こんにちは。実況の立野純です。
前回のブログで、検車場の売店を少し触れましたが、今節売店におじゃましたら、 こんな商品を発見しました。
『水素力』!!
コンビニで『酸素水』というのは何種類か見かけたことはありますが、水素の水を見たのは初めて。 値段は120円(この売店の価格)でしたが、内容量は、通常のミネラルウオーターより少ない190ml。
ものは試しに…、と、ひとつ買って飲んでみました。まろやかな、飲みやすい水… といったところでしょうか。容器の裏側には「特殊技術によって多くの水素を容存させたお水です。…(中略)… あなたの美と健康をサポートいたします」と書かれています。
男性の私に“美”はともかくとして、健康は大事な要素。飲み続けると、いいことありますかね!?
ちなみに、容器の表側には『勝つ力!』とも書かれています。 選手にとっては、そそられる文句かも?誰かが飲んで1着を取ったら、爆発的に売れるかもしれません!!
さてここでは、今節行われたチャレンジ戦と1・2班戦に出走した、 将来期待される若手機動型を2選手取り上げましょう。
まずチャレンジ戦から、岡﨑智哉選手(大阪・96期)。
デビュー戦の奈良、2戦目の岸和田は決勝2着、8着のスタート。 ところが3場所目の一宮から名古屋、大垣と、中部地区で3連覇! 適性ナンバーワンの素質を早くも開花させ、ここ四日市に乗り込んできました。
3連覇の決勝の内容は、『一気捲り』、『1角単騎ガマシ』、『バック3番手捲り』。 スピードを存分に披露しています。
「脚質はダッシュタイプですが、 地脚もだんだんついてきたと思います。決まり手は、逃げと捲りが半々くらいですけど、 もちろん毎レース先行という気持ちで走っています。デビューして、レースに慣れてきたかなぁ… とは思いますけど………」
デビュー後の成績だけを見ると、ケチのつけようもないもの、と思われましたが、話は続きます。 師匠は、中武克雄選手(57期)。また、練習は乾準一選手(85期) らに指導してもらっているそうですが…、
「師匠や兄弟子からの意見は、あまりよくないですね。『普通にレースするな!』 と言われます」
“普通のレース”…???このことについて伺うと、こうだそうです。
「チャレンジでは力で押し切れ! そんなレースっぽいレースはするな!」
「点数を持ちだしたら、後ろはなかなか取れなくなる。前からでも、攻める方法はいくらでもある。 『引いて捲る』とかではなく、『どこからでも突っ張ったる!』と、“力で勝つ”みたいな感じで!その辺りも考えてやろうかなと思っています」
「練習は乾さんらと街道中心です。練習は厳しいですよ。でも、 僕のことを思ってやってくれていますからね。ウエートも取り入れています。ウエートはたまに師匠とも一緒にやりますよ」
結果だけではなく、師匠や先輩に認められるレースをするために、 まだまだ試行錯誤の日が続くのかもしれませんね。
チャレンジでは常に人気になりますが、「オッズですか?プレッシャーにはならないけど、 下手なレースはできないなと思いますね!」と、頼もしいコメント!
今節も3日間通して1番人気に。予選、準決勝は逃げ切り勝ち。決勝でも期待を集めましたが、 結果は7着。ホームでカマシていきましたが、高間悠平選手(福井・95期)に捲られ、直線失速してしまいました。準決勝では、 逃げ切ったものの、ゴール前は番手選手に1/4輪差まで詰め寄られてのもの。レース後、お話を伺うことはできませんでしたが、 あるいは納得のできなかったシリーズだったかもしれません。
もちろん、今後はA2→A1→Sと上がっていく選手。今後どう強くなるのか、注目してください。
次に1・2班戦から、阿部大樹選手(埼玉・94期) をピックアップ。
先に今節の結果から言えば、 ズバリ優勝でした!それも1・2班戦の初V! その優勝リポートは別にアップとして、ここでは前検日に伺ったお話しをご紹介しましょう。
三重初出走ということで、タイプを伺いました。
「高校時代はずっとスプリントをやってました。 元々地脚系だったと思います。長距離は乗れないけど、モガキは長くできるタイプだと思います。 調子いいときは、地脚にはそこそこ自信がありますよ。ダッシュも、なくはないと思いますが、すごい方々と比べたら全然ですね」
押さえ先行基本に、そのまま逃げ切るのが、阿部選手の魅力。ところが…、
「(今年3月に3班戦で9連勝し)特進してすぐのころはよかったんですけど、 そこから注目されたのか、うまく先行させてもらえなくなってきて…」
上位選手は、思うような走りを簡単にはさせてくれません。上位戦の難しさを語ってくれました。
「普段の練習は街道メイン。バンクにはほとんど入りませんね。上り?ありますねー!苦手ですけど(笑)。師匠は小沼(良) さん。あとのメンバーは、飯田威文さん、金子周一郎さん、國広哲治さん、白岩大介さん、齋藤和伸さん、相川永伍さん、 金子哲大さん…。多いときは、15人ほどと練習しますよ」
「師匠との出会いは高3のとき。齋藤和伸さんが、僕の高校の先輩なんですけど、 齋藤さんが小沼さんの所でやってたんです。それで、齋藤さんに師匠を紹介してもらいました」
「師匠はすっごい真面目です!僕が不真面目なので、 いつも怒られています(笑)。レースに対しても、練習に対しても、全ての面で真面目です。学ぶところはたくさんあります。 師匠には『何も考えずに駆けろ!駆けたらお前は強いんだから』と言われています。 僕はいろいろ考えて負けるんですよ。だからそう言われます。脚に自信があるときは、自信を持って駆けられるんですけど、 ちょっと脚に自信がないときは、『うまく走っちゃおう』と思っちゃって…。 捲りに回って8着とかに飛んじゃっています。今回は、そういうことがないように。レースの内容で勝てれば、 おのずと結果はついてくると思います」
「僕が不真面目…」なんて語っていましたが、競輪に対しては真面目に話してくれました。でも、 一方でこんな側面も!
「おったまげー!」
実はこれ、前節四日市に出走した三木翔太選手(群馬・95期)が、 8月西武園3班戦優勝のときにとっていたポーズ!(気になる方は、西武園競輪のHPをチェックしてみてください。もしくは 『三木翔太 西武園』で検索すると出てきます)
前節に三木選手に「何ですか、あのポーズ?」と聞いたら、「いや、 あれは阿部大樹に『やれっ』って言われたんですよ」との返答が。そこで阿部選手に尋ねると、 アッサリ認めて、同じポーズを取ってくれました(笑)。こんな芸人みたいな一面も持っています(むしろ、こっちが本物?)。S級に上がれば、 勝利選手インタビューを受ける機会も増えるでしょう。脚はもちろん、口の回り方にも注目かも?
さて、短い秋のナイターが終わりました。次はいよいよ、 記念開催です。10月25日の日曜日が初日です。 昼間開催ですので、お間違えのないよう、お気をつけください。昼間は記念、晩ご飯は 『とんてき』!(←検索してみてください)ぜひ、遠方の方も旅打ちに四日市へ!
(BBスタジオ本番前にパシャ!左から柴崎淳選手、北幸博選手、 進行の谷友梨子さん。
北選手、柴崎選手は、四日市記念にも出走予定です!)