来年の5月には全プロがあるんですよ。 防府で大きな大会があるなんてあまりないですから、盛り上げていきたいですね」

 

               

              隅貴史選手は、四日市初登場です。

 「最近で3回落車しているけど、落車の影響はないです」 と、まだ手に傷はあるそうんなんですが、 元気そうな表情を見せてくれました。

 リラックス法は?と訊いてみると、 隣にいた後輩の山下一輝選手から、「娘さんですよ~」という声が。 隅選手には、 1歳6ヵ月になるお嬢さんがいらっしゃるそうです。パパが選手だというのは (何となく)分かってるそうなんですが、 テレビなどで見る選手とパパの区別はつかないようで、誰を見ても 「パパ~!パパ~」と言うそうですよ(笑)。可愛いですね!

 

              

            山下一輝選手(96期)は三重初出走。

 早駆けも苦にしない先行力が持ち味。 今年1月に、チャレンジ戦9連勝で2班特進を果たしました。 

 「地脚タイプで、先行で戦っています。 上(1・2班戦)のレースはチャレンジと違って、仕掛けも早いし、緩んだらすぐ来られますね。 師匠(大林勝敏選手) には、バックを取ってこいと言われています」

 今シリーズは、3日間バックを取る競走。初日予選は、土田博光選手を連れてラインでワンツー。 逃げ切り勝ちを納めました!

 ちなみに、好きなタレントは「香里奈さんです!(好きな女性の)タイプですね~!」だそうですよ(笑)。

      

 

 徳丸泰教選手(兵庫・95期)

             

 三重は初出走です。

 師匠であり、お父さんでもあるのが、徳丸佳克選手 (46期)。直前のびわこは、 師匠と同じ斡旋でした。

 今シリーズは、 3日間バックを取る競走、準決勝は5着と敗れましたが、最終日は先行逃げ切り勝ち。290円の一番人気に応えていました。

 

 

 竜門孝宗選手(兵庫・95期)

            

 四日市は、今年4月以来、2回目の登場です。

 2場所前の別府予選で落車をしていましたが、「もう大丈夫です。練習もできています!」とニッコリでした。

 「趣味はパソコンです。色んな選手のブログなども見て、勉強させてもらっていますよ」

 

 

 

 「練習仲間です!」

           

      山本晋平選手(愛知・83期)・臼井昌臣選手(89期)

 初日終了後、準決勝戦の番組を見て、「お!一緒だ」と、本当に嬉しそうな2人。「山本選手は、 「臼井には優勝も取らせてもらったことがある!」と相性もいいそうです。

 

 

 

              

 

 山本晋平選手は 、 「今回から自転車を変えました。山内卓也さんのです。山内さんがオールスターの時に新車で乗って9・8・ 9…、厄払いで僕の所に(笑)。でも僕には合っていて感触がいいです。貰ったわけではないんだけど、結果を出したら貰えると思うから、 頑張らなくちゃ」と、満面の笑顔。愛おしそうに眺める、深みのある赤の自転車はいかにも走ってくれそうです。

 

 

 

 8月の四日市FⅠ戦では、山本選手の大親友、 練習仲間でもある笠松信幸選手(84期)が、S級決勝2着。「価値観とか考え方が一緒で、 寝る時以外は一緒に居ますね。あ、たまには一緒に寝るかな(笑)。あいつの活躍は励みになるし、 僕も頑張らなくちゃと思えますね」 

 

 7月の降級後、なかなか決勝に乗れず、今回も準決4着と敗れ歯痒い思いの山本選手ですが、 ここは踏ん張って結果を出していきたいところです。

 

 

 

              

 

 臼井昌臣選手は、直前の大垣で約4か月ぶりの決勝進出。続く四日市では、「久しぶりに感じがいい!」 と2連勝で決勝入り、準決終了後もニコニコ顔でした。

 

  

 4月に岐阜→愛知に登録地変更をした臼井選手。 環境も一転して、「練習もしっかりできています。愛知に移籍してから、だんだん結果が出てきました」とのこと。  

 

 元S級、強地脚活かした先行で力走を見せる臼井選手。 競走得点も少しづつ上がってきており、このまま波に乗っていきたいところです。

 

 

                    谷友梨子 

         次回も四日市競輪にご期待ください!

 


9/20~22 Kドリームスカップ(FⅡ)より

 こんにちは。実況の立野純です。

 

                   

 

 8月上旬開催からしばらく本場開催がなかった四日市。私はその間を利用して、9月某日、 伊東温泉競輪場旅打ちへ行ってきました!

 私の移動は、もっぱら電車。熱海からJR伊東線に乗り換えて、 伊東駅に到着。

 

              

 

 駅前からは無料バスが運行されています。

 

               

 

 バスに乗ること十数分で、競輪場に到着!

 

              

 

 伊東に来たのは、今回が3回目。とは言っても、前回来たときは、まだ3連単のなかった時代。 記憶も少々薄れていましたが、競輪場に入ると、当時の記憶がちょっぴりよみがえってきました。

 開催はFⅡ(私の旅打ちは、FⅡかFⅠ限定です)。東日本のFⅡは、一部の開催を除いて、 東日本の選手だけで構成されているのが普通です。ですが四日市は、A級戦でも東日本の選手が多く参戦しますので、 見聞きした名前も結構多くいました。

 

 なので車券も大勝利!…といかないのが、私の博才のないところでして…。車券の成績は…(以下略)… 。

 

 最近はなかなか行けていませんが、旅打ちはその土地独特の“空気” を味わうことができて、私はとても好きです。場内のB級グルメも欠かせません。

 秋は旅に最適な季節。もし、 まだ四日市ナイターを生で見たことがない方がいらっしゃったら、ぜひ一度足をお運びください。やっぱり、 競輪は本場観戦が一番お勧めです!

 

 

 

 さて、9月の四日市ナイターは、関東から九州のメンバーによる 『Kドリームスカップ 第2回ベイサイドナイトレース杯』(FⅡ)。先月の開催から、約1か月半ぶりということもあり、 地元のお客様の中には「待ちに待った!」という方も、多くいらっしゃったのではないでしょうか。

 

 

 ここでは、今節出走した若手機動型から、何選手かをピックアップしてお届けしましょう。

 

 まずは1・2班戦から、高橋義秋選手(大分・96期)を!

 

             

 

 今年6月久留米の、 レインボーカップファイナルで2班特進を決め、1・2班戦は3か月になりました。直前の岐阜では、1・ 2班戦初の決勝進出。「決勝は、同期の西村光太さん相手に先行したかったけど…」と、 内容的には決して満足とはいかなかったようですが、それでも3着で車券に貢献。着実に力をつけてきている印象です。

 

 高橋選手は、三重県初登場。タイプを自己分析してもらいました。

 「地脚タイプで、ダッシュは全然ありません。 押さえ先行主体に組み立てています。最初から捲りに構えたことはありませんね。 後ろ攻めから押さえて駆けて、それで残れなかったら弱いということです」

 

 なるほど。決まり手を見ても『逃:11 捲:2 差:2 ク:0 BK:20』。 数字からも積極性が伺えます。

 「1・2班戦に上がって最初のころは、チャレンジと全然違って戸惑いましたが、 最近は流れにだんだん慣れてきました」

 

             

 

 横断幕にも書かれていますが、師匠は三好林太郎さん(46期。 昨年1月に引退)。三好道場で汗を流す毎日です。

 「師匠には、今でも車で引っ張ってもらったり、バイク誘導をしてもらったりしています。 グループには、(今節四日市出走の)黒木光や二宮司さん。あと、競輪学校に今2人入っています。学校の2人はエリートなので、学校出てきたら置いていかれないようにしたい(笑)」

 「『脚質が反対の人と練習するといい』と、よく言われますが、 学校の2人はダッシュがいいんですよ。その2人と練習して、自分のダッシュ力不足を補うことができれば、 またいろいろ変わったところも出せるようになると思います」

 

 今回の四日市は、予選5着で準決勝進出はなりませんでしたが、3日間バックを取る競走。 中日の敗者戦では、展開上別戦にホームを取られましたが、早めの捲りでそのまま押し切って、人気に応えていました。

 

 まだまだ伸びしろは十分の好素材。積極先行に、今後もご注目ください。

 

 

 

 この後はチャレンジ戦から3選手を採り上げます。

 

 まずは、高橋清太郎選手(岡山・97期)

 

             

 

 四日市は初出走。ちなみに先月末に松阪を走って(1・1・②)いますので、 三重県は今回で2回目の出走となります。まだ優勝こそありませんが、決勝進出の常連選手です。

 「近況、成績はまとまっていますが、決まり手がショボイですね…」

 と言う高橋清太郎選手。その決まり手は『逃:5 捲:9 差:5 ク:0 BK:8』。

 「逃げと捲りが反対だったらいいんですけど…。 バックも少ないですね。差しの『5』は、捲り追い込みを差しに取られたものです。でも、こんな決まり手だったら、 上に行っても多分通用しないと思う。決まり手だけを見て、『オッ!こいつは怖いな』 と相手に思ってもらえるようにしていきたいですね」

 

 と、やや辛めの自己採点。内容的には、まだまだ不満なようです。

 

 「脚質ですか?学校に入る前は完全にダッシュ型でしたが、 今は逆にダッシュが落ちて、地脚が付いてきました。在校中に骨折(※卒記に出られず)してしまい、思うように練習ができなくて、 それでダッシュが落ちてしまいました」

 「以前は、“スピードにガツンと乗せて、それを回して流れていくのをキープしていく” というのが自分の持ち味でしたが、それが今は掛からずじまいで、持ち味が出ていない感じがします。なので、今は元々の脚質(ダッシュ型) に戻したいですね」

 

 師匠は筒井敦史選手(85期)

 「師匠とは、一緒に街道メインに練習しています。師匠には『気持ちで負けている部分が大きい。 練習はできているんだから、自信を持って行け!』と言われています」

 

 今回の四日市は、3→1→④着。決勝には勝ち上がりましたが、 バックを付けることができませんでした。ちなみに10月末には再び松阪出走予定。三重のあっせんがとたんに増えました(?)が、 そろそろ先行で初優勝…というシーンが見られるでしょうか?期待しましょう!

 

 

 続いて、小島歩選手(神奈川・97期)です。

 

             

 

 小島選手は、中部地区初出走。 「中部地区のオリジナルユニフォームを着るのを楽しみにして来ました♪」と、嬉しいコメントも。

 壽昭選手(52期)は父でもあり、師匠でもあります。

 「練習グループは盛壽会。メンバーには、 白戸淳太郎さんらがいます。昔、『目覚まし体操』にも出ていたかって?その頃僕は高校生でしたよ(笑)」

 

 そんな、まだ21歳と若い小島選手に、自己分析をお願いしました。

 「ダッシュも地脚も、どちらもないと言えばないんですけど…。ただ最近は、 少し長くもがけるようになってきたかなあと思います。踏み直しなども、自分ではできるようになってきたと思います」

 「近況ですか?練習では弱くて…。でも、その割にはレースができているかな…という感じですね。 レースでは全部先行する気ではいるんですが、結構叩かれることも多い。それじゃ、 上では通用しないですね」

 

 ここ3場所は続けて決勝に乗っていますが、まだ優勝はありません。2場所前の観音寺では、 2コーナーで捲り切ったものの、ゴール前に捕まる惜しい2着。

 「観音寺では夢を見ましたが、甘くなかったですね(笑)。でも、最近は本当に 『優勝したい!』と思うようになりました。そろそろ取りたいですね。オヤジや周りからも、ハッパをかけられています」

 

 そんな意気込みで臨んだ今シリーズ。先行、捲りの2連勝で勝ち上がりましたが、決勝は7着。 後方に置かれ捲り不発に。レース後は「力不足。また練習します」と言って、競輪場をあとにしました。

 

 「今は、『番手にハマって勝つ』というような、 チャレンジならではのレースで勝ったりもしていますが、そうではなくて、 力でねじ伏せて勝てるようにしたい。周りで見てくれている人にも『勝って当然だろ』 と言われるようになりたいですね

 課題を伺うと、そう答えてくれました。「小島!強い!」周りの選手からも、 ファンの皆さんからもそう言われるレースを目指して、今後も練習あるのみですね!

 

 

 最後に、松田大選手(富山・98期)をご紹介しましょう。

 

             

 

 7月地元戦でデビューしたばかりの20歳の新鋭。今回は、デビュー6節目にあたります。 デビューからここまでを振り返ってもらいました。

 「慣れない…。冷静に走れていない。周りがしっかり見えていない。 自分が何をすればいいか、明確に見えていないですね。後からVTRを見たら、 『ここでこうすればよかった』と分かるんですけど…。今は、1か所レースで崩れたら、もう対応できないって感じですね」

 デビューから1着は3本取っていますが、そういう苦しい胸の内を語ってくれました。

 

 「地脚タイプですが、元々先行脚質じゃないですね。 学校でも先行はしていませんでしたが、今は先行、捲りの自力。理想は『流れをうまく見て、いい所を脚を使って取りに行ける』 というような走りをしたいんですけど、まだ競走を分かっていないですし…。何をするかが分かってくれば、 着もまとまってくると思います

 

             

         ( 『だいちゃん 親戚一同』の横断幕。名前も期待も大です!)

 

 師匠は宮越大選手(77期)。師匠との出会いは…。

 「元々スキーをやっていましたが、僕が通っていた整体に宮越さんも来ていました」

 「ある日整体の先生に『この先、どうするんだ?』 みたいなことを言われて。スキーでは食べていけないけど『ん~、考えてますけど…』みたいな感じの返事をしていて」

 「そんなとき『競輪やったらどうだ?』と言われて、先生に宮越さんを紹介してもらいました」

 

 自転車に乗り始めたのは、そこから。それでタイムが出たそうですから、 素質はあるはず!まだまだレースでは戸惑いも多いようですが、レース慣れしてくれば、 戦い方にも幅が出て、レースを面白くしてくれる存在になるかも!?それに、名前が師匠ともども、ファンの皆さまに覚えてもらいやすい。 ファンの皆さまも、名前で大いにご声援お願いします。

 

 

 さて、次節の四日市ナイターは、10月4日(月)~6日(水)の開催。今節の序盤は、 まだ気温31度を記録していましたが、もうこのころはそれはないでしょう。秋空の下のナイターを、ぜひお楽しみください!


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