2/19~21 日本写真判定杯(FⅠ)より

 こんにちは。実況の立野純です。

 

                   

 

 四日市競輪場には、最近ほとんどの開催に移動販売車が来ています。今節来ていたのはコレ!

 

             

 

 浜松餃子です!

 

 餃子と言えば宇都宮。餃子の消費量も日本一です。が、過日テレビで『第二位は浜松。しかも、 その消費量は、トップの宇都宮にかなり迫っている』と放映していました (ご覧になった方もいらっしゃるのでは?)。

 

             

     (この写真はサンプル。移動販売車では、 パック入りで、もやしなしとなります)

 

 私は、餃子大好き人間!これは食うべし!…と思いましたが、仕事場(実況席) に持ち込むのはどうかと思ったので、泣く泣く写真だけにとどめさせていただきました。

 

 今回の移動販売車は『ギョーザの勇次郎』。検索すれば、 出てきますので、ぜひ一度覗いてみてはいかがでしょうか(楽天市場でも販売しているようです)。

 

 

 さて、冬季ナイターもいよいよオーラス。2月後節は、四日市競輪今年最初のFⅠ戦。 日本写真判定杯が、19日(金)~21(日)の日程で行われました。

 初日、2日目は冷え込みましたが、最終日はこの季節とは思えないほどの陽気に。また、 昼間は東西王座戦(GⅡ)決勝の場外発売が行われていた日曜日ということもあり、たくさんのお客様が、足を運ばれていました。 お客様が多いと、実況アナも気持ちが乗ってくるものです。

 

 今節A級戦を制したのは石山直哉選手(徳島・85期)。 今期降級となったものの、あっさり9連勝!わずか3場所でのS級返り咲きを決めました!

 一方のS級戦Vは東口善朋選手(和歌山・85期)。 大本命の松岡健介選手(兵庫・87期)が出ていけないと見るや、8番手から自力にスイッチ。ゴールは地元の萩原操選手(三重・51期) と好勝負となりましたが、写真判定でタイヤ差届き、今年初V、S級通算6度目の優勝を決めました。

 

 

 さてここでは、今節出走した選手の中から、3選手を取り上げてみることにしましょう。

 

 まずA級戦から、宿口潤平選手(埼玉・91期)

 

             

 

 四日市は2007年10月以来、2回目。このときの開催は、レインボーカップセカンドステージ (今はもうないシリーズですが)。レインボーを走るということは、当然A級上位だった訳ですが、 その後は期待されていたような成績を残すことができていませんでした。

 

 「実は、去年の1~3月ごろ、膝を痛めてしまって全然練習できなくて…。10kmくらい乗ると、 痛くなっていました。でも、4~5月くらいから、距離を乗ってもだんだん痛くなくなってきたので、そこから練習できるようになってきました」

 「それで『ちょっと調子が上がってきたかなぁ』と思ったんですけど…。 今度は6月に落車してしまって、股関節を痛めてしまいました。で、今に至る…という感じですね」

 

 力はあるものの、故障やケガで順調さを欠いてしまいました。が、「最近は、 前よりかはよくなってきましたよ!」と、明るいコメントも飛び出していました。

 

 決まり手を見ると、逃げが『9』に対して、捲りが『0』!バックは14本付けています。一見、 徹底先行みたいですが…。

 「いや、逃げにはこだわっていないですよ。この逃げの決まり手は、 ほとんどがカマシです。どちらかと言うと、カマシの方が得意なので、 そういう展開に持ち込むのが理想です」

 「直前の大宮初日に、捲りに回ったら、全然車が出なくて。タイミングも悪かったんですけど…。 『捲りは得意かな』って、自分では思っていたんですけど、やっていないと出ないですね…」

 

 その言葉どおり、今節初日、2日目はカマシ先行に!(最終日は、後ろ攻めからの押さえ先行) 結果は3日間とも中間着に終わりましたが、直前の大宮から予選回りはもう完全に脱した印象。元々上位の力があるだけに、 これからの巻き返しが期待される選手です!

 

 

 次はS級戦から。永澤剛選手(青森・91期)を。

 

             

 

 デビューから3年半の青森の選手ではありますが、四日市には記念を含めて過去に3回来ています。 今回すでに4回目。「もう勝手知ったるバンクじゃないですか?」と尋ねると、

 「いや~、どうですかねぇ?ここは直線が長いですよ…」と、ちょっと困惑ぎみ(?)。

 「ダッシュタイプです。直線が長いのはイヤですねぇ(苦笑)。直前の奈良記念は上出来でしたけど、 四日市は奈良と比べたら、直線がかなり長いですよね…」

 と、末の粘りの不安を口にしていました。ちなみに、みなし直線の長さは、奈良が38.0m (全国46位)に対して、四日市は62.4m(全国8位)。これだけ一気に変われば、そう感じるのも無理はありませんね…。

 

 青森は雪国のため、今は冬季移動中のよう。

 「今は取手に冬季移動して、街道で練習しています。 秋田や岩手の方たちと、 20人くらいで練習していますよ。練習環境はいいですね。3月一杯まで茨城で練習して、 それから青森へ戻る予定です」

 お話からも、充実した練習ができていることが伺えました。

 

 今節は、期待された予選で7番手捲り不発となってしまい(「一ノ瀬(匠)君とですか。 いやですねぇ~」と語っていましたが…)、敗者戦回りとなってしまいましたが、翌2日目には、押さえ先行での逃げ切り勝ち!S級復帰後は2・ 3着が多かったのですが、ようやく白星を挙げました。

 

 この後は松山→小倉と、今回の四日市を含めると、ナイター3連戦(冬場にナイター3連戦は珍しい!) 。電投も多く入る開催で、俄然注目度も高まりますが、ますます波に乗っていきたいところでしょう。

 

 

 最後にS級からもう一人。片寄雄己選手(静岡・79期)です。

 

             

 

 片寄選手も、最初に取り上げた宿口選手同様、 2年半前のレインボーカップセカンドステージ以来の四日市参戦。このときは決勝2着。「2着でしたけど、 ラインで決められたのでよかったです」と、当時のこともよく覚えていました。

 

 今回四日市の前には、奈良記念に出走。3日目には一ノ瀬匠選手(佐賀・92期)を捲って2着。 最終日には、赤板先行から逃げ切って1着と、敗者戦ながら結果を残していました。

 「突っ張ってもいいし、カマシてもいい。押さえ先行でペースに持ち込んでもいい。 捲りはあまり打ちません。粘ったりもしませんね」

 とにかく、活発に動いています!

 

 前回の奈良記念が終わった後は、地元には帰らずそのまま関西滞在。うち1日は、 三和英樹選手(滋賀・69期)とも練習してきたそうです。

 「三和さんには、もう4~5年前くらいからお世話になっていますね。 三和さんからは、すごくいいアドバイスばかりいただけるので、毎日が勉強ですね」

 「練習の仕方や、体の使い方について、いろいろ教えてくれます。レースについては、 そんなに言われません。『力を出し切ってこい』という感じです。でも、悪いところがあれば、そこも言ってくれますよ」

 三和選手と言えば、おととし4月に、ここ四日市でS級特進を決めたのですが、そのことを伝えると、

 「そうですね!僕もあやかりたいですね!」

と!とにかく、三和選手は“心の師匠”的な存在に感じられました。

 

 そんな片寄選手の足元を見れば、一本刃の下駄が!

 

             

         (※ この写真の下駄は、片寄選手のものではありません)

 

 もしや…と思い尋ねてみると、

 「そうです。佐藤成人さんに勧められました。 奈良記念で佐藤さんと一緒だったんですけど『踏め』と言われて実践していますよ」

 

 いいと思ったことは、どんどん取り入れていく…そんな一面も見たような気がします!

 

 

 さて、12月から続いた冬季ナイターでしたが、順延もなく無事終了。次節はもう、春3月です。 とは言え、まだ冷え込む日もあろうかと思いますので、風邪などひかないように、引き続き四日市ナイターをお楽しみください。

 次節は3月2(火)~4日(木)のFⅡ戦。昼間は松戸ダービー(GⅠ)も併売していますので、 お時間のある方は、ぜひ丸一日競輪を満喫してください。雨天でなければ、午後1時半ごろには、選手のバンク練習も見られますよ。

 

             

               (練習中の掛け声も、よく聞こえますよ)


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