松坂英司V(神奈川・82期) 2009年12月21日~23日

 こんにちは。 BBライブスタジオ担当の谷友梨子です。

                

 今シリーズは、四日市競輪の今年最後の開催、四日市萬古焼杯 (FⅠ)2009年12月21日~23日の日程で行われました。

 優勝は、松坂英司選手 (神奈川・82期)。

              

 昨年3月花月園以来、 約1年9か月ぶりの優勝です!

 決勝戦は、友定祐己選手、野田源一選手、 稲村成浩選手に分かれての3分戦。先行型不在のメンバーで、 先行するのは友定選手か、 野田選手か。 稲村選手は、中団から自力含みの競走か…。こんなところが、大方の見解でした。

 

 レースは、後ろ攻めになった友定選手が、ジャン前に押さえて先行態勢に。 ペースを緩めて後ろを牽制していましたが、この隙に野田選手が2センターで内を掬って先行。ところが、 ここで立石拓也選手らとの九州連係が外れてしまい、友定選手がスッポリ番手にハマる展開に。

 

 これを見ていた稲村選手が、2コーナー手前8番手からの捲り。いい勢いで迫って、ゴール前は追い込み選手も殺到。  野田選手の番手から友定選手が。 そのマークから松坂選手も。 逃げた野田選手の粘り。さらには後方から突っ込んだ會田正一選手。

  横一線のゴール態勢でしたが、 友定選手マークから微差捕えた松坂選手が、写真判定の末優勝!

 82期の同期ラインワンツーという最高の形で、 昨年3月花月園以来、 約1年9か月ぶりの優勝を飾りました。

 

              

 優勝インタビューでは、「友定君が、 本当によく頑張ってくれました。それに尽きます。同期でよかったです! 作戦は全て友定君に任せていました。友定君の気持ちが先行基本だったので、 その気持ちが嬉しかったです。 (友定選手が野田選手にハマった瞬間は)「友定、頑張れー!」って感じでした!

 

          

           決勝後、検車場で。松坂選手と友定選手。

 「(友定選手とは、今回の準決勝が初連係でしたが、昨日、今日と連係して)、 後手を踏まないし、先行もあるしね。本当に、味方だと心強いです。また (機会があれば)味方でやりたいです(笑)」

 

            

 松坂選手のサドル。フレームに対して、 サドルだけが使い込まれた感じが。「サドルはあまり変えないですね。右奥の方は、 落車でちょっと破損してますけど」

 

「来年は大きいステージでも活躍できるよう、一生懸命頑張ります。 これからも競輪をよろしくお願いします」

2場所前の競輪祭では3日目に失格となってしまった松坂選手でしたが、今年最後の競走を、 見事優勝で締めくくりました!

 

 決勝2着。友定祐己選手(岡山)

             

 四日市は、今年2回目。前回8月は準決勝4着敗退。「このときは、ギアも悩んでいて、 いろいろ変えたりもしていたけど、もうギアも決まってクリアになったので、多分前回よりはいいと思います。 今回練習でいい感触を掴んでいるので、それがいい方に出れば」

 また、昨年11月の四日市決勝で、鈴木謙太郎選手の先行一車の番組ながら、 HSで友定が内を掬って先行した話を振ると…、「先行?もうキツイですね。先行したら、なかなか残れないですよ。戦い方は、 そのときのメンバー次第ですね」と、前検日話していました。

準決後は、「調子は上がってきていると思います。 もう4年優勝ないので、 誰か優勝させてくれたらいいけど…」 と話していましたが、写真判定の結果、 惜しくも2着と終わりました。

 

決勝3着。稲村成浩選手(群馬)

            

 初日特選は自力で捲って1着スタート。レースが終わってから、 そのレースのVTRをを熱心に見る姿が。自分の動きを見ているかと聞いてみると、「いえ。他の選手の動きを見ていました。 自分の勝ったレースは(自分の動きは)見ませんよ。僕、そんな、ナルシストじゃないですから(笑)。でも、 負けたレースとか他のレースはよく見ます。当たり前のことですから。」


 そして、先行して4着。野田源一選手(福岡・81期)。

            

 四日市バンクは、10月の記念以来の登場。

 その四日市記念では、4日間ともギアを変えて競走に臨んでいましたが、「四日市記念の時は、ギアを試行錯誤していました。 2場所くらい前からようやく自分に合うギアが見つかって、今は3.85にしています」

  「ラインの後ろの時にはちょっと重たいので変えると思いますが、前の時は、3.85で。ツボにはまれば、 破壊力あるギアですね」とのこと。

 今シリーズ、選抜戦は、福田和也選手を、一気に捲りきり1着!この日は本当に寒く、12月の晩7時半、気温は4度…。 そんな悪条件の中、11秒9の一番時計を出していました。

 準決準でも鋭い捲りを放ち、 人気の岩本俊介選手を破って、2連勝で決勝入り。決勝は、後ろに友定選手が嵌る展開にもかかわらず、逃げて粘って、接戦の末4着でした。

 今の自分に合う3.85のギアを見つけた野田選手。今シリーズ、 まさにツボにはまった走りを見せてくれていました。

 

會田正一選手(千葉・68期)         

           

 「フレームを変えて、 だいぶいい感じですね。 ここ3か月よくなかったけど、 ようやく自転車が前に出るようになってきました」

 

 そして、初のS級決勝入り!礒田義則選手(熊本・63期)

             

  「ホン― ――――――っとうに嬉しいです!四日市は、 9年前、記念のA級戦で優勝もしてるし、いい思い出しかありません!」と、 超ニコニコ顔!礒田選手のあまりの喜びようが私たちスタッフにも伝染して、インタビュー室は和やかな笑いに包まれました。

 

 それでは、その他、今シリーズ登場選手をご紹介していきましょう。

       

朝日勇選手(愛知・74期)

              

 

 直前の熊本では、20038月一宮以来の、 2回目のSV!3連単では13万円台の高配当を叩き出し、 ゴールした瞬間、「 (優勝は)俺でいいんかいな?!」と思ったそうです。本人も 「何年ぶりか忘れた」というくらい、 実に6年ぶりのV普段の努力が報われます。

 

 

 ちなみに、 愛知の選手談によると、朝日選手はカラオケが大好き!十八番は「尾崎豊」 。

 

 マイクを持って寝そべりながら「尾崎」を熱く熱唱! 先輩選手の 「朝日は、 尾崎の曲を入れておけば全部歌うから」という指示のもと、せっせと若手選手が曲を入れ(カラオケ予約)、 曲がかかると、 すべて朝日選手が歌いきるという、素晴らしい連携ぶりだそうな!

 

 ぜひ一度、 「I LOVE YOU~♪」と熱く歌う朝日選手の姿を見てみたいものです(笑)。

 

宮崎康司選手(香川・94期)

            

 三重初出走。先行に徹し、上位通用の力をつけています。

 「地脚タイプで、押さえ先行主体に戦っています。カマシ?あまりないかな。むしろ、 できないイメージかな(苦笑)」

 歌手のアイコさんの大ファンで、「3日前にライブに行ってきたんです。 パワーをもらいましたよ」とのこと。

 

 小堺浩二選手(石川・91期)

            

 今期初S級。大ギアで、スピードある捲り、カマシを中心に、S級でも奮闘しています。

 実に四日市は今年4回目!10月の四日市記念以来の登場です。

 四日市記念では、自身初の準決勝Bまで駒を進めていました。走り慣れたバンクですが、 「四日市は、(バンクが) 軽い時と重い時があるんですよね…」とのこと。

 

 大井浩平選手(北海道・84期)

            

 四日市初出走。

 「10月の宇都宮で落車をして、 腰を打ちました。そこからは、だましだましやっている感じで、まだ本調子ではないですね」

 趣味は読書。「推理小説が好きです。西村京太郎シリーズはよく読んでいますよ」 とのこと。

 

 橋本紀彰選手(茨城・90期)

            

 四日市は、昨年4月A級戦以来、2回目の登場です。

 「目標がないときですか?前々ですね。飛び付きですか?飛び付けないんですよ~。 A級のときは飛び付きもやっていましたけど、S級では周りが強くて、飛び付けないですね(苦笑)」

 初日予選は、増成富夫選手を捲って2着。2場所連続で初日クリアーを果たしていました。

 

 平沼由充選手(福島・83期)

            

 「今回は弟子の鈴木謙太郎と一緒だから、連携して決勝に乗って頑張りたいね」

 準決勝で連携しましたが、決勝進出ならず。次回登場時は、ぜひ師弟コンビで決勝へ。

 

福田知也選手(神奈川・88期)

           

 「ここ2場所くらい、だいぶ感触が掴めてきました。自信も戻ってきた感じです! ダービー出場の賞金も懸かっているので、今回は勝負です!」

 福田選手は車好き。「運転が好きなんですよね。落ち着くんですよ。 車の運転は法定速度ですけど、 自転車は法定速度以上で走りたいですね」と、冴えたコメントを出してくれました(笑)。  
         


 
森川剛選手(神奈川・89期)

              

「今年から、本格的なウエイトトレーニングをしています。体重は、 103キロくらいありますが、以前とは違って、筋肉の103キロ。引き締まっていますよ」

 

 「私は誰でしょう?」

           

 正解は…地元の萩原操選手!

 正解率は、50パーセントの中級クイズです。分からなかったあなたは、初級クイズから… トライ!?

 頼んだわけではないのに、カメラを向けると、こんなポーズを。 51期のベテランとは思えないお茶目さん?

 

 この四日市戦の前に、 愛知の高橋和也選手 (91期)が、

             

 「師匠(高橋美行さん)に紹介してもらって、 萩原操さんのところで1週間合宿してお世話になりました。 中身の濃い練習ができました」とのこと。

 萩原選手は、「俺が、若い時は、逆に、高橋さんたちにお世話になって、 練習をさせてもらったりしてたからね。1週間練習して、和也は来た時より強くなったよ」と、目を細めていました。

 準決勝では、連携が実現した二人でしたが、決まらず敗退。しかし、萩原選手のもと、 いつもとは違う環境で練習を積み、高橋選手はいい刺激を受けたのでは?次回の連携も楽しみです。
       

 

舟元権造選手(大阪・92期)

              

12月の差すような寒さの中、前検日、1人だけ半袖だったのが舟元選手。 「寒いのは大丈夫です」と、 頼もしいコメント!

 「11月の高知は、風邪(急性気管支炎)で休んで、しばらく休みました。 それから練習5日間して、 直前の武雄に行ったんですけど、最終日はいい感じで逃げ切れました。僕は、出切られたらモロいので、 その辺りを気をつけて、今節は、来年につながるレースをしたいですね」


 

 安田光法選手(大阪・54期)

             

 「今年の秋ぐらいから、手応えが良くなってきています。今、引火状態かな(笑)」

 安田選手の引火→爆発はそろそろかも。「ファイアー!」

 

 福島栄一選手(香川・93期)

              

 地脚型。「押さえ先行基本です」と、パワフルな先行基本に予選クラスで力走を見せています。

 初日は、同期・小林彰夫選手(福島)との初対戦。同期を意識しての、赤板すぎから誘導を切っての先行策でした。

 「好きなテレビは、しゃべくり007」 (月曜夜10時~・バラエティー番組)とのことで、実は私もこのテレビが大好き!一気に親近感が(笑)。

 

  加藤寛治選手(愛知・83期)・西村豊選手(三重・84期)

           

 加藤選手のサインは、「かんじ」 と、たったの3文字が平仮名で、ちょっと一筆書きのような感じで書かれていてとってもシンプル。先日、 豊橋競輪場のガイダンスコーナーに貼られていたサインを見て、あまりの分かりやすさに思わず笑ってしまいました(加藤選手、 ごめんなさいっ!)

 「僕のサインは、 小学生にも分かるように平仮名3文字なんだけど、そうすると、色紙に余白が出来すぎて、 困っちゃいます」と笑う加藤選手。

 加藤選手はテーマパークが大好きで、お子さんを連れて家族でもよく出かけるそうでよ。 ちなみに、今回の四日市には、「ジブリ」のDVDを持ち込んでいました。こう見えて(?!)、「ドリーマー寛治」です!

 

そして、地元の西村選手。 追い込みが多くなっていますが、前ならスピードある捲り、飛び付きの総力戦で戦っています。今回は、 初日7着と終わりましたが、 あとは2連対を果たしていました。

 

 垣外中勝哉選手(愛知・68期)

          

 実は、垣外中選手は馬主さん。「大井競馬所属のハイビスカスライン。年末、 12月28日にも出るんだよね」と、 とても楽しそうな表情でした。垣外中選手ともども、 「ハイビスカスライン」の応援もぜひ!

 

 大井啓世選手(奈良・58期)

            

 「四日市は、風がキツイとか言われるけど、僕はあんまり気にならない。 暑いのはダメなんですけど、寒さも、 奈良の底冷えに比べたら気になりません。僕、 中部は全体的に好きなんですよ。もっと中部走りたいくらいですね」とニッコリ。

 年が明けて2月には、地元奈良記念があります。昨年は準決Aで敗退。「頑張りますよ」 と話す大井選手からは、 自分の全てを記念に懸ける熱い気持ちがすでに伝わってきました。

 

 高橋宏和選手(愛知・80期)

              

 直前の熊本では、失格…。「まだ、ショックは癒えてませんね(苦笑)」  四日市では、 昨年9月に続いて決勝入り。

 

 小沼良選手(埼玉・68期)

              

 9月の四日市で、弟子の阿部大樹選手がA級初V。 「あいつはユニークだし、(表彰式でも)言えばいろいろやってくれたでしょ?(笑)弟子も頑張ったし、僕も頑張らないとね」

 「(落車などもあり)ちょっと不調が続いていた。今回は長かったね(苦笑)。でも、 ようやく良くなってきたよ」

 

坂元洋行選手(三重・88期)

             

 「今のレーススタイルは、自力自在。人の後ろに付かせてもらうことも多くなりました」


 10月武雄で落車し鎖骨骨折。1ヵ月程入院していました」と、 今シリーズは復帰3場所目。しかし、その不安を吹き飛ばす動きで決勝入り。 岡崎景介選手(石川)マークの2着と優勝は逃しましたが、
来期、 初のS級に向けて、 体調も問題なさそうです。

 S級初戦は、前橋FⅠ戦。東の競輪場にも、どんどん登場していきますので、 ファンの皆さまぜひ応援を。さわやか笑顔がトレードマークの 「スマイリー坂元」 をよろしくお願いします!

 

    今年最後の開催が終了しました。誰もいなくなった検車場です。

             

       今年もお世話になりました。来年もよろしくお願いします。

                  谷友梨子

 


12/21~23 四日市萬古焼杯(FⅠ)より

 こんにちは。実況の立野純です。

 

                   

 

 前検日の少し前から、急に気温が冷え込みました。師走の四日市競輪と言えば、 冬季ナイター到来の季節。今節から、選手紹介時には、 選手はウオームスーツを着用します。

 

               

          (3番車の上着です。少し厚手の生地でできています)

 

 また、受付にはこんなデスクも。

 

             

 

 選手によって、脚は太ももの太さを含めて様々ですからね。 ここで各選手に合うサイズを渡していたようです(その現場は、見ていませんが)。

 

 一方、場内はクリスマスムード。

 

               

 

 写真は昼間にステージ前で撮影したものですが、夜になると、きれいな光を場内に放っていましたよ。

 

 

 さて、今節はSA級ともに、全国あっせんのFⅠ戦。北日本から九州まで、 多彩なレーサーが揃いました。

 

 S級戦を制したのは松坂英司選手(神奈川・82期)。

 同期の友定祐己選手(岡山・82期)マークのレースでしたが、 その友定選手が先行選手の番手にハマる絶好の展開。直線では、抜け出しを図る友定選手の内から、微差さらに差し切った松坂選手。 2009年を最高の形でしめくくり、2010年に弾みをつけました。

 準決勝では波乱もあり、初日の特選から決勝に勝ち上がったのはわずか3選手。その特選組が、 決勝で上位を独占しました。人気はかなり割れていた決勝でしたが、特選3人を買えば取れた車券。「競輪って簡単!」…なんて、 いつもそんな甘くはないですけれど、こんなことも、競輪にはママあるものですね。

 

 さて、ここではA級戦から、私が注目していた(今後も注目したい)選手を取り上げましょう。

 

 中村敏之輔選手(北海道・91期)です。

 

             

 

 三重県は初登場の中村選手ですが、今年前期はS級に在籍していたため、 中部から西日本は何度か出走していました。今期降級となりましたが、降級後は持ち味のダッシュ、 スピード活かした攻めで、常に優勝候補に押されています(今期優勝は4回)。

 

 今期4回の優勝は、降級直後の7月と、先々月の10月に、それぞれ2回ずつです。 近況の成績を見ながら…。

 「最近の成績ですか?ん~、それなりなかぁ…という感じですかね。A級だと、 前を取らされることが多くて、なかなか先行させてもらえないんですよ。(決まり手は捲りに偏っているが)だから、 決まり手については、気にしていません」

 「でも、来期上(S級)に上がったら、 また一から押さえ先行でやっていこうと思います。前期のS級のときも、押さえ先行で戦っていましたよ。前のS級では、 3場所(準決勝に)上がれたので、よかったかな…と。来期は、それ以上を目指したいですね」

 

 A級戦では人気になるので、結果が求められるレースの連続。また、周りからも警戒されます。結果、 先行よりも“勝ち”を優先する組み立てになっているのかもしれません。

 しかし、来年のS級では押さえ先行基本に戦うよう。このスピードに、航続距離が伸びれば、 さらに大きな武器となることでしょう。

 

 前検日はとても寒かったのですが、そこはさすがに道産子!「寒さですか?寒いのは、 とりあえずは大丈夫ですよ!」と。ただ、この季節の北海道と言えば『雪』。ですから…

 「今年から、冬場は平塚に、師匠(野木義規選手) と移動しています。神奈川はとても暖かくていいですね」

 

 充実した練習環境の中で迎える来年からのS級復帰戦。注目してください!

 

 

 

 ところで、前検日の検車場では、時々愉快なTシャツなどを発見しますが、 今回はこんなトレーナーを発見!

 

            

 

 モデルは、この人!舟元権造選手(大阪・92期)

 

               

 

 練習グループで作ったトレーナーだそうです。「練習不足だったら、 こうなってしまうぞ!」という戒めのようですよ(足は重いが賞金軽い)。強くなるためには、一にも二にも練習あるのみ!… なんですね。

 ちなみに“たわわグループ”の練習仲間には、若手では西本直大選手(92期)や、道林誠選手 (90期)らがいるとのこと。また、97期には山村慮太(りょうた)選手も。「山村は、先行意欲もあって、強いですよ」とのこと。 ぜひ覚えておきましょう!

 

 

 さて、年内の四日市本場開催は、これで無事全日程終了。新年は、1月16日からの3日間。日程は、 土・日・月です。今から計画を立てて、ぜひ本場へお越しください!

 来年もどうぞよろしくお願いいたします。


屋良朝春V(東京・94期) 2009年11月25日~27日

 こんにちは。BBライブスタジオ担当の谷友梨子です。

                     

 今シリーズは、FⅡ「三交パルック杯」 が2009年11月25日~27日の日程で行われました。

 

 優勝は屋良朝春選手(東京・94期)。

                      

 決勝は、屋良選手のホームからのカマシ先行。坂口晃輔選手(三重・ 95期)も捲ってきましたが、屋良選手マークの高橋京治選手(埼玉・51期) のブロックで失速。この間に落車などもあり、番手がややもつれる流れに。最後は仙石淳選手(滋賀・ 73期) が懸命に追って来ましたが、屋良選手が3/4車身逃げ切っての優勝!2班特進から約5か月。ついに1・ 2班戦初優勝となりました!

                            

 表彰式では、 9番車のユニフォームを着たファンの男の子に、 9番車の屋良選手からの花束が当たりました!

 

 スプリンタータイプで、 キレ味鋭いダッシュが持ち味ですが、先行に徹する攻めを見せています。「師匠の高橋大作さんからも、 捲りはだめって言われているんですよ」と、とにかく師匠の教えを守って、先行一本で戦っています。

 

 

 

 屋良選手は沖縄出身。大学(日本大学) の時に東京に出てきたそうです。皆さんご存知のとおり、沖縄には電車がありませんから、最初は電車にも随分戸惑ったとか。 また、自転車は、白地にピンクの色が入っていて「沖縄出身なのでハイビスカスカラーです」 とニッコリ。

 

 

 イメージカラーはピンク。

 

                  

 

 シューズカバーも、 「ピンク×ヒョウ柄」 のオリジナル。故・ 橋本真也さんが立ち上げたプロレス団体「ZERO-ONE」の方が作ってくださったものだそうです。

 

 

 また、決勝進出インタビューの時もピンクのハッピを着用。

 

                           

 

 「ファンの方がいつもこのハッピを着て、応援してくださっているんですよ」とのこと。

 

 

 

競走のこともそれ以外の雑談も、とにかく誠心誠意、気持ちを込めて話してくれる、 素朴な青年です。

 

1・2班戦初Vを達成し、「次はやっぱりS級に上がりたいですね」と語る屋良選手。 この優勝はもちろん通過点。S級に向けて、これからも先行一本です!

 

 小西芳樹選手(77期)

                           

 四日市ナイターは、 昨年4月、また066月にも、V実績があります 四日市ナイターは、優勝もしているし、 相性いいバンクだと思います」と、今回もしっかり決勝進出。

 カメラを向けると、満面の小西スマイルを見せてくれました!

 

 柴田昌樹選手(愛知・79期)

                            

 「良かった頃と比べると、まだまだですけど、少しずつよくなってきていると思います。 感じは悪くないです。特選まで戻れるように、 少しずつ戻していきたい。見せ場は作ります! 」

 

「95期・在校4位&6位のツーショット♪」

              

            久保将史選手 (神奈川)・坂口晃介選手 (三重)

 

 久保将史選手は、 チャレンジ戦で見事優勝!

                           

      

 前検日、「ここに来る前、 4泊5日の 『スター選手育成セミナー』で、宮崎県まで行ってきましたが、とてもいい刺激になりました。 直前の練習の感じも、 すごく良かった。休む前よりいいかもしれませんので、今回は楽しみです」 と話してくれたとおり、今シリーズ優勝! デビューからV3です!

 「タイプはダッシュ型ですけど、 押さえ先行主体に組み立てています。 が、メンバー次第では、前を取ってカマすこともしたいですね」

 

 坂口晃介選手は、1・2班戦、 決勝進出は決めましたが優勝ならず…。

                   

 準決勝後は、 「今回は地元なので、優勝狙うため、 最終日に一番調子が上がってくるように、追い込んで練習してきました。決勝こそ、自分がいるべき場所で、 これを勝つためにやって来たので、行けると思います!」と話してくれていただけに、レース後は、 悔しそうな表情で自転車を片付けていました。

 しかし、来々期のS級点が狙える位置にいるだけに、気持ちを立て直し、また次走に期待!

 「僕、ダッシュタイプって言われるんですけど、ダッシュじゃなくて地脚タイプですよ。 ちっちゃい (小柄)ので、ちょっと動けば、サッと動いたように見えるんですよ(笑)。 出切ってから何でもアリの自力ですね。 飛び付きは、 どうにもならなくて引けなくなったとき。最初から狙ってはいません」

 

 ちなみに、 高校の先輩である浅井康太選手のブログに、競輪学校時代の作文に、「入学(にゅうがく)」 を「人学」と書いたことを暴露されていた坂口選手。

 「僕、 高校の時に、 漢字検定準2級取得しています!!」 と、言い訳…弁明…、いえ、「主張」をしていましたよ… 浅井先輩。

 

 小野裕次選手 (千葉・ 95期)

                         

 先行基本に奮闘。中部初出走です!

  「選手はそんなに甘いものではないと分かってはいましたけど、苦戦が続いていますね(苦笑)。でもチャレンジでは、 勝ちにこだわらずにいきたい。小さいレースをしないようにしたいです」

 実は、小学校の時に滝澤正光さんの息子さんと友達だったという小野選手。 「家にも遊び行っていて、たまに練習を終えた滝澤さんが玄関で自転車を磨いている姿などを見かけたことがあるんです。 その時は、デカイ人だなあという印象でした」

 

  栗田雄矢選手(静岡・96期)

               

 96期在校6位。師匠は、斯波淳太選手 (59期)。 片寄雄己さん、 荒木伸哉さんたちと練習しています。地脚タイプで、最近は捲りに好走が多いですが、もちろん先行もします」

 趣味を訊くと、 「車と熱帯魚です」と活き活きとした返事が(笑)。ちなみに熱帯魚の種類は「フロントーサ」だそうで。 熱帯魚を知らない私は、「え?もう一回言って」と、何回も聞き返してしまいました…。

 

 

 「滋賀タヌキ♪」

           

         乾庄平選手(95期)・仙石淳選手(73期)

 私は個人的に、この滋賀のユニフォームが大好き!

 今回「写真一枚いいですか?」と訊くと、「俺らじゃなくって、 タヌキを撮りたいだけじゃないの?」と、仙石選手がニンマリ。 いえいえ、決してそんなことはございません…。滋賀県選手の皆様、誤解のなきよう…。

今シリーズ、仙石選手は1・2班戦で、 乾選手はチャレンジ戦で、 ともに決勝進出を決めていました。

仙石選手は、直前の向日町では、おととし3月びわこ以来の優勝。この四日市戦も、 連日いい動きを見せていました。決勝は内を掬って直線懸命に追いましたが、 屋良選手が3/4車身逃げ切ってのV。 仙石選手は惜しくも2着と終わりました。

 

 山口直宏選手(奈良・75期)

                 

  前走の地元奈良戦から中3日。その地元戦では、最終日の敗者戦ではありますが1着。 奈良競輪場では地元選手が1着になると、バンク内でプレゼントの投げ入れが行われます。

  「やっぱりああいうのは嬉しいよ。でも今回は、競輪祭の併売をやっていて、 投げ入れの時にはお客さんがちょうどそっちのレースを見ていて、バンクには人が少なく寂しかった(笑)」

  夏にはクワガタも採りに行くという、アウトドア派の山口選手です。

 

 高橋京治選手(埼玉・51期)

                  

 直前の宇都宮の準決勝では、 3/25の高松S級戦以来、約8か月ぶりの1着でした。 「ホッとした。本当にいい薬になったよ。もう1着は取れないんじゃないかなんて思っていたからね」

 来期はS級復帰も決まっています。

 

 二木茂則選手(埼玉・82期)

                 

 「今は、 展開によって何でもという感じで走っています。8月末、 伊東の落車で3週間入院したんですけど、復帰後はいい感じで来ていると思います。 落車する前は調子悪かったので、 今は落車する前よりも感触はいいと思います」

 趣味は、「競馬・競艇。だから、ファンの気持ちはよく分かりますよ」

 

森哲也選手(三重・59期)

                  

 「今回ここに向けて、 しっかり練習して、自分なりには感じよく仕上げてきましたよ」との言葉どおり、 地元ホーム戦、決勝進出を決めてきました。

 

鳥越靖弘選手(愛知・77期)

                 

 今年V3(4月豊橋、9月一宮、10月久留米) 。来期はS級復帰も決まっています。

 「近況は感じが良くなってきた」と話すとおり、 今シリーズもさすがの鋭い脚を発揮して決勝進出を決めてきました。

 趣味はサッカー観戦。「ジュビロ磐田のファンで、スタジアム観戦にも行きましたよ」

 

 矢野昌彦選手(栃木・91期)

               

 S級経験ある実力者ですが、直前の弥彦で、 ようやくデビュー初Vを飾りました! (デビューから3年4か月)

 「初Vはとにかく嬉しかったですね! S級に上がってから腰を痛めたりしてなかなか思うようにいかなかったけど、最近は状態も復回復して、 S級に上がった時の状態にもどりつつあります。直前の弥彦も、初日2日と先行して、 結構長い距離を踏んで、3着に粘れたし。最近、感覚がもどりつつありますね」と、とてもいい表情をしていました。

 

                   

 矢野選手のハードケースには、こんなステッカーが! 矢野選手のお父さんがデザインしたものだそうですよ。

 矢野選手の趣味を聞いてみると、「最近、自分用のパソコンを買ったので、 CGとかイラストとかをやってみたいなあって思っているんです」とのこと。

 

 ちなみに、矢野選手は、国立宇都宮大学にも合格した頭脳の持ち主だそうです。 素晴らしい!

 

 青木康貴選手(岐阜・96期)

           

 師匠は玉木勝実選手。 在校50位。日大自転車部から競輪界へ。 四日市は初出走です。

 10月の向日町で、 デビュー初Vを飾りましたが、「こんなに早く優勝できるとは思いませんでした。でも、 その向日町ぐらいからレースが見えてきて、落ち着いて仕掛けることができるようになりました。 ナイターは初めてです。先行して風を切るところを見てほしいですね」

 

 ちなみに、大好物はお菓子のチョコバット!「最近はボルボ(チョコ) にもハマッてます」と、お菓子の趣味は、私と同じです♪

 

 鈴木隆広選手(石川・87期)

              

  先行基本の積極的な攻めを展開しています。   

 「僕、他の競輪場で写真を撮られても、いつも目をつぶってしまっていて…」  はい! 今回の写真も、狙ったわけではないのですが、しっかり目をつぶった写真になってしまいました。

 ボリュームのある髪型は天然パーマだとのこと。 「ヘルメットを被った後も髪がぺちゃんこにならないんです!この髪型で得したのは、これぐらいかな??いや、 別に得はしてないけど…(苦笑)」 

   

 吉川悟選手(大阪・79期)

               

 直前の奈良、特選、 決勝は伊藤信選手マークの2着。「前が強かった! あんな強いの、初めて見たわ!もうちょっと何とかなると思ったけどね…。最近2着ばっかりですわ。 でも、感触は悪くないですよ」

 

 

 そして今シリーズ、 四日市の名物選手がホーム戦ラストランを迎えました…。

「三重の先行職人」星野嘉寛選手(三重・49期)

                  

 年末の一宮戦で、27年7ヵ月の選手生活を引退します。

 

 通算勝ち星が595 (現役選手では、 現在4位)。とにかく押さえ先行一本で、ひたすら戦ってきました。 「先行で勝てると、 やっぱり充実感があって嬉しいんだよね」と星野選手。玄人ファンも多く、9着になっても、「明日、また頑張れよ」 という声が掛かる不思議な魅力のある選手でしたが、チャレンジレースに降班してからはなかなか勝てず、 今期限りで引退を決めました。

 

 ホームバンクを走るのは今シリーズが最後。最終日には、金網越しに 「お疲れさん!」 とたくさんのファンの方が集まってくださいました。

 

                        

 

                 こんな応援幕を持ったファンの方も!

 

 一番弟子の田中邦輝選手(62期) がこんなことを話してくれました。

 

 「生涯先行という人は、 これまでに5人といるのかな?捲りや追込みもありの先行という人はいるけど、先行一本という人は、 この先もう出てこないかもしれないね。師匠は、パソコンやラジコンなどもプロ顔負けのレベル。とにかく、極める人。だから、 あの先行スタイルも極めたんだろうね」

 

 「師匠の競走は、 相撲で言えば突っ張り。トランプで言えば、ジョーカーを持っていますよと言っているようなレース。手の内を見せているんだよね。 なのに、みんなジョーカーを引いてしまう…。 (不器用ではなく)あれが師匠の先行の極みだよ。 人には練習している姿を見せないけど、とにかく練習していた人だから」

 

 ホームバンクを走るのは今シリーズが最後でしたが、年末まで、 もちろんひたすら先行で走り続けます! 先行職人星野選手の応援を最後までよろしくお願いします!

 

 

                  谷友梨子

 次回は、今年最後のナイターレースです(FⅠ)。ぜひ、本場にお越しください。


11/25~27 三交パルック杯(FⅡ)より

 こんにちは。実況の立野純です。

 

                   

 

 いよいよ寒さも増してきました。24日(火)の前検日は、マフラーを巻いて競輪場へ。 まだ真冬並みの寒さではありませんが、身体が寒さに慣れていないので、マフラーがとてもありがたく感じられました。

 前検取材後は、寒さと空腹のWパンチ!ですが、ちょうどこの日は、 名古屋FⅠの場外発売も実施されていました。ということは、場内の売店も営業中。ということで、取材後は売店に直行しました。

 

 いろんなメニューがありますが、今回目を引いたのは、『あげたこ』 1本100円)

 

                  

 

 3個を串に刺して1本、として売られています。ほどよい塩味がついていて、 何もつけずにそのまま召し上がれ!…というもの。小腹がすいたときにはピッタリです。

 が、私はさらにバージョンアップ(?)した『ねぎ塩たこ焼き』 を注文!(1皿300円)

 

             

 

 これは、あげたこ3本をお皿にバラして、ふんだんにネギやおかかを盛ったもの。 あげたこ1本では私のお腹は満たしきれそうもなかったので、ちょっとボリュームあるメニューにしました。

 これはイケますよ♪特に、焼き鳥や天ぷらが『塩党』の私にはぴったりですね。 ビールがあればなおよしですが、その日は仕事中でしたのでそれは我慢。

 南門(1コーナー側)近くにある売店『勝一』さんで売ってます。 競輪場にお越しの際はぜひ!

 

 

 さて、今月2節目の四日市ナイターは、前節同様、関東、南関東からの遠征を迎えてのFⅡ戦。 『三交パルック杯』が、師走目前の日程で行われました。

 

 

 ここでは、今節出走した東の遠征選手から、3選手取り上げましょう。

 

 まず、1・2班戦から、矢野昌彦選手(栃木・91期)

 

             

 

 四日市は、今年3月S級戦以来、2回目の登場。今期降級となりましたが、 今回はA級主力メンバーとしての登場です。直前の弥彦を優勝して、ここ四日市に乗り込んできました。

 …と、ここまでならよくある話なのですが、矢野選手の弥彦戦優勝は、 意外にもデビュー初V! S級経験のある矢野選手にとっては、本当に意外なことです。

 「(初優勝は)嬉しかったです。力を出し切っての優勝だったので、よかったです。これまで決勝では、 2着ばかりでした。祝勝会?それはやっていません(笑)」

 

 バック本数は多いのですが、決まり手だけを見ると、捲り屋のような数字がついていた前検日。

 「先行は結構しているんです。でも、みんな3着止まりなので、 決まり手が付いていないんですよ…。捲ったときだけ、決まっていますね(苦笑)。僕は地脚タイプ。 逃げて2着には残りたい…いや、逃げ切りたいですね

 

 そう語っていた前検日。

 そんな想いも秘めてか、レースでは初日から積極策。特選では、 近畿の選手がマークするレースでしたが、ジャンから押さえ先行(7着)。準決勝も押さえ先行で3着に踏ん張り(4位入線も繰り上がり)、 連日押さえ先行策で決勝に勝ち上がってきました。

 

 「来期もまだA級なんですよ。(点数を考えると)S級に向けて失敗はできない。でも、 そればかり考えちゃうと、レースが小さくなりますからね。力を出し切ることを心がけて走りたい」

 口調はおだやかですが、実にパワフルなレースを魅せる矢野選手。S級復帰に向けて、 小細工なしの挑戦は続きます。

 

 

 さて今度はチャレンジレースから。四日市初出走、久保将史選手(神奈川・95期) ダッシュタイプですが、押さえ先行基本に戦い、 ここまで優勝2回を数えていました。

 

             

 

 しかし、在校4位ということを考えれば、近歴はやや物足りない印象。そのあたりを聞いてみると、

 「5月の静岡で落車して、左鎖骨を骨折してしまいました。痛みはもうほとんどないんですけど、 まだ肩には針金が入っています

 

 デビューしてから、骨折で休む前には優勝2回。レインボーカップファイナルで、 2班特進も狙えるところでしたが、それを目前にして落車、骨折のアクシデント。入院、手術という期間を、やむなく過ごすことになりました。

 

 復帰は約3か月半後の小松島。そこでいきなり決勝進出。しかし、以降2節は勝ち上がりに失敗。 先月末の京王閣戦は、予選で8着敗退。11月頭のホーム戦(川崎)はインフルエンザによる欠場。第三者の目からは、「まだまだ復調途上か」 とも見られました。

 

 しかし今シリーズ、結果は優勝!同期が3人勝ち上がってきた決勝で、 同期の中では最も人気はありませんでした。しかし、最終2コーナーで星野辰也選手(栃木・95期)を捲り切ってからは、ライン2車での逃走! 乾庄平選手(滋賀・95期)を捲らせず、さらに星野選手の猛追を振り切ってのV!優勝は5月西武園以来、 長欠後では初めての優勝となりました!

 

 そう言えば、前検日にはこんな話をしてくれました。

 

             

 

 「ここに入る前、4泊5日のスター選手育成セミナー(宮崎) に行ってきました。訓練の他に、講義もありました。ボクシングの輪島さんも来られましたよ!」

 このセミナーが、とてもいい刺激になったようで、 「今回は楽しみです!」と、何度も口にしていました。

 

 「小中高と、空手をしていました。今でも、たまになんですが、子供たちに空手指導をしています。 空手は2段です(黒帯ですね!)」

 

 話していると、空手2段という印象は受けず、控え目ささえも感じられるのですが、 いざ勝負になると話は別!空手で(もちろん普段の練習でも)鍛えられた身体と精神力で、まだまだ伸びていきそうです。

 

 

 最後にチャレンジ戦からもう一人、堀内昇選手(茨城・95期)

 

             

 

 さきほどの久保選手は空手でしたが、堀内選手は…

 「小中高と陸上をしていました。幅跳びや八種競技やら、 いろいろやりました(八種競技=100m、走幅飛、砲丸投、400m、110mH、やり投、走高跳、1500m)。競輪選手を目指したのは、 あるとき陸上部の顧問の先生から『競輪学校の試験があるから、受けてみないか』と言われたのがキッカケ。言われなければ、 競輪は分かりませんでした。プロスポーツには憧れていたので、言われて『やってみよう』と思いました」

 

 デビューして間もなく1年。自力で奮闘していますが、まだまだ優勝クラスには手は届いていません。

 「ずっと陸上をやっていたので、身体能力は並よりはあると思います。でも、 それが自転車に全然活かされていませんね…。それと、デビューしてから、もう3回も落車しているんですよ。治していこうと思ったら、 また落車して…、という感じで。もちろん、今の成績には全然満足していません

 「基本は押さえ先行。脚質ですか?どう…ですかねぇ…。地脚…、 ダッシュ…、どっちもないですねぇ(苦笑)。先輩からは、『レースで、まだ力を出し切っていない』と言われているので、 ちゃんと力を出し切れるように走りたい。練習では力を出し切れているんですけど、競走になると『全然…』 って言われますね」

 

 『裏つくばサイクリスト』が練習グループ。メンバーには、 長谷部純也選手(57期)や橋本紀彰選手(90期)らがいます。

 「練習は、もっぱら街道です。アップダウンもかなりあるんですよ」

 元々身体能力はあるのですから、練習の強さが、競走で活かされるようになるのは、 まさにキッカケひとつかもしれません。大化けの可能性を秘めた若手かもしれません!ぜひ、追いかけてみてください。

 

 

 今開催は、前検日は寒かったのですが、開催中は比較的暖かい3日間でした。しかし、 次節はもうクリスマス前!一段と冷え込んでくることでしょう。

 しかし、次節は記念なみの好メンバーが集うFⅠ戦。熱い戦いが繰り広げられることは必至! 12月21日からの四日市ナイターにも、ぜひご期待ください!


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