7/22~24 Kドリームスカップ(FⅡ)より

 こんにちは。実況の立野純です。

 

                   

 

 東海地方の梅雨が明けたのは、7月17日。とたんに、「暑い!」 が合言葉のように飛び交う毎日。夏の暑さが苦手な私も、ぐったりです…。

 

 競輪場近くにある霞ヶ浦球場では、高校野球三重大会の真っただ中!(出勤のときでしたので、 中に入る時間がなく、外から撮影しました)

 

             

 

 カメラマンも大変でしょうね。

 

             

 

 

 ここから競輪場内へ入ると…。

 

             

 

 上の写真のところは、一般の方は入れないのですが、非開催日払戻所より少し左手奥に進んだところ。 これよりまっすぐ行くと検車場があり、左に見える茶色の建物が選手宿舎。

 その手前に見える池では、魚が泳いでいる姿も見られます。その池で、 前検日には藻の除去作業が。

 

             

 

 写真ではわかりにくいのですが、水面には藻がびっしり!「特に悪影響があるわけではないのですが、 見た目にもよくないので…」と、作業員の方が除去作業をされていました。その結果…、

 

             

 

 本当に、暑い中大変そうでした。

 

 

 

 さて、真夏のナイター第一弾は、 『パシフィックエース協賛 第1回ベイサイドナイトレース杯 Kドリームスカップ』(FⅡ)。7月22日(木)~24日 (土)の日程で行われました。

 

 今期初の四日市ナイター。1・2班戦を制したのは、格上位の市野茂選手(愛知・ 64期)。準決勝3個レースのうち、2レースは主力機動型が敗れる波乱。そんな中、11レースは3連単1番人気決着。 決勝も、終わってみれば、準決勝11レースと全く同じ着順で入っての、やはり1番人気。競馬には『夏は格よりデキ』という格言がありますが、 今回は格でもデキでも上回った中堅~ベテラン勢が上位を独占。

 ワンツーを決めた市野選手と小林信晴選手(愛知・83期)は、S級でも勝ち負けできる選手ですから、 力が違ったと言えばそれまでかもしれません。

 が、そんな中で結果を出すことは、そう簡単なことではありません。A級の若手も強いですからね。 来期は再びS級で、活躍してほしいところですね。

 

 

 ところで、今節は4/20~22以来、実に3か月ぶりのFⅡ戦!ですので、 3班選手が四日市に来たのも、当然3か月ぶり。…ということで、今回ここでは、 今節出走した3班若手選手を取り上げたいと思います。

 

 

 まずは、伊藤彰規選手(神奈川・96期)

 

               

 

 伊藤選手は、四日市初出走。中部にはまだまだ馴染みが薄いので、「どんな選手かな…」と、 私は事前に顔写真も確認したのですが、その写真は黒髪。しかし、実際お会いすると、ご覧の茶髪!「髪は、最近染めました!」とのことでした。

 

 「タイプは、どちらかと言えば地脚ですね。ダッシュは、 地脚ほどはないので…。基本は押さえ先行ですけど、『何が何でも!』という感じではありません。自力で、流れを見極めて、 何でもできるように。どこからでも行けるようになりたいですね。将来的には、自在に動けるようになりたい」

 2月大宮で、デビュー初優勝。以降も、決勝には常時乗っていますが、 決勝になると結果が出ていません。

 「そうなんですよ。決勝に乗れると、安心しちゃうんですよね…」

 そんな、メンタル面の課題も挙げていました。

 

 師匠は、59期の吉田晴行選手。練習仲間には、95期の小原太樹選手(S2)や、久保将史選手 (A2)などがいます。

 「師匠からは、特に何も言われていません。伸び伸びと走らせてもらっています。 練習仲間はみんな強く、環境もいいですから、頑張りたいですね」

 

 四日市の直線は長いですよ」と話しかけると、

 「直線が長いのは好きなんですよ。500バンクも好きですから。 ですから、直線が長いのは苦になりません!」

と、頼もしい返答!この四日市に来る前は、7場所連続決勝進出。当然、今回も有力視された一人でした。

 

 が、レースはやってみないとわからないもの。準決勝は、人気に押されましたが、まさかの9着。 叩かれ包まれるような展開で、力を出し切れずに終わった印象。さぞ、悔しかったことと思います。

 しかし、予選では新人選手と長い距離をモガキ合った末、力強い逃げ切り勝ち!言葉通り、 長い直線もしのいで、地脚のあるところを見せました(最終日も新人に逃げ切って、トータル2勝)。

 まだ二十歳!チャレンジは当然通過点ですから、今後どう強くなっていくのか、 ぜひ追いかけてみてください。

 

 

 続いて、関東から。佐山俊樹選手(埼玉・97期)です。

 

             

 

 佐山選手は97期ですが、デビューしてからは、まだ26走しか消化していません。 同期はだいたい40数走していますが、これには原因が。

 「2月末の平塚で落車して、上腕骨をやってしまい、2か月半ほど休んでしまいました… (復帰は5/19立川)。でも、復帰してからは、だんだん調子も上がってきました

 

 復帰2場所目の6月千葉一般戦で、ようやく嬉しいデビュー初勝利。その勢いか、直後のいわき平では、 『1・1・③』の好成績。自身初の決勝進出も決めるなど、能力のあるところも見せていました。

 

 今回が初の西遠征。戦法などについて、教えてもらいました。

 「タイプは『完全なダッシュ型』。『持たないダッシュ』です (笑)。地脚はあまり自信がないですね…。でも、レースでは先を見据えて、あえて先行しています。 基本は押さえ先行です」

 

 「練習は、小沼良さんの八丁湖グループに入って、 面倒を見てもらっています。同じグループに、阿部大樹さんがいるのですが…」

 

 ん?阿部大樹選手(埼玉・94期・S2)と言えば、 昨年四日市に来たとき…

 

                

 

 こんなひょうきんなポーズもとってくれていましたが…。

 

 「パフォーマンスじゃなくて、レースの面で参考になるんですよね?」とぶつけると、

 「はい!」

 と即答!(笑。無理にそう言わせたかもしれませんが…)

 「阿部さんの先行の仕方などは、すごく参考になるんですよ!」

 

 身近に目標となる先輩がいるのは、とてもいいこと。佐山選手は、ケガで同期とはやや出遅れましたが、 こんな差は、将来的には、あってないようなもの。まだまだ伸びていきますよ!

 

 

 

 続いて同じく関東から。近藤寛央選手(東京・97期)を。

 

             

 

 写真のジャージは『スーパーKアスリートラボ』のもの。 スーパーKと言えば、ガールズケイリンでも大活躍した石井寛子選手も所属しています。

 「(スーパーKは)自転車の実業団チームです。石井さんともよく練習していますよ。 練習環境はいいですね」

 HPもあるので、ぜひ覗いてみてください。

 

 そんな近藤選手に、近況などを自己分析してもらいました。

 「脚質はスプリンター。末の粘りは課題ですね…。逆に、 ダッシュには自信があります」

 「成績ですか?ちょっと波がありますね…。着が悪いときは、先行して粘れていないときですね」

 「組み立てに関しては、結構自分が思ったようには走れています。徹底先行ではないですけど、 基本は先行。それで後手を踏んだら、中団を捌いたり。被せられても捌いたりして。 そんな自在な動きも好きですよ。将来S級に上がったら、自力をメインにした自在型になりたい。でも、 今は自力ですよ」

 

 そんな分析から、デビューからここまでの自己採点は「60点」とのことです。

 

 「師匠(飯田義広選手・44期)からは、『先行、捲りの自力で戦え』とは言われていますが、 レースに関して特に言われることはないです。とにかく、力を出し切るレースをしていきたいですね

 

 今節は、関東、南関東から中近の選手によって争われたシリーズでしたが、フタを開けてみれば、 東日本から決勝に乗ってきたのは、この近藤選手ただ一人!決勝は「初めて」 という単騎のレースになってしまいました。

 しかし、そんな中でも、捲ったラインの番手にうまく切り替えて、ゴール前では差を詰めての2着。 器用な立ち回りも見せて、自身初の単騎戦で、連に絡んできました!

 素質はある選手でしょうから、これからもどうぞご注目ください。

 

 

 最後に、今節登場した98期の新人2選手を!

 

 まずは、先輩とツーショットで!写真右が山田裕哉選手(岐阜) です。

 

             

   (写真左は、闘心會で一緒に汗を流す、 青木康貴選手〔96期〕

 

 師匠は板橋常晶選手(82期)。その師匠とは、 デビュー戦の奈良(7/14~16)で、いきなり同じ配分になっていました。その奈良では『4・落・9』。

 「デビュー戦は全然でしたね…。緊張もしました。もっと余裕を持って走れればよかったんですけど…」

…と、反省しきり。

 「デビュー戦ではバックを取れなかったので、今回は最低バックをつけたい。師匠からは 『先行してこい』と言われています。また、脚質は地脚系ではないので、もっと粘れる脚もつけていきたい。とにかく、 今は全力を尽くして、まずは主導権を取れるレースをしたいです!

 

 今節、初日は捲りに回って不発に終わりましたが、2日目ではカマシ先行。デビュー5走目で、 初めてバックを付けました(番手選手が、番手捲りで1着)。先行意欲はあり、練習環境も申し分ないので、 今後はどんどん名前を売っていってもらいたいものです。

 

 

 最後に、98期の新人選手をもう一人。丹波孝佑選手(大阪) です(もちろん、写真左です)

 

             

 

 丹波選手も、山田選手同様、ここがデビュー2節目。デビュー戦は、連日押さえ先行の組み立てで『7・ 2・2』でした。

 「戦い方は、押さえ先行主体です。それで、 カマシなども取り入れ、だんだん自力の幅を増やしていきたいですね。でも、とろあえず最初は押さえ先行で行きたい。 点数や着などは気にしないで」

 

 「練習は、街道中心です。適性なので、 どんどん乗り込んでいきたいですね。あとは、競輪場(岸和田)に行ったときは、 そこにいる先輩方とモガかせてもらったりしています」

 

 そんな適性組の丹波選手は、元々バスケットボールをやっていたそうです。

 「スポーツは、中2から高3まで、バスケをやっていました。体力には自信があります! 体を動かすのが好きで、スポーツ選手になりたかったんですけど、バスケでは限界を感じていました。僕の親やおじいちゃんが、 競輪大好きなので、それで『競輪どうや?』って言われて…」

 

 なるほど。それで選手になったのなら、今後はますます強くなって、 おじいさんらを喜ばせてあげなければいけませんね!今節は、最終日に番組面で初の番手戦も経験しましたが、まずは“先行で初勝利” を目指していってください!

 

 

 

 さて、今年の真夏のナイターは、もう一節。次回は、8/2~4のFⅠ戦です。どうか、 熱中症対策は十分になさって、競輪をお楽しみください。200円の特観席も、どうぞご利用ください!


園田匠V 開設59周年記念 2010年6月19日~22日

こんにちは。BBライブスタジオ担当の谷友梨子です。

 

                                    

 

 

 四日市競輪開設59周年記念が、6月19日から四日間に渡って行われました。 泗水杯の栄光を手にしたのは、 園田匠選手(福岡・87期)。

 

             

 

                   (優勝後、検車場で)

 

 念願の記念初V。また、この優勝で、12月に地元で行われる競輪祭の権利も獲得しました。

 

 

 直前の高松宮記念杯は、実は、2回目のGⅠ正規配分でした。 一次予選では、 先行した菅原晃選手の3番手から、捲った吉田敏洋選手に切り替え、直線追い込み1着!ビッグ初勝利を上げ、上々のスタート。

 

しかし、勢いに乗った二次予選Aでは、バック後方からインを突き、 直線小嶋敬二選手を捕えて1位入線を果たしたのですが、痛恨の失格(内側追抜き) となってしまいました。

 

 

 四日市記念は、それ以来の参戦。前検日では、「最近、 状態はいいんですけど、流れが悪いですね…。高松宮記念杯2日目は、脚にはかなり余裕があったんですけど、 逆に見すぎちゃいました。そこに向けて何カ月も前からトレーニングもしてきたので、(失格は) ガッカリでしたね。でも、それは自分の操作ミスですから。調整自体は間違っていなかったと思いますので、 次につながると思います」と話していました。

 

              

 

 四日市記念では、初日から快進撃。

      

 初日特選では、安東宏高選手の捲りに乗って、 直線外鋭く追い込み1着!2日目優秀戦では、 先行した松岡貴久選手マーク、柴崎俊光選手の捲りを止めて追い込み3着。

 

 正念場の準決勝Aでは、捲った松岡貴久選手の番手から追い込み1着。 10秒7で捲った松岡選手を、10秒6で交わし、松岡選手とワンツーで、 決勝進出を決めてきました。

 

 

<決勝メンバー>

 「柴崎兄弟の連係なるか」「柴崎淳が3連覇なるか」…。 戦前にはこんな話題が挙がっていましたが、柴崎俊光選手は、準決勝Cを永井清史の番手から追い込んでクリア。 一方の柴崎淳選手は、 ヒヤッとする展開でしたが3着に届いてクリア。また、 準決勝Bでは、 鈴木幸紀選手も山本佳嗣選手の番手から追い込んでの2着で、 記念初の決勝へ。 地元からは3選手勝ち上がってきました。決勝の並びは、柴崎淳-柴崎俊光-鈴木幸紀に。

 

 柴崎淳選手(三重)

               

「準決勝は、後ろに迷惑をかけてしまいました。脚自体は悪くありません。 兄弟連係は、選手になっての目標の一つでもありましたし、それはよかったと思います。3連覇は、 あまり意識していません。決勝は自分の持ち味が出せればいいと思います」

 

 柴崎俊光選手(三重)

               

 「永井さんのおかげで決勝に乗れました。決勝では、それを無駄にしないようにしたい。 淳とは、やっと連係できますね。しかもそれが地元なので、嬉しいです。淳の後ろは、 練習でもよく回っているので、決勝もそんな感じでリラックスして回れればいいかなと思います」

 

鈴木幸紀選手 (三重)

              

 「初めて記念の決勝に乗れて、嬉しく思います。脚の状態は、 最近だいぶよくなっています。柴崎兄弟とは、 バンクでよく一緒に練習しているので、何の心配もない。自分が離れないようにするだけです」

 

 

 別線で目を引いたのは、松岡貴久選手のスピード。 初日特選は10秒8、準決勝A10秒7(2着)の捲り。 2日目フォーリンカップでは、 押さえ先行策も見せていました。九州の並びは、 そのフォーリンカップと同じく、松岡貴久- 園田匠-大塚健一郎に。

 

 松岡貴久選手 (熊本)

             

  「 四日市は優勝しかしていないので、相性はいい (0510A級初V074S級初V)。今回3走した感じもいいですね。 決勝は、3:3: 3の3分戦なので、やりやすい。いつも通り、 自分のタイミングで仕掛けられればいいと思います。九州で上位独占できるように頑張るので、 車券(投票)をよろしくお願いします」

 

 園田匠選手(福岡)

              

 「3日間とも前が頑張ってくれて、僕は付いているだけなので、展開に恵まれています。 (自身の)タテ脚は、いいと思います。近況、 ずっと流れが悪く、どうしようもなかったんですけど、今回は流れが来ているので、しっかりモノにしたい。 決勝は松岡君の番手。大塚さんにわがまま言って、回らせてもらいました。しっかり自分の仕事をして、 見せ場を作りたい」

 

 大塚健一郎選手 (大分)

              

 「初日悪かったけど、 その後は徐々に微調整できていると思います。決勝は、 自分が番手でと思ったんですけど、園田君がわがまま言うので、3番手で頑張ります。まず3番手の仕事をして、 そこから4コーナー勝負させてもらいます」

 

 

東日本勢の前は、伏見俊昭選手。 連日番手戦でしたが、準決勝Aでは前の岸澤賢太選手(埼玉・91期)が出切れないと見るや否や、 1コーナーからカマシ先行策に。そのまま難なく逃げ切って、自力でも強いところを披露しました。 東日本の並びは、 伏見俊昭- 谷津田将吾- 松永晃典。

 

伏見俊昭選手 (福島)

             

「 四日市は相性もよく、とても走りやすい。今回は前検日から感触もよく、 何とかやれるんじゃないかな、という手応えはありました。今回は自力も覚悟して来ましたが、 3日間は後輩に恵まれて、決勝に乗れました。 決勝は自分が一番前で、若手を相手に、自力で頑張ります」

 

 津田将吾選手 (福島)

             

「来る前、ここに向けてという訳ではないが、練習もしっかりやって来ました。今回は3走とも後ろのレースで、 脚の感じは、特別いいとは思っていません。決勝は伏見さんへ。 番手は初めてです。展開次第では、 自分にもチャンスが向いてくると思います」

 

 

 松永晃典選手 (静岡)

             

 「3走した感じはいい。 道中も楽に回れているので、直線の伸びもいいと思います。伏見君は強いので、 決勝は安心して3番手を固めます」

 

 

 決勝は後ろ攻めになった九州勢がいったん押さえましたが、 ジャン4コーナーで柴崎淳選手が気迫の先行策に!しかし、 楽に4番手を確保した松岡貴久選手が、 バックからの捲り。これを柴崎俊光選手が懸命にブロックしましたが、 松岡選手マークの園田匠選手が、 そのスピードを殺すことなく、一気にタテへ。同門の先輩、大塚健一郎選手を連れ込み、 10秒8で記念初Vゴールへ!

 ゴール後はサッと右手でガッツポーズ!3番手の大塚選手が、 その健闘を称えながら敢闘門へ引き上げていきましたが、その敢闘門前には、九州の同僚の姿も。胴上げのシーンも、 CS放送をご覧の皆様には、お楽しみいただきました。

 

<優勝インタビュー>

 「初日から、九州の後輩がしっかり頑張ってくれました。脚の状態はよかったので、 あとは自分の仕事がしっかりできるかどうかだけでした。 決勝は最高の展開でした。柴崎(淳)君の先行は、初めから頭にあったので、松岡君が中団取れれば、準決勝同様捲ってくれると思ったので、 それに賭けていました」

 「(松岡選手がブロックで不発になったが)後ろに同門の大塚さんが付いているので、そこはしっかりと自分の仕事をしたいと思い、 突っ込みました。そこからは、気持ちで自転車が前に進んでくれたと思います。 今後は、師匠(吉岡稔真さん)を追い越すまではできませんが、近づけるように頑張ります」

               

 

 

 前検日に、「高松宮記念杯は失格になりましたが、調整自体は間違っていなかったと思いますので、次につながると思います」 と気丈に笑顔を見せてくれていましたが、その努力が、 この四日市記念優勝で、本当につながりました。今年後半戦は、努力が実を結ぶ、園田選手の躍進の年にしたいものです!

 

 

 

 

 

 

それでは、ここからは前検日の選手の表情をご覧ください!

 

 

 

 松岡彰洋選手(三重)

 

      

 

 近況ギアを4.08に。「練習の時に、たまたま後ろのギアだけを上げたら感じが良かったから、それに乗っているだけ。別に、 大ギアを意識したとかというわけではないんだけどね」

 

                 

 

 

 

 

 神田聖治選手(三重)

 

              

 

デビュー21年目にして、初めてS級入りを果たした神田選手。初の地元記念登場となりました。

 

 

 

 

 

 上田裕和選手(三重)

 

      

 

今年年明けに落車。怪我で長期欠場していましたが、ようやく復活してきました。身体を戻して、復調していきたいところです。

 

                    

 

 

 

 

 

 永井清史選手(岐阜)

 

       

 

 真剣な表情で、ハンドルにグリップをはめる永井選手↓

 

                    

 

 

 

 

 高木隆弘選手(神奈川)

 

               

 

              四日市は3月以来、今年早くも2回目の登場。

 

 

              

 

 

 深井高志選手(東京)

 

               

 

 

 

 丸島真改選手(千葉)

 

               

 

 

 

 

勝瀬卓也選手(神奈川)

 

               

 

 一昨年4月以来の四日市登場。その時は3歳だったお嬢さんも今では5歳に。また、もう1人男の子も誕生したそうです。

 

 3歳の時は、競走から帰るたびに「勝った?」と訊かれていたそうですが、最近はだんだんと分かってきたのか、 「娘が気を遣ってくれてますよ」と、楽しそうに笑う勝瀬選手。 先日、 敗者戦で1着を取った時には、紙製の「金メダル」を首にかけてくれたそうですよ。

 

 

 

 

 赤井学選手(千葉)

 

              

 

 

 

  成清謙二郎選手(千葉)

 

               

 

 

 

 

 五日市誠選手(青森)

 

 

                 

 

 取手記念に続き、今大会も2回、伏見俊昭選手との連携。すっかりお馴染みの連携に?!

 

 

 

 

 佐藤幸治選手(秋田)

 

                

 

 四日市は初出走。前検日雨でバンク練習ができなかった為、、囲まれた記者さん達に「走ったら分かると思うけど、直線が長いよ~」 と特徴を伝授(?)されるシーンも。

 

 

 

 

 飯嶋則之選手(栃木)

 

 

               

 

             ブルーのシャツにブルーのネクタイで爽やかに登場!

 

 

 

 

 

 辻力選手(石川)

 

               

 

               パリッとしたポロシャツがよくお似合いでした!

 

 

 

 

 

小嶋敬二選手(石川)

 

               

 

 ニコニコ顔で上機嫌で売店に入ってきた小嶋選手。手に持っていたのは…

 

                  

 

                     「上機嫌のすすめ」

 

                  今、読んでいる本だそうですよ!

 

 

 

 

 

 

 中園和剛選手(福岡)

 

                

 

久留米競輪の選手会ブログによると、四日市記念の少しあと、7月3日にご結婚されたとか。中園選手ご結婚おめでとうございます! お幸せに!

 

 

 

 

 木暮安由選手(群馬)

 

           

 

 眼鏡に白シャツのコーディネートで爽やかに登場!検車場でもいつもニコニコ。記者さんからも人気者です。

 

                     

 

         

 

 

佐藤亙選手(愛知)

 

                  

 

 

                     

中澤孝之選手(大阪)

 

               

 

 

 

 

 「私は誰でしょう??」

 

 

               

 

               正解は、伊藤保文選手(京都)!

 

 

 9時過ぎには到着し、まだ人影まばらな検車場で「暇や~」とウロウロ。

 

 

 

 

 「私は誰でしょう??パート2」

 

 

              

 

     正解は…松岡貴久選手 (熊本)・柴崎淳選手(三重)!

    

 

              

 

前検日、仲良くじゃれあっていた(笑)2人でしたが、決勝では対決することとなりました。

 

              

 

 柴崎淳選手は、四日市記念3連覇がかかった今大会ではありましたが、今大会は優勝を逃しました。 しかし、毎年登場する度に、その成長ぶりを地元ファンの前で披露しています。来年は、 さらにビッグになっての四日市記念の登場を期待しています!

 

 

              

 そして、今シリーズ、スピードが光ったのが、松岡貴久選手。初日は10秒8で捲って1着! 準決Aは、10秒7で捲って2着と、そのスピードには圧倒されました。園田匠選手の優勝にも貢献し、今後の活躍に注目が集まります!

 

 

        

 

  湊聖二選手(徳島)

 

               

 

 

 沢亀浩司選手(福岡)

 

               

 

 

 

 

 山本佳嗣選手(大阪)

 

               

 

 準決勝戦では、ライン2車ではありましたが、先行策!…にさせられてしまった山本選手。かつての徹底先行の血が騒いだのか(?)、 いい逃げっぷりをみせましたが、惜しくも粘れず5着。しかし、それに応えた番手の鈴木幸紀選手が2着に入って決勝進出を決めました。 四日市は実に6年ぶりの登場です!

 

 

 

 

 藤木裕選手(京都)

 

              

 

 5月の小田原ではS級初Vも達成し、競走得点も上がってきた藤木選手。練習の成果を出して、記念でも結果を残していきたいところです。

 

 

 

 

 加藤慎平選手(岐阜)

 

          

 

 

 志村太賀選手(山梨)

 

           

 

 二次予選Bは11秒3で捲って1着クリアーでしたが、準決勝Aは4着で惜しくも決勝進出を逃しました。

 

 

 

 

 藤田大輔選手(千葉)

 

                

 

 四日市バンクは好相性。(075A級…2・1・①、昨年2S級…1・1・②) 3回目の今回は結果が出ませんでしたが、 次回の登場をお待ちしています!

 

 

 

 

 朝倉佳弘選手(東京)

 

                

 

 眼鏡をかけて、いつもとは少し違った雰囲気で登場!このあと、地元(京王閣) 記念も控えていて奮闘が期待されます。

 

 

 

 

 

柴崎俊光選手(三重)

 

                

 

 昨年の四日市記念・準決Cでは、藤田竜矢選手を捲って1着目前でしたが、 諸橋愛選手に差され2着と、 決勝進出を逃しましたが、今年は、決勝進出。弟・淳選手との兄弟連携も実現しました。

 

 決勝では、淳選手が思い切った先行策。俊光選手にもチャンスがありましたが、3着と終わりました。決勝後は、「言葉が無いですよ…」 と肩を落としていましたが、初の記念決勝入りも果たし、着実に一歩ずつ力をつけてきています。来年の記念も兄弟連携が見たいものです。

 

 8月には初のお子さんも誕生予定で、「いい励みになっています!」と、早くもパパの顔も覗かせていました。

 

 

 安東宏高選手(福岡)

 

                 

 

 5月の地元別府記念では、初の記念決勝進出も果たし、 近況競走得点も上がってきました。

 

 「地元記念は、 メンタル部分で勉強になりました。体の状態云々ではなく、気持ちひとつで、 ここまで取り組み方や走り方が変わってくるんですね。これまでは、分かっていた“つもり”だったんですけど、改めて気付きました。 肉体的なレベルというのは、積み重ねでしか上げられないじゃないですか。でも、メンタル的な成長というのは、 何かキッカケや言葉をもらうことで、その瞬間から上がりますね。そんなことを感じますね」

 

 

 

近況の戦い方については、「自力主体の自在?そうですね。 自力の気持ちが強いから、自在に動けていると思います。自在に構えていたら、完全に自力は出せないし、後手を踏みますよね。 常に気持ちとしては自力で、結果、タイミングなどで位置を取りに行ったというのもありますが、基本は動くことが大前提です」

        

そんな安東選手には、 お弟子さんが1人。一番弟子の、利根正明(とね きみはる、 97期、A3)選手です。

 

 「家が同じ市だったので、『練習を見てください』 という話だったんですよ」

 

 「大分には、他にいい選手は一杯いるじゃないですか。 そうしたら、何を血迷ったのか(笑)、僕のところに来ました。でも、そんなことを頼まれたら、 「僕にできることなら喜んで」 と、受けました。僕はまだ5年くらいしか選手をしていないけど、 その中で教えられることは、全部伝えられたらと思います」

 

 「そして…。不思議なもので、 人に教えようとすると、自分が成長しますね。逆にいつも「ありがとう」 と言いながら教えています。教えようと思って取り組むと、自分が得るものが大きいですね」

 

 お弟子さんと共に、自分自身も成長していう安東選手。今年は、 更なる大きな舞台での活躍が期待されます。

 

 

 

 

 

 

 皆様のおかげを持ちまして、今年の四日市記念も無事終了しました。

 

 

 

                

 

 

 30分ほど前には、この敢闘門には決勝メンバーが顔を揃え、戦いの前の険しい表情を見せていましたが、 今はひっそりと穏やかな夕暮れ時を迎えています。

 

              

 

ファンの皆様、四日間に渡りましてありがとうございました!次回からはまたナイター競輪がスタートしますので、 今後共四日市競輪をよろしくお願いします!

 

 

                     谷友梨子


6/19~22 開設59周年記念 泗水杯争奪戦(GⅢ)より

 こんにちは。実況の立野純です。

 

                   

 

 今年も記念の季節がやってきました。開設59周年記念泗水杯(GⅢ) 。近鉄四日市の駅前商店街には、約1か月前から横断幕も掲げられていました。

 

             

 

 今回の記念の1週間前には、四日市競輪場内で、地元選手の記念壮行会も行われました (私は残念ながら、参加できませんでしたが)。そのときの、お客様からの寄せ書きも、場内には掲示されていましたよ。

 

               

 

 今年、地元選手のあっせんは9名。うち浅井康太選手は、直前の高松宮記念杯落車による負傷で、 残念ながら欠場とはなりましたが、 地元選手が大いにシリーズを盛り上げてくれました。

 

 中でも柴崎兄弟の決勝進出、初連係は、 全国の競輪ファンからも注目の的に。兄の俊光選手は、前検日から「今年こそは決勝に!」と意気込んでいましたが、 準決Cを番手戦で見事クリア!弟の淳選手は、準決Aを辛くも突破。初の兄弟連係が、地元ホームバンクの記念決勝で実現しました。

 また、地元からは鈴木幸紀選手も決勝進出。 前々回の地元記念は特選スタートで優秀戦も走っていましたが、その後はやや低迷。しかし、この記念少し前あたりから、徐々に成績も回復。 前検日には「今年は地味に活躍することが目標です。『気づいたら上におる!』みたいな(笑)」と言っていましたが、地味どころか、 準決Bでは3連単71万円台の片棒を担ぐことに!インパクト大で、決勝に乗ってきました。

 

 個人的に印象に残った地元選手は、 シリーズオープニングレースに出走した花村直人選手。今期5年ぶりにS級復帰し、 4日制の地元記念は初出走(補充を除く)。その気迫が伝わってきた、初日の1レースでした。捲りが決まったときは誰しもが「一次予選突破だ! 」と見えましたが、惜しくもゴール前差し込まれ4着。しかし、スタンドのお客様からは「花村!よかったぞ!」 という声援、拍手が盛んに送られていました。実況していた私も、1レースから力をもらいましたね!

 

 

 シリーズを制したのは、園田匠選手(福岡・87期)。今節は、 かなり早い段階から発表された追加参戦。直前の高松宮記念杯では、いい形で一次予選を突破しましたが、二次予選Aでは、無念の1着失格 (内側追い抜き)。

 「さすがにガッカリしましたよ…」

 と語っていましたが、タテ脚には手応えを掴んでいるようでした。

 「四日市は相性よくないんですけど、今回そんなイメージを払しょくできれば…」

 と、前検日には話していましたが、勝ち上がり段階でも決勝戦でも、 抜群のキメ脚を披露しての記念初優勝!番手を回してくれた同門の先輩、大塚健一郎選手(大分・82期) が、引き上げて行く前に、園田選手の肩を「ポンポンッ!」と叩きながら祝福していたのが、とても印象的でした。

 これで記念ウイナーの仲間入り。今年ばビッグでも初の決勝進出を果たしています。鋭いタテ脚に、 位置取りの厳しさも増してくれば、さらに上位での活躍も期待できそうで、本当に楽しみです!

 

 

 さてここでは、前検日に取材した選手の中から、3選手をピックアップしてお届けしましょう。

 

 まずは、岸澤賢太選手(埼玉・91期)

 

             

 

 岸澤選手は、約2年半前のA級戦(2007年12月)以来の四日市出走。 このときは優勝を飾っていました(3・1・①)が、破った相手が、今回決勝進出を果たした、同期の柴崎俊光選手! かなり中身の濃い優勝でした。「その優勝は覚えていますよ!最後(のA級戦)だったので」と。

 

 ここに来る2節前の地元大宮戦では決勝進出。

 「そうですね。最近、成績はまとまっていると思います。一頃と比べると、だいぶ良くなっていますね」 と、明るい表情。最近のレーススタイルについて、自己分析してもらいました。

 「カマシ、捲りの方が得意?う~ん…、どうですかねぇ。 基本は押さえ先行なんですけど、別にカマシでもいいですし。 そんなにダッシュもいいタイプではないですから…。地脚、ダッシュが五分五分?ん~、微妙な感じですね。僕は、捲りだど、 意外と残れないことが多いんですよ。逆に、ペースで駆けた方がいいですね」

 

 今回の記念は、中8日での参加。「来る前も、太田真一さんのグループで、しっかり練習してきました! 」と、明るく語ってくれました。

 

 今節は選抜スタート。その選抜戦では、藤田大輔選手(千葉・91期) との同期対決2分戦。戦前は「藤田さんには負けていることが多くて…」というコメントも残していて、 人気も譲った形にはなっていました。が、レースではジャン前からの突っ張り先行!2着に残って、 同期対決を制しました。

 勝ち上がった二次予選Aでは、番手に伏見俊昭選手(福島・75期)が付く番組に! ただ、レースでは残念ながら、別戦の永井清史選手(岐阜・88期)を叩き切れずに終わってしまいました(結果は、 伏見選手が自力に転じての逃げ切り勝ち)。

 4日間通してバックを取れたのは初日のみに終わってしまいましたが、 積極性もあって戦歴も戻ってきた近況。7月からの新番組制度では、予選スタートになるかと思いますが、上位定着の力は十分!S級初Vも、 そう遠い話ではないかもしれませんね。

 

 

 次に、中園和剛選手(福岡・89期)をピックアップ。

 

               

 

 四日市はおととし11月以来の出走。このときは「相手に嫌がられる選手になりたい」 と語っていましたが、その言葉どおり、自力主体に位置取りも含め、 とにかく前々に攻めてくる選手。ファンの立場からすれば、車券に絡めたくなる選手ではないでしょうか。 ただ、成績を見ると、予選、一般戦でも着が安定しない近況です。

 

 「ちょっと最近よくないですね…。練習の感じは悪くなく、調子は決して悪くない。ただ、 結果に結びついていないですね。ちょっとしたことなんでしょうけど、その“ちょっとしたこと” が難しいですね」…と、少々悩みぎみ(?)の表情から取材はスタート。

 

 「組み立て面?そこもあるでしょうね。 考えて走りすぎなのかもしれませんよかった頃は『行かなきゃ!』 と思ったときには、勝手に行ってました。今、そこを考えている時点で、組み立てに失敗していますね。 『アッ!』と思っているときにワンテンポ遅れて、考えて行くまでにツーテンポ遅れて…。いいときは、行けるときにはもう踏んでいるので、 そういう状態を作っていかなきゃいけません。そこは、走りながら戻していかなきゃダメですね」

 

 そんな中園選手に、改めてレーススタイルを話してもらいました。

 「レースは、自力基本に組み立てて、何でもやるって感じですね。 誰も来なければ駆けますし」

 「調子がいいときは“自力基本”なんですけど、最近のように(成績が)悪いときは、 自在色が強くなって…。“自在”はどこかにあるけど、また“自力”の気持ちを強めに持っていきたい。 絶対先行する訳でもなく、かと言って捲りに構える訳でもなく。展開によって使いわけたい」

 「とにかく力を出し切りたい。負けるときは中途半端に終わっていることが多いので、 その辺りを今回課題にして、どんな展開でも力を出し切ることを考えたい」

 

 そう前検日に語って、臨んだ初日4レース一次予選。

 人気は片寄雄己選手-高橋武選手の南関両者に集まっていましたが、前々に踏んでいた中園選手は、 片寄選手のカマシに一瞬離れた高橋選手を見逃さずに、番手を奪取!ゴール前は倉岡慎太郎選手に1/4輪差されたものの、 九州ワンツーで低評価を覆しました!

 

 必ず一度は動いてレースを作る中園選手ですが、来期はA級暮らしとなります。

 「来期はA級ですが、『S級から落ちてきた』と思わずに、『ここからまた始める!』 くらいの気持ちで臨みたい。“初心に戻る”じゃないですけど、『ここからまた上がっていく』 というつもりで。そしたらまた(S級に)上がってこれると思います!」

 

 常に前向きな姿勢、気持ちで取り組む中園選手。来期は正念場のA級戦ですが、 とにかく持ち味をフルに活かして、また上のステージで戦ってくれることを期待します。

 

 

 最後に、佐藤幸治選手(秋田・92期)をご紹介しましょう。

 

             

 

 佐藤選手は、四日市初出走。昨年後期(7月)からS級に上がり、 S級戦でも先行主体の攻めで力をつけ、各地の記念でも勝ち上がり戦で好走を見せています。本人も「記念の方が、 FⅠよりも成績がいいので、自分でもビックリなんですけど(笑)」と話していましたよ。

 

 「S級には徐々に慣れてきましたけど、まだ波が激しいですね。悪いときは、 うまく駆けられなかったり、内に詰まったり…。あとは体調ですかね。逆にいいときは、先行しても捲りに回っても、 体の反応がいいんですよ。頭で考えるより、体が先に動くって感じですね」

 

 そんな佐藤選手に、自己の脚質やスタイルを聞いてみました。

 「脚質は地脚タイプです。先行か捲りかのこだわりは、 あまりありません。緩んだところを、すかさず行けるようにしています。でも、位置取りも大切なので、 位置取りのこだわりも多少あります。位置をうまく取らなきゃ勝てないし…。でも、その辺りはまだまだ甘いですね…」

 

 先月の立川戦では、今年初、S級では3回目となる決勝進出を果たしていましたが、その決勝戦は2着! ホームからのカマシ先行で、人気のテーンムルダー選手(オランダ)を破っていました。

 「あれは惜しかったですね。前の人がそんなに行ってなかったので『ここは俺が行ってやろう!』 と思って、思い切って行ったんですけどね」

 S級初優勝はお預けとなりましたが、まだまだこれからの選手であることは間違いありません。

 

 今回の記念では、連日人気を背負っての走り。一次予選では、メイン扱いの5レースに組まれましたが、 別戦に警戒され、突っ張られて7着敗退。しかし、残りの3日間は1着(逃げ)→1着(逃げ)→2着(捲追込)でまとめました。 今後どこまで大きくなるのか、楽しみな一人と言えるのではないでしょうか!

 

 

 さて、昼間開催の記念が終わって、次回からは再びナイターに。次回は7月22日 (木)~24日(土)のFⅡ戦。最終日は土曜日ですので、翌日も含めてお休みという方の多いのでは? お近くの方はもちろん、遠方の方も旅打ちで、ぜひ本場へお越しください!


斉藤正剛V(北海道・66期) 2010年5月10日~12日

 こんにちは。 BBライブスタジオ担当の谷友梨子です。

                  

 今シリーズは、御在所ロープウェイ杯 (FⅠ)が、 2010年5月10日~12日の日程で行われました。

 

 S級優勝は、斉藤正剛選手(北海道・66期)。

            

                  (優勝後、 検車場で)

 直前の弥彦に続いての連覇です!

 

 決勝は、 三宅達也選手(岡山)、 坂本貴史選手 (青森)、 丸山啓一選手(静岡)にラインができての3分戦。

      坂本貴史選手

 

 中でも人気は、 3日間連係となった、 西日本の差し目。加倉正義選手 (福岡)- 三宅選手の組み合わせが、5.7倍で1番人気。

            

             初日終了後の、 加倉選手と三宅選手

 差がなく三宅選手の押し切りが6.2倍。坂本選手からの突き抜け、斉藤選手-中村淳選手(栃木) が6.4倍で3番人気と続いていました。

 

 レースは、後ろ攻めの坂本選手が、 ジャンから押さえ先行。 前受けから引いた丸山選手が5番手。 三宅選手が7番手で、最終ホームを通過。

 タテ一列が崩れたのは、バックに入ってから。 中団から丸山選手、 7番手から三宅選手が捲っていきましたが、 4コーナー手前で斉藤選手が、 丸山選手の捲りに合わせて発進! 追いすがる中村選手を1/2車身退けての優勝。

 

            

 

 直前の弥彦では、坂本選手- 菅田壱道選手-斉藤選手の並びから、菅田選手の番手捲りを差しての優勝でしたが、 今回は坂本選手にジカにマークしての優勝。 これでFⅠ連覇となり、来月高松宮記念杯に向け、 弾みのついたVとなりました。

              

              優勝後、 阿久津浩之選手(群馬・94期)

 優勝インタビューでは、「決勝は、前には坂本君がいて、 後ろには関東勢も付いてくれたので、安心して臨めました。昔、お父さん (坂本勉選手) を引っ張ってきて、 よかったです(笑)」

 

 「坂本君はいつも行ってくれて、気持ちがいい。(坂本君は)まだまだ強くなりますよ。あそこまで行ってくれたので、 (丸山選手が捲ってきてからは)勝たせてもらいました。後輩に引っ張ってもらうのは、 気持ちいいもので、嬉しいです」

 

            

 

 「40歳を過ぎて、FⅠ連覇なんて、信じられないです。 今年は、 ビッグレースで落車してしまっているので、この後は高松宮記念杯に向けて、 頑張っていきたいです」

 

           

  斉藤選手・・吉田輪太郎選手・志村正洋選手(神奈川)

       

競走だけではなく、検車場でも、元気いっぱい賑やかだった斉藤選手。 快進撃はまだまだ続きそうです!

 

 

 決勝2着 中村淳選手(栃木・69期)

             

  「決勝は、坂本君の3番手を固めます。番手の斉藤君は脚があるタイプだから、抜くまではどうかな…」と、 準決後に話していた中村選手。 斉藤正剛選手マークの2着と終わりました。

 2月の玉野で落車 (左鎖骨骨折)。2か月欠場して、4月の小松島共同通信社杯で復帰しましたが、初日に失格。

 

 1場所欠場し、 臨んだ直前の平塚記念では今年2回目の記念決勝進出を決め、 これがいいきっかけになってくれればと思いました。 骨折明けの痛みはないですが、肩にまだ違和感がありますね」と話していました。

             

            決勝を終えて、 検車場を後にする直前の中村選手

 優勝はなりませんでしたが、今シリーズは全て連絡み。来月には高松宮記念杯を控えており、 またいい流れを作っていきたいものです!

 

 

 3着 三宅達也選手 (岡山・79期)

             

  決勝は、 後方に置かれ、7番手から捲り追込んでいきましたが、3着と終わりました。    

 直前の平塚記念は、3連勝で決勝入り。 「3連勝して自信になりました。 (平塚)決勝は先行しましたけど、 僕は行ける所から行くタイプですから、あれは流れですね。平塚記念から、急に自転車の伸びがよくなりましたね」

 「四日市は、記念の決勝にも乗っているし、ナイター優勝もあるし、相性いいですね」

 

 

 <S級決勝メンバー>

 中山善仁選手(新潟・73期)

             

 近況、FⅠ戦では決勝シートを外していないのが、中山選手。

 「最近は、 いい波に乗れています。今回は、 初日ふがいなかった分、 準決勝はやる気が出た。いいコースが空きましたね」

 

 

 富永益生選手(愛知・66期)

             

 3場所連続決勝入りの富永選手。

 「近況は、 やっと自分の体が言うことを聞いてくれていますね」

              

              後輩の鈴木伸之選手と。いい笑顔です!

  「四日市は、 あまりいいイメージがなかったけど(笑)、2走とも展開に恵まれて決勝に乗れました」

 

 

 丸山啓一選手(静岡・74期)

                  

       

 2日前の急な追加にもかかわらず、 決勝入りを決めた丸山選手。

 「予期せぬ追加でしたけど、たまたまマッサージにも行っていたので、普通の正規配分と何ら変わりはないです。 去年の末に調子を崩して、 しっくり来ないときが続いたんですけど、 前回からようやくアタリが来ました!自力の数字は少し減っていますが、 動く番組なら、カマシ先行もありますよ」

 

 

 加倉正義選手(福岡・68期)           

       

                   

 四日市は、昨年8月以来の登場。 前回は優勝でしたが、残念ながら、連覇はなりませんでした。

  「今回は新車です。 初日はフワフワした感じがありましたが、その反省を踏まえて、準決は早くからセッティングした甲斐がありました。 四日市は相性のいいバンクだと、 自分では思っています」

 趣味は「ゴルフ」という加倉選手です。

 

 

  鮒田博文選手(三重・ 79期)

      

                   

 今期、初のS級入りを果たした鮒田選手。「準決勝は、コースも見えて、 よく伸びました」と、今回S級2回目の決勝進出。地元戦では初です!

 「A級のときと特に変わったことはしていませんが、 S級でもうまく流れに乗れていますね。A級のときと変わらず走れていますよ」

 「S級の雰囲気は、やっぱり走る前はちょっとびびります。でも、先輩からは、 場数を踏まなくちゃ駄目だと言われていますから」

        

      

 坂本貴史選手(青森・94期)

             

 「四日市は初めてですが、 走りやすいですね。 僕の持ち味は、 長い距離をもがけることです。 脚質は地脚。ダッシュはないですね」

 「最近のレース内容ですか? ん~、まだまだ課題は多いですね…。S級は結果が求められますから。駄目ならA級に落ちるわけですから。 主導権を取って勝ちたいですね」

 今期、初S。2月千葉でS級初Vを決めてから、FⅠ戦では全て決勝入りを果たしています。 これからに大いに期待が集まります!

 

 「ブログをやっていますので、みなさん見てくださいね」とのとでしたよ。

     

    

 A級優勝は、西村光太選手(三重・96期)

            

             優勝直後、 BBライブスタジオに登場

 「地元の優勝は、めちゃめちゃ狙っていたので、優勝できて嬉しいです。 去年12月名古屋で初優勝してからは、(決勝戦で) 2着が何回もあったんですけど、なかなか1着が取れなくて…」

 「昨夜、 師匠には、 「取りに行け!」と言われていたので、決勝は1着しか考えていませんでした」

 

     師匠の萩原操選手と

        ↑ 西村選手~。 若干、表情が引きつってませんか~??(笑)

 

 「今回は初めて師匠と同じあっせんでしたが、 めちゃめちゃ緊張しました。 宿舎の部屋は違いましたけど…」

 「今回対戦した、同期の小川(祐司)さんとは、 脚質が本当に似ている(地脚タイプ) ので、「どういう所を突かれたら厳しい」 というのも分かっています。7番手になりましたが、 小川さんが2コーナーから捲ってくれるのを信じていました。 そこを捲り追い込むことができました」

 

 「ゴールした瞬間ですか?本当に嬉しかったですね。 久しぶりの優勝というのもありますし、 地元のファンの皆さんの声援も届いていましたから」

 

            

            自転車は師匠と同じ色、 ゴールドです。 

 

 「来期はまだA級ですが、今期はS級の点数を取って、来年はS級で走ります。師匠の前で走るまでは、 自力でしっかり頑張っていきます」   

                      

 趣味は、「コメダ珈琲通い」←(中部で人気のあるコーヒーショップ) と、「サウナ」 という西村選手。最近は、 茶髪にイメチェンしました!

 

 今期はS級の点を確保し、来々期は師匠を引っ張る競走を見せてください!

 

 

 「師匠です」

             

               萩原操選手(三重・51期)

 萩原操選手の、今一番若いお弟子さんは、西村光太選手ですが、最近、 新しいお弟子さんを取ったそうです。

 「2カ月半前から、弟子ができたよ。今、26歳なんだけど、自転車は初めての奴なんだよね。昔、バスケットをやっていて、 スポーツはやってたんだけど。自転車が、0(ゼロ)発進の弟子というのは、初めて」

 「26歳だから、後がない。朝7時頃から、僕も一緒に練習してるよ。 毎日強くなっていくのがわかるし、一生懸命やっているから、教えがいがある。千メートルも12秒台とタイムも出てきたよ」

 

 とにかく、毎日毎日自転車に乗っているのが萩原選手。「例え、毎日、ちょっと乗るだけでも年数が経てば、 それが大きな差になってくるからね」

 もともと練習量の多い萩原選手ではありますが、最近はお弟子さんとの練習もあり、さらに充実した練習へと繋がっているようです。

 底力のある萩原パワーは、年々、威力を増していますよ!

     

 

 「初日終了後の福井コンビ」

        

        松山勝久選手 (73期)・宮腰圭祐選手(96期)

     松山勝久選手

  ここ2節、失格・ 落車とリズムがよくなかった松山選手。しかし、今シリーズ初日は、自ら内切り込んで、 番手を捌いて取りきり、直線追込んで1着と、 素晴らしい立ち回りを見せていました!

  「流れが悪いのではなく、流れというのは自分で作るものですから」 とニッコリ。前向きな、 勝負に対する強い気持ちが伺えました。

 

    宮腰圭祐選手 

  「冬場は雪が多かったのですが、冬季移動はしていませんでした。 練習もやっていましたが、 夏場と比べると、練習量が落ちて、脚も落ちていましたね…。でも、 今は練習もしっかりできるようになりましたよ」

 

 

  一丸政貴選手 (愛知・69期)

            

 1~3月中旬にかけては、ヘルニアで90日間の欠場。今シリーズは復帰4場所目でした。

 「1ヵ月半、寝たきりになりましたからね。正直、 焦りはありましたよ。今は、練習はこなせるようになってきました」

 「僕が寝たきりで入院していた姿を知っている先輩が、 今ちゃんと自転車に乗って練習している僕の姿を見て、その回復ぶりにびっくりしたぐらいです(苦笑)」

 

 前期S級の一丸選手。長欠明け後の成績がまとまらず、 近況は予選スタートになっていますが、寝たきりから自転車に乗れるまでに復活したその精神力で、 ここは踏ん張っていきたいところです。 

 

 

 

 児玉利文選手(岐阜・76期)

             

 とにかく根っからの自転車好きの児玉選手。ちなみに、奥様も、元自転車競技の選手をされていました。

 児玉選手の話からは、いつも自転車に対する愛が溢れています。

 

 

 伊藤正樹選手(愛知・71期)

              

 大ギアブームの中、3.54のギアで強烈な捲りを繰り出す伊藤選手。

 

 伊藤選手というと、失礼ながら、 後方8番手が定位置といったイメージがありますが、「中団取りで無駄脚を使うぐらいなら、 あっさり引いて捲った方がいいし」と涼しい顔。たまにうまく中団を取れたりすると、「え?位置良すぎ!」 と逆に緊張してしまうんだとか。

  

 競走で意識していることを訊いてみると、 「捲りにこだわること」 とニンマリ。

 

 

 ギアについては「変えるつもりはない」とキッパリ。ただ、次々と強力な若手機動力タイプが出てくる中、やはり試行錯誤はあるようです。

 

 これまで、 99年モデルの10年もののフレームに乗っていた伊藤選手ですが、 「4月の松阪の最終日からフレームを変えました 色々試してみたいから」と、 思いきって自転車を変え、次の場所の大垣では今年2回目の優勝を自力で飾りました。

 

           新フレームです!

 

    

 昨年は、8月の函館記念で、左鎖骨骨折。最近は、 「ようやく体も戻って練習もしっかりできてきました。 ただ、今でも痛む時があるんですけどね」

 

 

 

 ところで、伊藤選手は車や旅が大好き。現地の名物を食べるのも好きとのこと。ちなみに、 全競輪場はもちろん車で制覇。「遠かったのは、 函館、佐世保かな~」と、 若い頃はキャンピングカーで移動していたそうですよ!

 

 また先日は、四国88箇所巡り、お遍路を遂に達成。でも、「まだ、『別格』 っていう20箇所をまわらないと」と…、 まだまだ伊藤選手の旅は続きそうです!

 

 

      萩原操選手と

 

 

 最近は若手に前を任せての競走も多くなりましたが、もちろんこれからも自力で立ち回っていきます。     

 

  「自分に負けないというプライドだけで走っています。自転車でなんて、 自分より強い人はいくらでもいるから。 自分に負けたら強くなれないですからね」

 

 

 

 

 「初日終了後の群馬勢」

        

 

            「明日(2日目)、連携します♪」

        

        豊田一馬選手(73期)・橋爪亮選手 (91期)

 橋爪選手は、「四日市は3年前の記念以来、2回目です。1着取ったし、覚えていますよ。 四日市にはいいイメージがあります。僕はダッシュがないので、 カマシ・捲りよりも、押さえて駆けたいですね。近況、 成績に波はありますけど、調子はいいですよ」

 

    金子真也選手(69期)

          仲がいいという斉藤正剛選手と

          

 「クリスマスに電話で喋ったぐらいだもんな(笑)」と、斉藤選手。

 本当に楽しそうに話しこんでいた2人でした!

 

 

 鈴木邦明選手(三重・59期)

              

 昨年は怪我などもあり、長期欠場もあった鈴木選手ですが、今はすっかり元気な表情です。

 鈴木選手は、松阪競輪場の開催指導員をしているので、 地元で競走に参加できるのは、この四日市競輪場のみになります。

 趣味は、「魚釣り」。「海釣りですね~」とのこと。

 

 

 山崎吉晴選手(三重・56期)

             

 フレームを見ると、「玉木勝美」(岐阜)という名前が。 「2年ぐらい前から玉木君のフレームを使わせてもらっているんです」

 「近況は、良かったり悪かったりかな~(苦笑)」

 趣味は、「ツーリング」「音楽鑑賞」だそうですよ。

 

 

 柴田昌樹選手(愛知・79期)         

             

 直前の松山は予選スタートになってしまいましたが、 逃げて2連勝で久々の決勝入りを決め、2着に入っていました。

 「3月から4月にかけて、1ヵ月くらい間があっのでしっかり練習できましたから」

 家に帰れば、女の子と男の子の2人のお子さんのパパです。

 

 

 「88期コンビ」

          

         吉田輪太郎選手(神奈川)・藤田竜矢選手(埼玉)

 吉田選手は、初日はカマシ先行で2着、 ラインで上位独占を決めていました。

 藤田選手は、「四日市はどうもよくないですよねぇ…」と、 前検日話していましたが、初日は赤板から誘導を切っての先行策。人気の三宅達也選手を捲らせず、逃げ切り勝ち。 ラインでワンツースリーでした

 

 

 「2日目ワンツーを決めた愛知コンビ」

             

         鈴木伸之選手 (87期)・林巨人選手(91期)

 初日終了後、自転車を見ながら、何やら熱心に話していたので隠し撮りをしたのですが、「あ。 知ってましたよ」と、隠し撮りはバレていました(笑)。慌てて撮ったせいか画像が暗くすみません…。

 2日目一般戦で連携し、一気の捲りを決めたのが鈴木選手、 その鈴木選手をゴール前捉えた林選手が1着と、愛知コンビでワンツーが決まり、見事一番人気に応えていました。

 

 

 「四日市名物・トンテキはいかがでした?」

             

            善利裕生選手(滋賀・81期)

 「帰りに、トンテキを食べて帰ろうと思っているんだよね。まだ、 食べたことがないんだよ」と、ニコニコ顔だった善利選手。

 「トンテキ」とは、四日市のご当地B級グルメ。 簡単に言うと、「豚のステーキ」。分厚い豚肉をにんにくと一緒に濃い目のタレでソテー、 その横にはたっぷりの千切りキャベツ! 

 まさに競走終わりの善利選手のペコぺコお腹には持って来いの、こってりグルメ!

 善利選手、お味はいかがでした?

 

 

 「66番」      

             

             奥平充男選手(京都・93期)

 現在、 38歳の奥平選手。競輪学校の年齢制限が撤廃された最初の期、 93期として入校し、2008年の1月にデビュー。1971年生まれで、デビュー時の年齢が36歳。「オールドルーキー」と称され、 話題となりました。

 年齢制限がなくなったと友人から聞かされたのが、34歳の4月。 ずっとアマチュアで自転車競技をやっていて国体でも実績はあったのですが、仕事もやっていたので、その少し前に自転車を辞めていたとか。

 

「でもやっぱり心残りみたいなものがあったんでしょうね。年齢制限が無くなったというのを知って、 隠れていた思いがまた沸々と…。何も考えずにコレだと思い、1回の試験(初受験・適正)で合格しました。よくみんなに、すごい決断だね、 よく決心したねとか言われるんですけど、迷いは全然ありませんでしたよ」

 

  

競輪学校では、とにかく劣等生で、毎日教官に怒られていました。 本当にできなくて、みんなについていけなくて… 。競走訓練でも、鐘がなる前に脚がいっぱいで。僕、生徒番号が66番だったんですけど、 いつも教官に『66番!!』と怒鳴られていて」

 

「でも、それは教官が厳しいというよりは、自分ができなくて、訓練についていけなかっただけなので、 自分が悪いっていうのを僕自身が一番よく分かっていましたからね」

 

奥平選手には、競輪学校入学の1年半前に結婚した奥様もいらっしゃるんですが、「せっかく学校に入ったけど、俺、 選手になれないかもしれない。別の仕事を探さないといけないかもしれない」と、奥様にも話していたぐらいだったそうで。

 

「在校成績は71人中69位。でも。ぼくより下の2人は、 先行して自分の競走をして結果がでなかっただけですから。僕は何もせず、追い込みで69位(苦笑)」

 

「教官も、毎日毎日『66番!!』って怒鳴っていたから、 この番号は忘れられないんじゃないですかね(苦笑)。 でもね、久々に教官に会ったら、 その厳しかった教官が僕の競走をよく見てくれていたりするんですよね!」

 

さて、近況の「66番」はというと、「練習の感じはすごくいいんですが、それが実戦に結びついていない。 スピードは、 以前より上がっているんですけど…」

 

「生徒番号66番」の奮闘は続きます!

 

 

 今シリーズ、BBライブスタジオにゲスト登場してくれたのは、

         

        常川佳介選手(88期)・上田裕和選手(86期)

           「同学年の2人です♪」

 

                   谷友梨子

 次回は四日市記念です。本場でもぜひお楽しみください!

 


5/10~12 御在所ロープウェイ杯(FⅠ)より

 こんにちは。実況の立野純です。

 

                   

 

 GWも終わって、いよいよ初夏の雰囲気も漂ってきました。汗をかく日も増えてきたような気がします。 とは言え、まだまだお天気や気温も不安定な時期が続きます。体調管理はしっかり心がけたいものですね。

 

 今節の初日には、場内でイベントが行われました。

 

               

 

 スピードチャンネルでもお馴染みの企画番組『トシマサが往く』 の、公開収録です。

 

             

 

 写真は、開門前の場内ドリームステージ。本当は、 このステージでのトークショー中に行きたかったのですが、いかんせん5レース発売中では、実況席から下に降りることもできず…。

 私は見に行くことができませんでしたが、ご覧になられた方は、きっと大いに楽しまれたことでしょう。

 

 吉岡稔真さんが引退されてから、もうすぐ3年半ですか…。 早いですねぇ。私は残念ながら直接お会いしたことはありませんが、現役時代は車券で随分お世話になったものです。が、それは逆の意味で(笑) 。めちゃめちゃ強すぎて、枠単しかなかった時代は、アタマ車券は全て10倍未満なんてことも(『吉岡オッズ』 というやつですね)。ひねくれ者の私は、その低配当を外して、痛い目に遭ったものでした(笑)。

 そんな私が、車券で大連敗記録(?)を更新していたとき、「とりあえず、的中車券を手にしたい。 悪い流れを断ち切れるなら、元返しでもいいから払戻窓口に並びたい!」という悲壮感漂う思いから、 吉岡さんの単勝車券を買ったことがありました。

 平成7年3月、第48回松戸ダービー。ピンピンで勝ち上がった吉岡さん。当然準決勝も大本命に!

 

             

 

 結果、まさかの6着でした(泣)。博才のなさは、今も昔も変わっていません…。

 

 ファンの皆さんには、吉岡さんに関していろいろな思い出があることでしょう。今回収録されたものは、 おそらく記念競輪前に、スピードチャンネルで放映されるものかと思われますので(←スピードチャンネルさんに確認した訳ではありませんが)、 スピードチャンネルにご加入の方は、ぜひご覧になってください!

 

 

 さて、5月2節目の四日市ナイターは、『御在所ロープウェイ杯(FⅠ)』 。前節に引き続き、好メンバーが揃いました。

 今回のS級戦を制したのは、斉藤正剛選手(北海道・66期)。 坂本貴史選手(青森・94期)の先行でしたが、この絶好のハコから追い込んでの優勝!前回弥彦に続いて、 FⅠ連覇となりました。昨年11月競輪祭(GⅠ)では決勝進出を果たしたものの、 今年に入ってからのビッグレースでは『落』の漢字を並べてしまう不運が続いていました。しかし、ここに来て再浮上。来月の高松宮記念杯 (GⅠ)に向けて、まさに弾みのつく優勝となりました。

 

 

 ではここでは、今節出走した選手の中から、S級とA級、1人ずつピックアップしてお届けしましょう。

 

 まずはS級から。片折亮太選手(埼玉・92期)です。

 

             

 

 今回は追加参戦。ある選手からは「おっ!いい選手が追加で来たね」との声も聞かれました!お爺さん、 おじさん、お父さん、お兄さんは競輪選手という、まさに競輪ファミリー。そんなサラブレッドが、 今回四日市に追加で初出走となりました。

 

 「脚質ですか?ダッシュもそれほどないですからねぇ…。ダッシュ、地脚、五分五分くらいですかね。 A級のときは、勝ちにこだわってあまりよくなかったんですけど、 今期のS級では押さえ先行ばかりで戦っていますよ

 

 4月下旬に行われた地元、西武園記念では、 一次予選→二次予選Bを、ともに押さえ先行で逃げ切り勝ち!初の準決勝Aでは、練習グループの先輩、藤田竜矢選手(埼玉・88期) を決勝進出に導くカマシ先行。最終日の順位決定B戦では、地元埼玉5人の前を務めて、責任を果たすなど、 全国に名前をアピールしました。

 「地元記念は緊張しました。夜も眠れませんでしたよ。中でも、初日が一番緊張しましたね。 初日を勝ち上がれるのと、勝ち上がれないのでは、随分違いますから。(予選のピンピンは)恵まれです」

 

 今期初S級でも、予選、一般戦クラスなら、逃げての1着、2着も多く見られます。ですが、 本人は決して納得はしていません。

 「今のところは、まだごまかして走っている感じがしますね。直前の弥彦(準決勝)では、岡村(潤) さんに捲られましたが、上の人とは力の差を感じますね」

 

 もちろん今は、まだまだこれから力をつけるとき。普段は練習グループの 『森林公園グループ』で、汗を流しています。

 「以前は戸張俊行さんがリーダーでしたが、戸張さんが引退されてからは、 板羽俊一さんが中心となって練習しています。練習環境はとてもいいですよ」

 ちなみに、どんな練習グループかを覗いてみたい方は、『大宮 森林公園グループ』 で検索してみてください。少し前のものですが、動画を見ることができますよ。

 

 今回の四日市戦。予選ではジャン前からの押さえ先行。「2着に残れるかな」 という感じで実況していましたが、結果は『微差→1/4輪差』の惜しい3着。準決勝勝ち上がりはなりませんでした。が、連日公言どおりの、 押さえ先行主体の攻め。「点数をもっと上げていきたい」と意欲も十分。今後もその“先行” に期待が集まります!

 

 

 では今度はA級戦から。小川祐司選手(愛媛・96期)です。

 

             

 

 今年初戦の別府で、チャレンジ戦9連勝を決めて2班特進。 その後の1・2班戦では、あれよあれよと言う間にV5! 先月は武雄のルーキーチャンピオンレースにも出走していました。

 

 「1・2班戦には慣れてきましたけど、やっぱり相手は強いので、よく考えて走らないといけませんね。 脚質は地脚先行基本なんですけど、仮に後方に置かれても、 落ち着いて走れるようにしないといけませんね」

 …とは言え、わずか3か月で1・2班戦優勝5回は、なかなかできることではありません!が、 その5回をよく見ると、松山2回、あとは観音寺、小松島、高知が1回ずつ。

 「そうなんです。全部四国なんですよ。四国はいいんですけど、他が…。奈良も飛んだし、武雄も、 静岡も…」と、やや苦笑ぎみでした。

 

 その小川選手の師匠は、 タイトルホルダーの梶應弘樹選手

 「師匠からは、最近はそうそう言われなくなりました。ただ、『自分のレースをする』ということと 『早く上に上がって走れ。S級になったときのことを考えて走れ』とは言われています」

 今回ともに走った西村光太選手(三重)、そして先に上がった深谷知広選手(愛知)らと、 来年の今頃は、96期勢がS級を盛り上げているかもしれません!

 

 小川選手は、京都の同志社大学出身。学生時代はボート競技で活躍していました。

 「大学を出て、サラリーマンをやりながらもボートはやっていました。けど、 その後サラリーマンも辞めてしまって…。福岡にある、スポーツトレーナーの専門学校に通っていたのですが、そのときのジムに、 福岡の競輪選手が何人か来ていました。それで『競輪を目指そうかな…』と思って、適性で競輪学校を受けたんです」

 「いい仕事に就けたのではないですか?」と尋ねてみたら、

 「はい!いい仕事に就けたと思います!

と!

 

 「今回は中部初なので、何とかしたいですね」

 前検日にはそう意気込んでいた小川選手。ところが今回は、決勝にこそ勝ち上がったものの、 昇班してから初めて未勝利の3日間に…。同期の西村光太選手の優勝を、後ろで見る決勝ゴールとなってしまいました。ただ、 今後は間違いなく強くなっていく選手なので、ファンの皆さまも、要マークですよ!

 

 

 さて、通年ナイターでお馴染みの四日市競輪場ですが、 次回は年に1回の昼間開催=記念競輪です!

 『開設59周年記念 泗水杯争奪戦』

 6月19日(土)~22日(火)の4日間。 S級S班8選手をはじめ、地元記念連覇中の柴﨑淳選手も出場予定。お近くの方はもちろん、遠方からの旅打ちの方のご来場も、 お待ちしています!

 

 ちなみに、四日市のB級グルメは『トンテキ』! 昼は記念競輪でお財布を、夜はトンテキでお腹を満たす… なんてコースはいかがですか?

 

             

       (↑『とんてきマップ』検索すればダウンロードできますよ。↓)

             


プロフィール


カレンダー